今日も良いお天気でした。午後から雲が広がると聞いて、午前中のうちに隣町へおさんぽ
に行ってきました。桜の季節が通り過ぎつつあるとは思っていたけれど、どうやら初夏が
始まっちゃったみたいでした。ウワミズザクラは終わっちゃって、オトコヨウゾメばかり
かミズキまで咲き始めていました。いよいよ、当ブログ恒例の「木に咲く白い花」の季節
がやって来たようです。白い花をご紹介する前に4月の写真を片付けましょう。
記事の方は4/1に隣町で撮ってきた写真。隣町の公園裏、北向きの斜面で見てきた
草花をいくつかご紹介します。

北向きの斜面の端にある「日陰の林」。ウリカエデ他いろんな木の芽やつぼみを眺めた
足元のアオイスミレ。
去年、群落をだいぶ荒らされちゃって、今年はこれひと株しか咲いていなかったけれど、
その後もりもり葉っぱを繁らせています。他の場所にも小さな株が点々と。きっと来年は
群落を復活してくれるものと期待しています。
他の場所の一例はこの、カタクリの隣。

4/1のことですからね、まだカタクリも咲いていました、
それからすぐそばにはこんな葉っぱ。

夏の花、コバギボウシの芽です。これから葉っぱを育てて夏を迎えます。
こちらは秋の花、ヤマジノホトトギスの芽。

カタクリとはまた違った、まだら模様の葉っぱです。
去年、全然、花を咲かせてもらえなかったノダケも、順調に今年の芽を育てています。

今年は何とか咲けると良いね。私も楽しみに待っています。
「日陰の林」を出てすぐの道ばた。小さくて青い花はキュウリグサ。

この時期、見るたび撮りたくなっちゃうお花です。小さいんだけどね。
それから、オオアラセイトウのお花畑も撮っておきました。

一面の紫色。綺麗ですよね。
「北向きの斜面」の中ほど、フキノトウを眺めたあたり、ここにあったカタクリも
ちゃんと写真に撮ってきました。

つぼみだけじゃ寂しいからね。
まあ、うっかり消しちゃった3/29の方が、奇麗に咲いていたんだけれどしかたない。

出来るだけ綺麗なお花を選んでアップをとりました。いくら4/1といえども、カタクリの
お花は盛りをちょこっと過ぎた頃でした。
桜咲いて、カタクリ終わったら、次の北向きの斜面のお楽しみはチゴユリの花。
毎年眺めているあたりで、一応、念のために一枚。

斜面は立ち入り禁止です。←最近看板が出るようになりました。
近づけないので、家に帰ってパソコンで拡大して、そろそろ芽が出ていやしないか確認。
あらなんと、出てました。

白矢印の所が、チゴユリの芽です。次に行ったときには咲いていないか確かめなくっちゃ。
ああ、春は忙しい ♪
2008/ 4/23付 「チゴユリ」
お楽しみのお約束を心のスケジュール帳に記載したら、次はカタクリの保護地。
しおれかけたカタクリはもうねらいません。次のターゲットはジロボウエンゴサク。

保護地のロープから だいぶ離れた場所に咲いていました。精一杯の望遠でねらいます。
ちいさくて楚々として、野草らしさいっぱいのジロボウエンゴサク。
今年もなんとか撮れました。ああ嬉しい。
2008/ 4/ 7付 「ニリンソウなど」 ジロボウエンゴサク
ついでにこちらはヤブニンジン。
羊歯みたいな葉っぱですが、質は柔らかくて若干毛深いです。

白い花が咲いても、ひっつき虫な実が付いても、また見に来るね。
2008/ 4/16付 「「北向き斜面」の春の花」 ヤブニンジン
まだまだ木の花の写真が残っているのですが、草の写真はこれでおしまい。
最後に家の近くでノジスミレを見かけました。

すみれのりレーも順調に推移しています。4月下旬に入った我が家周辺ではすでに
次へバトンが渡っていますもの。
次は「北向きの斜面」で見つけた、目立つお花、目立たないお花をいろいろ見て頂く
予定です。