舞ったのに、なんて事でしょうねぇ。今日は白いアジサイ似の花、アナベルを見かけ
ちゃいました。うわぁ、もう夏だわ。なんだか忙しいですねぇ。
記事の方はまだ雪も舞っていない4/2の写真。

近くのお山がパステルカラーに染まる頃、極小のすみれの花が咲きました。
どのくらい小さいかというと、この花の前に10円玉を立てると全て隠れちゃうくらいの
小ささですね。

すみれの仲間の中では、早起きのアオイスミレ、コスミレ、タチツボスミレのあとに
咲く花です。
家の近所にも、公園の林床にも咲くのですが、ここ、大きなケヤキの根元にもたくさん
咲きます。

ここにもそこにも、あっちにも。こんなに咲いても地面が紫に染まるほどには見えません。
ひと株ひと株が小さすぎるんですよ。
どちらかというと人の気配のするところ、民家のそばなんかの方が好みの生息地のよう
です。

小さいので、木の根のすき間のちょっとした土に根を下ろします。
花色は濃い紫。則弁に若干の毛が生えています。

写真には写らなかったけれど、めしべはカマキリの頭型。
花の横顔です。

花は紫だけれど、距はまだらの赤。太めでちょっと上を向きます。
それから、葉っぱの付け根の小さなへこみ。

まぁ、圧倒的な小ささのせいで、見分けに悩むことはなさそうです。
虫撮っている並みに小さいヒメスミレの花。今年もいっぱい会えました。

可愛いなぁ。
これがのちに、スミレやノジスミレと交雑してアリアケスミレとかになったりする…
と言う説もあるそうです。そんなすみれが咲いたのは、このすぐあとでした。
今日のおまけ画像は同じ日、二輪揃ったニリンソウと…

前回撮ったときは一輪とつぼみだったのにね。
土手のアマナを見に行ったときに見つけたワレモコウの葉っぱ。

秋の風情たっぷりの地味な赤い花が咲く草です。
アマナはこの日はまだ咲いていましたが、このあとすっかり、幻のように消えちゃい
ました。タイミングが合わなければ、咲いたって解らないわけですわ。
次は同じ日に撮った木の写真など。