2015年04月30日

アリアケとノジ

今日もまた、気持ちの良い晴天でした。ずっとこんな日が続けばいいのになんて思う
くらいの。パステルカラーだった遠くのお山もすっかり緑一色になり、夏らしさを
徐々に増しています。4月最後の日。HPの季節のごあいさつも新しくしておきました。
咲き始めたばかりのコデマリの花。大好きな初夏の始まりです。

記事の方はまだ4月の初旬。道ばたでアリアケスミレが咲いていました。

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ヒメスミレやスミレとノジスミレの交雑種と考えられているお花です。






この株は、初めての場所で見つけた株ですが、たぶん、アリアケスミレで間違いないで
しょう。

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夜明けの空の色に例えられる中間色。どっちつかずの葉っぱ。

タチツボスミレのあと、ヒメスミレやスミレ、ノジスミレの咲くちょっと前に咲く花。
条件を満たしているので。

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細かく見ると、則弁に若干、毛が生えていたり、めしべの先がカマキリの頭の形だったり。
花色には変化が多いのですが、これは白地に紫色の線が入ったお花ですね。素敵ですね。



そうか、もうアリアケスミレが咲く季節かと思って、いつも眺めている場所へも見に行って
来ました。毎年咲いてくれて、このブログにも何度か登場している株です。

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でも今年は、あら?って思うほど、スミレ以外の特徴が消えちゃっていました。

2008/ 4/10付 「アリアケスミレ」
2014/ 5/ 1付 「有明菫と野路菫」

丸っこい花びらに濃い紫色。

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則弁の毛にカマキリの頭の形のめしべの先。

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微妙に、濃いような薄いような距の色合い。太くて短いところも、微妙なくらい。

そして、直立して翼のある葉っぱ。

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スミレの特徴はあっても、他のスミレの特徴がどんどん見えなくなっていきます。
代を重ねるごとに、遺伝の強い要素ばかりが残るってこと、有るのかな?
それとも、他所に生えていたスミレという名のすみれのタネが芽吹いたのかしら?

まあ、もともと、そう言う特徴の花が多い場所だったし、たぶん、スミレという名のすみれ
より、ちょっと早くに咲いたから、アリアケスミレだと思いますが、ちょっと判別付きかね
ます。

同じ場所にこんなにノジスミレっぽい個体も咲いていますしね。

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ほぼノジスミレの外観で、葉っぱが直立しています。

こちらのは駐車場の白線のそば、アスファルトの割れたすき間に咲くすみれ。

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こちらはスミレという名のすみれに似た花に、ノジスミレみたいに倒れた葉っぱ。
そうそう、草むらじゃなくて、駐車場みたいな場所を好むのも、アリアケスミレの特徴です。

まあ、どっちつかずを、どっちかな?って思いつつ眺めるのも醍醐味のうち。

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排気ガスを吸っちゃいそうな場所だけれど、健気に咲いています、たぶんアリアケスミレ。

そう言えば、過去記事見ていて気付きましたが、白い花がどんどん減って、今年はとうとう
見かけずじまいでした。白いお花、好きだったので残念です。



駐車場の別の一角では、ノジスミレが咲き始めていました。

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桜の花びらが一面に散っているので、お花の咲く時期が解りやすくて良いですね。
野の路ばたに咲くすみれという名の通り、人の気配の近くを好んで咲く、路傍のすみれです。

ちょっと毛深くて、全体の色合いが白っぽいのが特徴。

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お花は横に広がって、横長の菱形に見える感じ。葉っぱはぺたんと地面に倒れるのが普通です。

花の後ろの距の形、色も大事な見分けポイント。

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お花は乱れがちですが、それすらも特徴のうちです。

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今年もたくさん咲いてくれました。

ちょっと野暮ったいけれど、愛らしい野路のすみれ、ノジスミレ。

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今年も会えて嬉しいです。また来年もよろしくお願いします。



すみれの花のリレーも着々と進んでいた4月初旬。咲いた桜はあっという間に散り始め、
このあと、誰しもえぇっ?!と驚いた春の雪が舞って、すみれリレーは次のお花にバトン
タッチ。その様子はまた後日ご紹介しますね。



posted by はもよう at 23:56| Comment(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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