心配です。あんまり暴れないでね。今夜はベランダのコクチナシが4つも咲いてます。眠る時
にも良い香りがすると良いな。
記事の方は前回の続き、ハクウンボクを撮った公園はとにかく、ものすごい密度で大木が
立って居るんです。せっかく行ったんだから、ついでにあちこちも見ていただきましょう。
まずは大きなケヤキ。

ハクウンボクのお隣さんです。
この公園、うちの子達がつけた呼び名はどんぐり公園。

とにかくコナラとクヌギが多いんです。濃い木陰の中央はコナラの木。
これなんか、まだまだ若い方です。
上を向いたらカエデの葉っぱが赤と緑。

若葉からずっと赤いカエデもあるんですよね。
街路樹にも使われるトウカエデも、この公園では大木になっています。

大人ひとりでは抱えきれないくらいの太い幹。
でも、葉っぱは3裂する、別名のサンカクセキにふさわしい形。

どんなに大きな樹でも葉っぱは可愛いな。
大木がとにかくたて込んでいるので、緑の密度が濃いです。

この公園では大きな樹でも目立ちません。
画面中央の下の方、白っぽく見えているのはスダジイの若葉。

一人前の葉っぱは黒っぽく見えるほど色濃くて、裏が茶色いけれど、若葉は銀色に光ります。
白っぽかったスダジイの隣にはとっても大きなイチョウが立っています。

木の枝が混んでいるせいか、林床にはほとんど光が差しません。
わずかな日向に黄色い花。

草丈10cmほどのジシバリです。
うっそうとした木の下を抜け出て、ちょっと遠くを眺めると、

木立を外から見るとこんな風。緑のもこもこが続いています。素敵な景色でしょ。
真ん中の奥は大きなケヤキ。左にイチョウ、右に松。
中くらいの樹はカエデ。そして手前の低木は…

花が終わったばかりのアオキです。
もう一度、木の下へ戻り、真上を見上げます。

ひと目に何種類の樹を見ることが出来るのかな。
真ん中を拡大すると…

うわぁ、いろんな形の葉っぱが見えますね。
コナラにイロハカエデ、サクラ…

上からすんなりした形のケヤキの葉、下から丸っこいカツラの葉っぱ。
そのまた上にヒマラヤスギのトゲトゲした葉っぱが重なります。

こちらにも若葉のうちから赤い葉っぱのカエデがあるけれど、前の葉っぱより、
ちょっと太めっていうか、丸っこい。たぶん違う種類のカエデです。
赤いのは、お花ばかりじゃないんだよ。
大木がひしめき合う中でも、ひときわ大きいクスノキ。

常緑の葉っぱも、今は若葉に衣替え中。ちょっと新鮮な気分で立っているかも。
長めの葉っぱの周りに、針のようなトゲトゲ。栗かな?いえいえ、クヌギの葉っぱです。

秋には小石を敷き詰めたようにどんぐりを落とすコナラとクヌギ。今は秋に向けて、
着々と準備中です。
ちょっとだけ、毛色が違うのはメタセコイアが固まって立っているあたり。

もう、すっかりおなじみにはなったけれど、考えてみたら他所の国の樹です。
長枝も短枝も、小葉も、めばなでさえも左右対称。律儀に2つずつ向かい合わせ(対生)の樹の
幾何学模様のようなこずえです。

秋には、サーモンピンクのあけぼの色に染まるから、別名はアケボノスギ。
生命の歴史のあけぼのの頃から存在していた古い種の生き残りと言う説もあります。
種としても古い樹、個体としても樹齢の長い樹をたくさん眺めつつ歩く公園。
その中央には児童公園があって、可愛い遊具が並んでいます。メタセコイアの根元は
ちびちゃん用のお砂場ですし ♪ うちの子達が小さい頃は、よく遊びに来たんです。
懐かしいなぁ。
古い樹と小さい子どもの取り合わせが、なんだか嬉しい景色です。歓声あげている
ちびちゃん達、大きい木々に負けないくらい、大きな人になれよ。
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