2015年08月29日

蝉時雨の公園

今日も霧雨の朝です。涼しいから文句はないのですが、毎日ぐずついてます。今日は午前中、
いつもおさんぽしている近所の公園を、傘に長靴で歩いてきました。午後は家でのんびり。
先週は忙しかったし、来週も忙しい予定だから、この週末はちゃんと休んでおかないとね。
雨の中のおさんぽでしたから、水玉写真もたくさん撮れました。ちょっと残念なのは前回と
今回の記事でご紹介するような草が みんな刈られてしまったこと。まぁ、あっという間に
復活するとは思うのですが、見るもの半減で寂しかったです。

記事の方は梅雨明け直後の公園で見かけた虫、主にセミを中心に見ていただこうと思います。

150829_niinii_z.jpg

まずは、ずんぐりむっくり泥まみれのニイニイゼミの脱け殻から。





梅雨の間に、たっぷりの雨で潤った土を掘ってセミの子達が地上に出て来ます。土の湿り気と
自らが吸った木の汁の水分で、穴の壁を綺麗にならしながら地上に出てきます。セミの子が
出た穴は綺麗だからすぐに解ります。7年とか5年の穴ぐら暮らし。外に出られて嬉しくて
鳴いているようですが、鳴くのはみんなオス。お嫁さん探しで鳴いているんですよね。

そろそろ、ツクツクボウシ以外はいなくなってしまう頃。7/22頃見かけたセミさんたちは
お嫁さん、見つかったかな?


ニイニイゼミの成虫を見つけるのは結構難しいのですが、脱け殻なら簡単。空っぽのはず
なのに、うるうるの瞳に見える可愛い子です。

2010/ 8/12付 「蝉の羽に透ける夏」

桐の木では、アブラゼミかミンミンゼミの脱け殻を見つけました。

150829_seminoki1.jpg

この2種はちょっと見では区別が付かないのですが、アブラゼミかな?

150829_seminoki2.jpg

一枚の葉っぱにいくつも脱け殻が付いています。一晩に一斉に羽化したのか、何日にも
分けて羽化したのかは解りませんが、同じ木に集中することが多いのは、親が同じ兄弟って
事なのかなぁ?


この日は鳴き声を頼りに、成虫の姿を探して回りましたが、ひときわ小さいニイニイゼミは
無理としても、いつもなら一番多く見られるはずのアブラゼミに全然出会わずに、ミンミン
ゼミばっかり見つけました。

150829_minmin_z1.jpg

ミンミンゼミは羽が透き通っているのですぐ判りますね。

150829_minmin_z2.jpg

ほら、そこにいるでしょ。見えます?

ほら、ね、そこ、そこにいるでしょ。

150829_minmin_z3.jpg

やっぱり灰色の幹の方が目立たないかな。

透き通った羽、白と緑の背中の模様。

150829_minmin_z4.jpg

ミーンミーンと鳴くセミさんです。



雑木林の奥、うっそうとした木陰にマムシグサが咲いていたのですが、

2015/ 6/18付 「マムシグサの花」

この日、見に行ったら、実が出来はじめていました。

150829_mamusi_g1.jpg

茎のまだら模様がマムシの体の模様に似ているからマムシグサ。変わり者ぞろいのサトイモ科
テンナンショウ属です。

150829_mamusi_g2.jpg

仏縁苞と呼ばれるユニークな花の後にこんな実が出来ます。これは秋には真っ赤に熟し
ます。初めてお山で見かけたときにはギョッとしたっけな。むげに触るとかぶれます。
食べたら絶対いけません。お気をつけを。(^m^)



うっそうとした雑木林の林床で秋を待っているのは、ヤマジノホトトギスの葉っぱ。
ヒマラヤスギの根元の群落。

150829_yamajino_h1.jpg

土手の途中の大株。イヌツゲの根元の小さい株。

150829_yamajino_h2.jpg

一回りして無事を確認。草刈り隊の目にとまらずに、秋のお花をたくさん咲かせて欲しいな。


写真は7/22のものですが、今日8/29に見てきたところ、前回の記事のギンミズヒキと共に
みんな刈られちゃっていました(T^T)。またの復活を期待したいと思います。



池のほとりで小さい草を眺めていたら、丁度、シオカラトンボとムギワラトンボのご夫妻が
卵を産んでいるところでした。

150829_siokara_t1.jpg

まぁ、ちゃんとは撮れないと思うけれど、一応、シャッター切ってみました。

解ります?羽は無理だけれど、胴体だけは写っていましたよ。

150829_siokara_t2.jpg

上の水色がオスで、下の黄色がメス。
ムギワラトンボが、池の浅瀬にちょんちょんとしっぽをつけて卵を産み落としている間、
シオカラトンボは他のオスが近づかないように守っていました。



この記事ラストは可愛いヒメウラナミジャノメと花期の長いシモツケの花。

150829_himeuranami_j.jpg

梅雨のうち、たくさん咲いたけれど、秋がすっかり深まるまで、細々咲き続けます。



ここ数日の低温で、セミさんたちも鳴くに鳴けないでいますよね。セミが活動しやすいのは
30℃前後だそうです。猛暑も困るけれど、急な低温にも困りますよね。セミも人間も。
さて、明日はどんなかな?いつ暑さが戻ってくるのかな?


posted by はもよう at 23:35| Comment(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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