2015年11月18日

生きている玉虫

今日は霧の朝でした。それから一瞬日が差して、出がけに洗濯物を部屋干ししたのを
後悔するまもなく、曇って午後から雨。夜は強く降るそうです。いやぁ、また雨〜?
ほんと、もう飽きちゃったんですけど。今日は両親の手伝いでまた都内へ行ってき
ました。街角にはもう、クリスマスのイルミネーションがともってきれいでしたよ。

さて、季節はずれの当ブログ。記事の方はというと…。9/12に隣町へおさんぽに行って
一番の話題は、まだ生きているタマムシに遭遇したことです。
そりゃぁもう、活動期の終わりの方ですし、今にも死にそう、虫の息でしたが、生きて
動くタマムシに出会ったのは10数年ぶり。

写真もたくさん撮りましたので、それはまた本文の中で見ていただくとして…

151118_akabosi_g1.jpg

一枚目は、真夏にたくさんの虫を集めた樹液酒場。
そろそろ店じまいがいつになるか気になる頃。この日のお客はアカボシゴマダラ。






時系列通りですと、まずは途中のヤブのヌルデ。ここの大きな花の穂はまだつぼみ
でしたが、その向こうに誰かいますよ。

151118_nurude.jpg

ほら、白い矢印のところ。チョウチョかな?赤い色が見え隠れしています。

粘って撮ってみたけれどピンぼけです。

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たぶん…ヒメアカタテハ。今年、結構あちこちで見かけましたよ。
赤っていう割にあんまり赤く見えないアカタテハはと違って、こちらは羽の裏も表も
赤(っていうかオレンジ色?)が目立ちます。



でもって、次はタマムシですよ。
隣町について裏の北向きの斜面を歩き始めてすぐ。「日陰の林」と呼んでいるエリアを
通り過ぎたあたりでした。アスファルトの地面に、タマムシが落ちていたんですよ。

まぁ、うちの方にタマムシが住んでいることは前からわかっていました。
十数年前、うちの子どもたちがまだ小さかった頃、一度階段で拾いまして(^^;)
…みんなに見せてから、放したことがあります。

去年は別の場所で、死んで落ちていたのをもらいました。足一つ失われていない完全体で、
標本にしたいけれど、道具無いしなぁと思っていました。

2014/ 8/26付 「セミのいろいろ」

でもって、今年はすでに一匹の死骸を拾っています。こちらも完全体。
二つそろっちゃったら、なんとかして永久保存で来るようにしたいものです。
そんなことを思っている矢先の出会いでした。

死骸はもう要らないやって思いつつ、こんなきれいな虫、踏まれたら悲しいと拾い上げ
人の通らないところに置こうとしたら、動いたんですよ。

151118_tamamusi1.jpg

あらら、生きているなら一枚撮らせてね。葉っぱに止まってもらいました。

もう、一生分のあれこれを済ましたんでしょうね。足がとれて、動くとは言っても、
逃げる元気はないようでした。

151118_tamamusi2.jpg

でも、死骸じゃないんです。生きてます。虫の息でも生きてます。

いっぱい写真を撮りました。

151118_tamamusi3.jpg

それにしても、きれいな虫ですよね。細い足の一本一本。足先のぎざぎざの一つ一つが
虹色なんですよ。

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黒くて大きな目。おいしいえさを食べられたかな?結婚相手は見つかったのかな?

タマムシの幼虫は、腐った樹を食べるのですが、その腐り具合にも好みがあるそうです。
お好みのタイプの倒木が無いと幼虫ちゃんが育たないんですね。
成虫になっても高い木の上の方でしか活動しないので、生きているタマムシに出会うのは
相当の虫好き少年でも難しく、めったに会えない虫なんです。

151118_tamamusi5.jpg

きれいな羽はタンスに入れておくと着物が増えると言われたりしましたが、着るものより
も、このきれいな虫が同じ土地に住んでいるって言うことの方がうれしいです。

子孫は残せたのかな?また来年も会えるかな?せっかく出会えた生きているタマムシ。
そうっと枯れ葉の上に置いてきました。いっぱい殖えてね。また会おうね。



珍しい虫と別れて、夏中眺めた樹液酒場へを見に、公園の中へ。
まぁ、珍しくも無いサトキマダラヒカゲとか。

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羽がぼろぼろだなぁ。ずいぶんいろんな目に遭ったんだろうね。子孫は残せたのかな?
サトキの幼虫ちゃんのごちそうは竹や笹。さなぎで冬越しもするそうです。

今年やっと出会えたルリタテハもいましたよ。羽の表は瑠璃色で、裏は複雑な樹皮柄の
かくれんぼ上手。

151118_ruri_t.jpg

なかなかじっとしていてくれないので、写真に撮ってもピンぼけですが、まぁ、生存
確認と言うことで(^^A)。

幼虫ちゃんのごちそうはユリ科の葉っぱ。特にホトトギスとシオデやサルトリイバラ。
猛烈にとげとげですのでご注意ください。
成虫のまま冬越しするので、春浅いうちに見かけることもあります。



真夏には賑わっていた樹液酒場ですが、そろそろお客が減っています。

151118_akabosi_g2.jpg

でも、相変わらずの常連客も来ているし、もうちょっと営業してるかな?なんてね。

じつは、この後もおさんぽのたびにのぞいてるので、この後また別の虫さんに出会う
んですよ。まぁ、それはまたそのときの話。9/12のおさんぽではここまででした。



次の記事からは9/15と9/18の河原の彼岸花を見ていただく予定です。
うわー、窓の外はもう紅葉も散り始めているのに、まだ彼岸花のとこかぁ。
でも、仕方ない、順番にじっくりご紹介します。気長におつきあいくださいませ。

posted by はもよう at 23:51| Comment(0) | 身近な生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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