かぶっていたせいか、朝の空気は柔らかく暖かかったです。ホワイトクリスマスには
ならないわけです。でも、北風が朝靄を吹き飛ばしたら、ぐんと冷え込んで寒くなり
ました。明日の朝には霜が降りちゃうかもしれませんねぇ。
記事の方は 11/29のおさんぽの続き。

一年のうちに何度も眺めた隣町へ行く途中の雑木林。筋雲が流れる青空を見上げながら
晩秋の景色の前を歩いて行きます。
道ばたのおなじみはセイタカアワダチソウ。

黄色いお花が終わって、泡立つような綿毛を吹いています。
きらきら光っていたススキの穂もすっかりほわほわ。

ちょっと来ない間にすっかり秋が通り過ぎてました。
小さな蝶型花を咲かせていたコマツナギも

短い棒のようなマメのさやになっています。
夏の間さんざん眺めた道ばたの雑木林です。

端っこから…

真ん中

反対側まで。ケヤキもコナラもクヌギももうおしまい。今年はあんまり綺麗に紅葉しません
でした。
そんな中でもこの、とびきりカラフルなのは。赤いサクラと緑のツルウメモドキの葉っぱ。

他にも、いろんなつるや木の葉っぱが混ざり合ってこんなに賑やかなヤブになりました。
ツルウメモドキのつるには小さな赤い実が付いています。

黄色っぽい殻も付いています。
まだちょっと緑の葉っぱも残っているし、

綺麗、可愛い、カラフル。褒め言葉がどんどん浮かんじゃう。
撮りたいものが次々見つかっちゃう。たぶんきっと、お天気が良いからだね。
足下にはカナムグラが一群れ。剛毛に覆われたざらっざらのつると5裂する葉っぱが目印。

秋が終わる頃になってやっと、めばなを見つけました。
ビールの香り付けに使う ホップみたいな形のめばな。

ことによるともう若い実になっちゃっているかもしれませんが、見た目はほとんど変わり
ません。
夏の終わりから出ていたおばなの穂も、遅ればせの相方の出現にほっとしているでしょう。

さらに大きな葉っぱはクズの葉ですね。クズも思う存分はびこりました。
この一角が終わるあたりにミズキが固まって生えています。

ミズキの葉だって、条件が合えばこんなにカラフルに色づくことができるんです。
ほとんどの葉っぱがくすんだ黄色になるところで、こんな赤いミズキの葉っぱ。貴重です。
ススキが、クズが、そしてアレチウリが占領していた空き地も、強者どもが夢のあと状態。

枯れ野にあって、一番目立っているのは、結局、ススキの葉っぱなんだな。来年は、どんな
攻防が繰り広げられるのかな?また見に来ようと思います。
さあ、おさんぽは足取りも軽く隣町へ向かってどんどん進みます。次の記事では木の様子を
ご紹介したいものだなぁなんて思います。
残すところあと1週間。
はたして、今年中に在庫写真をすべてご紹介できるでしょうか?うーん、頑張ろう。
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