咲き始めた桜などを愛でつつ歩くのは、お花見気分で楽しいものです。庭のハナカイドウも
ほころび始めました。綺麗なんですよ。いつか写真でご紹介しますね。
記事の方は3/16のおさんぽの続き。今回は木の芽の様子をいくつか見ていただきましょう。

まずは歩き始めたあたりに立ってたハクモクレン。枝いっぱいの白い花が青空に映えます。
近くのソメイヨシノのつぼみはこのくらいでした。

もう10日以上前の写真ですもの。
自由時間が少なかったこの日は、ショートカットで、隣町の公園を通り越して、カタクリの
保護地の斜面のてっぺんから降りていきます。
最近気づいた、大きめのオトコヨウゾメの株で、大きめの冬芽の芽吹きっぷりを観察。

か細い枝先の小さな芽の芽吹きは良く見ているのですが、大きな株の太めの枝の芽吹きっぷり
はやっぱりちょっとワイルド。なるほどね〜、で、次の観察ポイントへ。
カタクリのチェック後はまたちょっと上がって、今度はいつも眺めているニワトコへ。

もぉ、10年以上のおなじみの株です。
ブロッコリーのような花芽は準備されているのですが、まだ咲かないようですね。

ここに白い小花が泡立つようにたくさん咲きます。
そうそう、なかなか撮れなかった、可愛い女の子のお顔に見える葉痕も撮ってきました。

去年の大きな葉っぱの軸が落ちたあと。ほら、可愛いお顔に見えるでしょ。
ニワトコの隣はオトコヨウゾメ。さっきの大株よりはだいぶか細い枝の株です。

細かい枝ばっかりの写真でどれがどれだか解るかな?しかも、枝先に可愛い芽が付いて居るん
だけれど、見えるかな。
はい、可愛い芽吹きのアップです。冬芽のうちはルビーみたいに真っ赤で丸っこかったけれど、
そこから出る葉っぱは、小鳥の羽みたいでしょ。

2枚の若葉の間にあるのはお花の芽っていうのかな。それともつぼみ?
とにかく、ここから可愛い白い花が数輪まとまって咲きます。これもまたかわいらしいデザイン
です。オトコヨウゾメじゃなくて、乙女ヨウゾメって言う名前にすれば良いのにって思うほど
どこからどこまでも可愛いんです。
この細い枝だらけのヤブでご一緒しているのは、つる性植物のスイカズラ。
冬越し中丸まっていた葉っぱがいつの間にか広がってます。後ろの大きい葉っぱはアオキ。

下の方からつんつん伸びているのは…
低木のコアジサイです。枝がちょっと赤茶色。新芽は黄緑色です。

ガクアジサイのまん中の、地味なところだけみたいな花を咲かせる低木だけれど、そこがまた
良い味なんですよね。

木の芽のアップはこんな風。黄緑色のしかっりしたはっぱが広がります。
あれ・何度も眺めてきたけれど、この枝はなんだっけ? 見たような気がするけれど、ここに
こんな木有ったっけ?

ガマズミっぽいですよね。斜面の反対側のいつも眺めているガマズミと、あとで比べてみよう。
さらにまた、坂を下っていつもの「北向きの斜面」へ。
ミズキの赤い枝に、うっかり早く出し過ぎて、枯れちゃった若葉をお見舞い。

気が早いよ。
それから、折れた枝からしたたるしずく。雨じゃないよ、朝露でもない。

春先の枝を傷つけると水を吹き出すからミズキと呼ばれるようになったという、名前の由来に
なった現象です。つまりこのしずく、この木が根っこから吸い上げた大量の水が、傷から
あふれて出ているってこと。すごい勢いで水を吸い上げているんでしょうね。
これからたくさんの葉っぱとお花を広げなきゃならないんだから、お水はたくさん要るんだろう
なぁ。
なんてこと思いつつ、お気に入りの観察スポット「北向の斜面」下の道を進みます。
今度はフキノトウのその後を見に行こう。
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