2016年04月19日

「日陰の林」の片栗

今日は午前中は申し分の無い晴天、午後からは、時折、雲が出るお天気でした。でも、夕方
から降るかも…と言われた雷雨がなかったのは幸いでした。洗濯物、干していたのでね。
山桜が散ったと思ったら、藤が咲き始めました。どんどん初夏になっていくんですね。そろ
そろ、雑木林も、新芽じゃなくて新緑の季節になってきています。早いなぁ。

記事の方は3/30のおさんぽ写真から。隣町の公園裏のお気に入りの観察スポット「日陰の林」。
ここにも、誰にも保護されていないけれど、年々、株の数を増やしているカタクリが有ります。

160419_katakuri01.jpg

いくつか撮ってきたので見てくださいね。







おなじ斜面の反対側の端に、ちょっと大きめのカタクリの保護地がありますが、さすがに
ちょっと距離が開きすぎているように思うんですよね。それよりも、地続きのところに
勝手に花だんが作ってあって、そこに植えられた株から増えたんじゃないかと思うんですが、

160419_katakuri02.jpg

とにかく、数年前から小さい葉っぱがちらほら出て、小さなカタクリが咲くこともあったの
ですが、今年はとうとう、本格的に育ってきました。

保護地の花に 勝るとも劣らないのが次々開花しています。

160419_katakuri03.jpg

しかも、ここ、保護地じゃないから、そばまで行って触れます。

もちろん、出てくる芽を踏まないように、細心の注意を払って移動しますけどね。

160419_katakuri04.jpg

カタクリは春の短い期間に、あっという間に大きくなって、あっという間にとろけて消えて
しまう 幻のような草なんです。とってもみずみずしくて、もろいんですよ。踏んだら
ポキッと折れて、もう咲きませんので、普通の保護地はたいてい進入禁止です。

160419_katakuri05.jpg

大きな葉っぱもすくっと伸びた花茎も、みんな大急ぎで水で膨らましたような材質です。
だから、用が済んだらとろけるように消えちゃうのね。

ちなみに、芽は食べたらほんのり甘くて、全く癖がなくて美味しいです。一度八百屋さんで
買ったことがあります(^〜、^)。もちろん、有志の方が保護しているのは食べませんよ。


反り返った花びらの奥には、ここに蜜があるよって言う蜜標がついています。

160419_katakuri06.jpg

不安定な花にやってきて蜜を吸っていると、風に揺られるたびにおしべの花粉がたくさん虫の
体につきます。花粉まみれのまま、よそのお花のめしべにつかまることで花粉をお届けする…
というシステムになっています。下向いて咲くのにも理由があるんですね。



林床の仲間のカキドオシにも

160419_kakidousi.jpg

ちっちゃいお花が咲き始めました。



カタクリのチビ葉っぱも続々育っています。

160419_katakuri07.jpg

いつかこの場所にもカタクリの大群落ができたら良いなぁ。

160419_katakuri08.jpg

不思議なくらい、私以外の人の注目を集めていない気がするのですが、まぁ、それならそれで
ありがたい限り。引き続き、株を痛めないように気をつけつつ、そっと観察させていただく
所存です。



おまけ画像は、おなじ場所で見つけちゃったカラフルドングリ。

160419_donguri1.jpg

そういえば、落ち葉の上で、コナラのドングリは目立つけれど、おなじくらい落ちていた
はずのクヌギドングリは見かけません。

これ、あくまでも私の感想なんですけれど、クヌギドングリってさっさと地面に潜っちゃう
のじゃないかという気がしています。それから、発芽率は圧倒的に低いです。

160419_donguri2.jpg

こんな風に地面の上で赤くなったり緑になったり、黄色くなったりしてないし、割れても
いないし、芽を出しているのもあんまり見かけません。数はおなじくらい落ちていたはずな
のに不思議だなぁ。コナラドングリの方がとんがっていて、地面に潜りやすそうなのに、
違うのかなぁ?




次の記事では「日陰の林」の木の芽を中心にご紹介の予定です。まだまだ3月の雑木林の様子
ですが、良かったらまたおつきあいください。


posted by はもよう at 23:53| Comment(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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