2016年07月23日

苦菜と采配蘭

あんまり毎回、間に合わないから(^^;)今度は日中に記事を打っておくことにしました。
今日は町内会の手作り夏祭りで、今年は我が家もお当番役員。たいした用事は無いん
だけれど、一応賑やかしで夜まで会場に詰めていなくちゃならないんです。だから先に
記事をアップしておきますね。もうふた月も前の話題なんですもの、早く載せないとね。

5/22のおさんぽ。この日の大切な目的の1つはユキノシタとニガナの群落を撮ること。もう
ひとつは内緒の場所に咲く野生のランのご機嫌を伺うこと。咲いて居るかな?

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まずはユキノシタ、家の近所でも、仕事場の側でももう満開、うっかりすると盛りを過ぎ
ちゃう頃です。お気に入りの観察スポット「北向きの斜面」の大群落も花盛りでした。





ブログで取り上げて、早10年ですよ。うわ、そんなに経つか?

2006/5/30付 「ユキノシタの群落」

ユキノシタは日陰好き。特に葉っぱが日陰好き、っていうか、葉っぱに日が当たるとどんどん
枯れちゃいます。だから、むやみやたらに葉っぱがはびこる「北向きの斜面」はご機嫌で
成長できる良い環境なんでしょうね。ユキノシタに関しては、周囲の除草は必要ないですよ。


160723_yukinosita2.jpg

年により、頭上の雑木の枝を強剪定されて群落が後退することはありますが、基本、
ずっと旺盛に茂っています。お花も良く付いて、まるで吹雪のように咲いて居ます。

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改めて注目してみると、つくづくとユニークな花ですよね。ちっちゃな花びら3枚、
大きいの2枚。めしべがにゅっと2本、おしべがたくさん。赤いランナーを出して
地面を覆い尽くすほどはびこります。他の草の葉の陰に隠れている葉っぱは、丸くて
毛深くて、虎さんのお耳に例えられるそうです。



同じ時期、「北向きの斜面」では黄色いニガナも盛りです。

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キク科の舌状花が5つずつ付いた簡単な花ですが、5月のある日、斜面が黄色くなるほど
一度に咲きます。

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この日はもうすでに一番花がしおれた後でした。それでも後から後からわき出すように
咲いて居るのがおわかりいただけるでしょうか。
花の後は簡単な綿毛になります。それはそれでまた、良い景色ですよ。



更に歩いて行って、春先にフキノトウを眺めたあたり。すっかり大きくなった蕗の葉っぱの
間から長く伸びて、笹の葉のような葉っぱを並べているのはヤマユリの茎ですよ。

160723_yamayuri.jpg

このあと、そう、つい先日、白くて大きくて、香りの良い百合の花が咲いたんです。
写真は撮ってあるので後でご覧にいれたいと思います。



そして同じ場所に、ユキノシタとニガナが一緒に群生していました。

160723_yuki_nigana1.jpg

もぉ、オールスター過ぎて どこ見て良いか解らないくらい。

白いユキノシタと、黄色いニガナ。

160723_yuki_nigana2.jpg

どっちも綺麗です。たくさん咲いてくれて嬉しいな。
もしかしたら、最近、カタクリを保護しているボランティアさんたちが、他の野草にも目を
配ってくださっているのかもしれないですねぇ。


さてさて、それから道をはずれ、ヤブをかき分け けもの道をたどり内緒の場所へ。
以前、同好の士、山野草ファンのおじさまに教えていただいた、サイハイランに会いに行くん
です。盗掘者に見つからないようにそっと行動します。

2014/ 6/20付 「サイハイランの群落」

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初めて見たときよりは数は少なかったのですが、咲いて居ましたよ、今年も。
良かった良かった。

その昔武将が戦場で振るった采配(さいはい)に似た形の花を咲かせるサイハイラン。
ラン科サイハイラン属、やや薄暗い林床で見かける高さ30〜50cmの多年草。

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今年はこのくらい見つけました。おじさまが教えてくださったような大株がないのは
弟子のふがいなさでしょうか(^^;)。

これが1本の花の穂です。

160723_saihai_r3.jpg

お花の形は、ちゃんとカトレアみたいなランの形なんですよ。でもどうしてこんなに
細長くしようと思ったんでしょうね。ほんとふさふさしています。

160723_saihai_r4.jpg

よくよく見れば、綺麗な赤紫の花びらだって有るんですよ。目立たないけれど。

葉っぱは常緑ですが、ひと株に付き2枚まで。色と言い、形と言い、まっすぐな葉脈と言い
笹の葉の感じに似ています。だいぶ大きいですが。

160723_saihai_r5.jpg

ですから、これはと思う場所で、冬のうちに、地面にしっかりくっついたでかい笹の葉を
見つけちゃったら、5月にはこの花に会えるかもって言うことです。
秘密の場所を教えてくださったおじさまはそうして、楽しみにしていらしたそうです。

雑木林の半日陰に、ひっそり咲いてるサイハイラン。

160723_saihai_r6.jpg

絶滅危惧種の野生のランです。持って帰ったってちゃんとは育てられません。機嫌良く
咲いて居る場所でそのまま眺めるのが一番です。環境を守ればまた来年も咲いてくれます。

盗らないでね。盗られないでね。また来年、こっそりヤブをかき分けて会いに来るからね。 



まだあるんです5/22の写真。今度は白くはない木の花と木の実をいろいろ。

posted by はもよう at 12:11| Comment(2) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はもようさん、おはようございます。
昨日はシーサー、おかしかったんです。
あれから自分のブログに帰ったら、
はもようさんのところと同じようになっていました。
接続は時間がかかるし、大変でした。
ポケモンの影響じゃないかなぁ
シーサーはもともとはゲームのブログみたいだし。

サイハイラン、すごい群落ですね。
うちも時々見かけますが、
どこもほんの少しだけで咲いています。
こんなにたくさん見たのは初めてです。
咲いているところには咲いているのですねぇ^^
ニガナ、風にゆれている姿が好きです。
まだときどき見かけます。
でももう終わりだろうなぁ
そろそろ夏の盛りのお花になっていきますね。
焦らせてしまったかな^^

Posted by ブリ at 2016年07月24日 06:34
ブリさん、こんばんは。
おお、大ヒット ポケモンGOの余波がこんなところまで。
そうですか、シーサー、投稿が相次いで重かったかったのかなぁ。
私は一日外に居たので、見てないんですけれど。

サイハイランね。そうなんです、絶滅危惧種なのに結構咲いて居るんです。
このまま誰にも気づかれず、荒らされずに居てほしいものです。
でも2年前の方がもっと咲いて居るのが見つかったので、
探し方が悪いかもです(^^A)。

ニガナ、可愛いですよねぇ。圧倒的な数の群落も良いけれど、
木陰で数本揺れているのもさわやかで好きな景色です。

そろそろ真夏のお花ですよね。
ムクゲもサルスベリも、ポーチュラカも盛んに咲いてます。
後は梅雨明け宣言待ちでしょうかねぇ。
Posted by はもよう at 2016年07月24日 22:44
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