近所の小学校からは賑やかな音が聞こえています。運動会かな?家事のあとは隣町へおさんぽに。
お花が咲いて、キノコがいっぱい出て居ました。思いの外たくさん歩き回っちゃいました。そんな
こんなで、眠気には勝てずにブログ記事は途中で時間切れ。今日はまたよく晴れて、ちょっと暑い
くらいでした。どこに居たのかセミの声を久しぶりに聞きました。その反面、今までじっとして
いたキンモクセイが急につぼみを膨らませています。明日には一斉に花開きそうですよ。
さて、記事の方はとうとう9月の写真になります。9/1、お昼休みに仕事場の周りでちゃちゃっと
撮ってきた写真。

こちら、マテバシイです。ドングリが目立ってきました。
細かった、めばなの並ぶ花の穂から、2年がかりで大きなドングリが育ちました。
このドングリ、熟すとアクもなく、そのまま煎って食べられるそうですよ。皮が固くて虫が入り
込まないので、飾り物にも重宝しますね。

待てば、シイの実みたいに美味しくなると言われている…というのは冗談で。マテガイ(馬刀貝)に
似た葉っぱのシイの木だからマテバシイ(馬刀葉椎)と呼ばれたのではないかとのこと。
温暖な海岸地方に自生している木で、それ以外の土地にあるのは植栽されたものです。
同じ日に見かけた道ばたの草、今年はちょっと遅れ気味だったマルバルコウソウです。

ご一緒するのはイタドリの白い花の穂。
いつも見ている場所では、8月中にはマルバルコウソウの花を見かけませんでしたが、通勤の
道すがらに咲いて居るのを見つけてパチリ。
うんと細かい葉っぱに紅の花がルコウソウ(縷紅草)。これは育てるのがちょっと難しいのか、
鉢植えから逃げ出すことはありません。
2009/ 8/10付 「マルバルコウソウ」
2015/12/ 4付 「秋のアサガオ」
丸い葉っぱは、マルバルコウソウ。これは大いに野生化しています。

このほかに、ルコウソウとマルバルコウソウの中間種、ハゴロモルコウソウもあります。
マルバルコウソウだけが、オレンジ色のお花です。

元気に開くお花は5角形。色はオレンジ色。
熱帯アメリカ原産のヒルガオ科サツマイモ属、一年生のつる性植物。

横から見るとこんな風にラッパ型。傘をたたんだときの形みたいな開きかけも可愛いです。
ご一緒していたイタドリはまだちょっとつぼみ。

直にタデ科の秋がやってくるから、お花の盛りはこれからよ。
ついでに、土手の方へ行って、ヒガンバナの開花状況を確認。

この日(9/1)に見たのは道沿いの花だんで、多くは白花が咲くエリアのものです。
ついちょっと前まで、台風が3つも連続して日本列島を荒らして行った後でしたから、
ちょっと心配した居ましたが、無事につぼみが出てきました。

あっちにも、
こっちにも。

つぼみがにょきにょきです。

まだ、流れついた物がいろいろ有ったので、河原の方へは降りなかったのですが、通りかかった
地元の方から、8月末の草刈りですでに何本かつぼみを刈っちゃったって聞きました。今年の
ヒガンバナの動きは、例年より早そうです。
ドングリ以外の木の実もご紹介。こちらの赤いのはウメモドキの実です。
モチノキ科モチノキ属の落葉低木。

雑木林ではアオハダの実が、いち早く赤くなっていますが、お庭では、こちらの低木、近い種類の
ウメモドキが枝いっぱいに赤い実をつけています。
アオハダもモチノキ科。モチノキ科は赤い実をつけることが多いですね。赤い実が付かないのに、
名前に'モチ'と付いているのはモチノキ科じゃないことが多いです。

ただ…梅感がちょっと掴めません。図鑑の説明には枝振りや葉っぱが似ていると書いてありますが、
まぁ、この程度なら他にも似た木はありそうです。それに、花や実は全く似ていないんですよね。
盆栽にしたら、梅感出るかしら?
それからこちらはコムラサキ。クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木。
ムラサキシキブは雑木林の木ですが、コムラサキはほぼ、園芸種。

6月に咲き出すお花を今年は取り損なっていたら、7月に入っても咲き残っていてくれたのですが、
実が付くの早くない?雑木林のムラサキシキブの実はまだ、だいぶ堅そうな緑色でしたよ。
園芸種ですから、サービス精神旺盛で、しだれた枝にびっしり咲いて、びっしり実ります。
この実の付きの良さが、コムラサキの証みたいなもんですから。
□160926_k_murasaki2
私は色づき途中のこの濃淡が混在するあたりが好きですねぇ。まぁ、ゆっくり色づいてくださいよ。
次回はあっという間に咲き誇っちゃう、9/9の彼岸花をたっぷり見て頂く予定です。
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