ですね。まぁ、まだ1月ですから、このまま春になっちゃうわけじゃないんでしょう
が、なんだかねぇ、暖かさに触れちゃうともう後戻りしたくなくなりますよねぇ。
早く春にならないかな。
記事の方は1/22に隣町で撮ってきた写真の続きです。隣町に着いて公園の手前で
曲がり、坂を下りて「日陰の林」へ。

斜面のヤブにはサオトメバナのつるが絡んで居ました。
ヤブのニワトコ、か細い枝を束ねるようにサオトメバナのつるが絡んで、上の方で
くるくると、下の方では三角に、オブジェを作って展示中です。

オニドコロの実の殻や、リョウブの実の殻も。
神様のお作りになる作品は味わい深いです。
「日陰の林」といえば、コウヤボウキですよ。

か細い枝の先でくるくる咲いていたお花は、今はふわふわ綿毛です。

横顔も、なかなか素敵。

このガクっぽいところのデザインがスキですね。
綿毛のアップです。

放射線状に冠毛が伸びて、それがたくさん付いて居ます。
綿毛が風に散ると、ガクっぽいところが残ります。

それがまた、お花みたいで綺麗です。
枝の途中に点々としている白い部分は冬芽です。

白い点々から、ちょっと毛深い新芽が出て、やがて緑の葉っぱに育ちます。
今年もまた、お花も綿毛も見に来られて良かった。また来年ね。
この日は「日陰の林」で行われていた 大規模な剪定や枯木の撤去作業が
終わったばかりで、角の大きなクヌギも、こんな形に剪定されちゃいました。

いくら道に張り出していたからって、これ、ちょっと切りすぎじゃないの?って
思うくらいの大胆なカットですよねぇ。
その上、「日陰の林」全体が柵で覆われて、おいそれとは入って行かれないように
なって居ました。これから、スミレやカタクリが咲いたら、どうやって撮ろうかなぁ。
まぁ、春のことは、春になってから考えよう。
おさんぽを更に進めると、斜面に見慣れた枝が立っています。

これはたぶんコアジサイですね。
お隣のこっちは、ヤマウルシ。

大きな葉っぱが落ちたあと(葉痕)が可愛いでしょ。フェルト細工みたいな冬芽が
綺麗でしょ。
更にその先にウグイスカグラ。

冬芽の先がふっくら、色付いてきました。ピンクのお花が咲くから、つぼみも
ピンク色です。春まだ浅いうちに咲くから、準備は早めですね。

しゅんしゅんと伸びた枝先に葉っぱの芽も付いています。葉っぱの芽もフレッシュな
緑色。春が近そうな感じです。
お隣のカマツカにはとんがった芽が付いていました。

色んな木があって、色んな冬芽があるんですね。
更に進んで、北向きの草むら。あら、この白いのは霜かしら。

ハコベとホトケノザの葉っぱに白い霜。
カラスノエンドウの葉っぱにも白い霜。

草の葉って不思議です、霜をのせていても、溶ければちゃんと緑の葉っぱになるん
ですから。
更に歩いて、公園の裏門に通じる谷の所。

主みたいなムクノキの周りもすっかり葉っぱがなくないました。
裏門から入っていて、ドングリの林のヤブツバキ。

雪でたわんじゃった年もあったけれど、今年は降ってないから健在です。
お花が咲き始めました。寒いのにけなげだわ。
このあと公園の中を突っ切って他の木の芽を眺めていきます。
冬芽は地味だけれど良かったらまたおつきあいくださいませ。