以前も行った梅の庭で、花盛りの梅を見てきました。短いおさんぽだったのですが、
思いの外疲れてしまって、ブログの更新は出来ませんでした (^^;)。でもって、
ゆうべの風の強かったこと。夜中には小雪もちらついたとか。全く、気温の上下が
激しくて調子がおかしくなりそうです。気をつけねば。
今日は朝から良く晴れたのでまた、隣町まで行って来ましたが、残念、特に収穫は
ありませんでした。ただ、ベランダのミニシクラメンはどんどん花開いています。
今日はフレンチラベンダーにもつぼみが見つかりました。今週はどんなかな?
記事の方は2/15にいつも散歩している公園で撮ってきた写真から。

冬の恒例、枝振り観察ツアーに行って来ました。まずはすんなり背高のポプラから。
公園の入り口近くの桑と奥のユリノキ。

低くても横に枝を広げる桑の木と、どこまでもまっすぐ上を目指す、目標60mな
背の高くなるユリノキ。木は種類ごとに色んな工夫をして、自分の命をつなぐ為の
場所と方法を確保します。この姿には、どんな工夫が隠されているのかな?
そんなことを思いながら、葉っぱが落ちてちょっと広くなった空を眺めながら
公園を一周して来ました。
このあと、皆さんの注目を集めちゃう予定のサクラの木。

根元近くの古い幹は、コールタールでも塗ったみたいに真っ黒ででこぼこなのに、
上の方の若い幹は、横に皮目こそ入って居るけれど、つやつやです。

おなじ木の上と下で、こんなに表情が違うんですね。

ほんのりピンクがかった灰色。
ソメイヨシノはそんなに赤みがないけれど、山桜はもっと赤くなりますよね。
おなじ木なのに不思議だなぁ。
こちらもだいぶ古い木、

表面の皮がはがれて、何の木か判別が難しいです。
でも、この、特徴的な根っこ。板根と呼ばれる根っこに似た感じになるのが、
ムクノキの特徴の一つです。

根っこの上の方が幹に添って板状に出て居るものです。土壌の薄い熱帯雨林の木などに
良く見られる特徴ですが、ムクノキも結構、板っぽくなるんですよ。
それに気づいてこずえを見上げれば、

ニレ科の木らしく、細かく繊細な枝先。

短くて直線的な枝の線。
そしてどこかに、赤っぽい縦縞模様のムクノキらしい樹皮が見つかります。

良く繁るから「茂くの木」。ムクノキの実を食べに良く来るからムクドリだそうです。
春の芽吹きは遅め、花は地味目ですが、明るい色の樹皮は涼しげで、夏に会うのが
楽しみです。
縦にひび割れの深い樹皮の木は、ドングリの木に多い特徴。

さて、コナラかな?クヌギかな?
冬の木を見上げても、

ドングリはおろか、葉っぱさえ無いのでは解りませんよね。
枝先はやや太く、短く、上を向いて。

精一杯の望遠で撮った写真で冬芽を確認。

毛深くなくて、赤っぽければ、たぶん、コナラです。
葉っぱが芽吹くと同時に、ひも状のおばなをたくさん垂らします。きらきら光る
毛深い新芽も魅力的です。
ものすごく変形していることも有るけれど、まだ、なんの災難にも遭っていなくて、
素っ気なく立って居たら、特徴がなさ過ぎるのが特徴って言うこの、灰色の幹は
エゴノキです。

枝先は、こまかいけれど、
良く見ると曲線的。ムクノキやコナラのように直線的ではありません。

って言うか、何かが付いてて落ちたみたいに、中途半端にとがっています。

ここに、実の落ち残りが付いていれば、確信が持てますが、まぁ、間違いないでしょう。
エゴノキです。冬芽が目立つにはもうちょっと時間が必要ですが、芽吹きは早め。
じきに見られるでしょう。楽しみです。
次回も枝振りと樹皮の様子を観察しつつ歩きます。まだ公園に入っていくらも歩いて
居ないんですから。(^m^)
大好きですよ。
枝振り観察ツアー、お近くだったら、
一緒についていって、
説明していただきたいです。
ムクノキとコナラ、
頑張って探してみます。
毎年葉が落ちて枝振りが美しいなぁと
見とれている大きな木がいくつかあります。
横に大きく広がった木や
さかさま箒のような細かい枝振りの木。
近くに寄れないので、
いつもながめて感心するだけですが^^
この記事が 枝振りで、次の記事は、樹皮観察ツアーにしました。
冬場は苦し紛れの企画が続きます(^^a)。
葉っぱが落ちて枝だけになった樹も綺麗ですよね。
横に広がるのはサクラ、箒のようなはケヤキに良くありがちですが、
ブリさんちの方なら、他にも色んな木がありそうで、
なんの木かな〜?って興味が湧きますね。