春うららとは言いがたいですね。一度上がってもまた週末には下がるそうだし、
体調管理には十分気をつけたいものです。今日は午後からちょこっと、隣町
まで、カタクリを見に行って来ました。ようやく咲きそろって綺麗でしたよ。
そのときの写真はまた後日ご紹介します。
記事の方は3/12のおさんぽの続き。北向きの斜面の勝手に生えてる木の様子と
公園のフェンスのそばの誰かが植えた園芸種の花を見ていただきましょう。

まずは、若葉が目立ち始めたノイバラの枝から。
ノイバラのご近所さんはシュッと伸びたニワトコの枝。

大きな冬芽からは大きな葉っぱの新芽が目立ち始めました。
中程には白い花の咲くウワミズザクラがあるんですが、

その花芽がだんだん育ってきました。
ほら、この、トウモロコシみたいなのが花の芽です。

葉っぱと、あとで花の穂になるところがぎゅっと詰まっています。
斜面に刺さった棒のようになって居る枝にも新芽が。

これはたぶん、芽吹き早めのマユミですね。
強剪定されちゃったヤブツバキ。今年のお花は、結局このくらい咲きました。

大きな株だったんですよ。早く復活して欲しいな。がんばれ。
それから、可愛いオトコヨウゾメの芽。

真っ赤な冬芽が開いたら、小鳥が飛び立つように芽吹きます。
これはまだ、羽のように伸びてないなぁ。

オトコヨウゾメとコアジサイが並んでいるところ。
オトコヨウゾメの方が断然早くに芽吹きます。奥のコアジサイの茂みはまだ、
枯れ色です。
その隣にはニワトコ。枝の大きな冬芽が開いて中から大きな羽状複葉の葉っぱと
ブロッコリーみたいな花の芽が出てきました。

これが白く泡立つように咲いて、夏が来る前に、あっという間に赤いつぶつぶの
実になります。

こちらはバンザイしているような新芽。可愛いな。たくさん咲いてね。
小鳥さんたちが楽しみに待ってるよ。
公園に戻って、フェンズ沿いの誰が植えちゃったか解らないあたりに今年も
香りの良い花が開きました。

ジンチョウゲ(沈丁花)です。3月半ばに咲く、卒業シーズンの花ですよねぇ。
良い香りも、ちょっと厳粛な感じがします。

肉厚のお花が手まりのように咲きます。
もう1本は銀葉アカシア。時にミモザアカシアと言う名で園芸店などで扱われます。

オーストラリア原産、マメ科の常緑小高木。
ハリエンジュの別名のアカシアは、どうしてそうなった?という感じ。
熱帯の植物、元祖アカシアもこちらに似たお花です。

おしべの固まりのようなお花を付けます。黄色くて丸いポンポンみたいな形のを、
それはもう、枝も折れんばかりにどっさりと。

銀葉アカシアの小葉は8〜20対ほどで、そっくりさんのフサアカシアは30〜40対だ
そうですから、あんまり銀葉っぽくないけれど、たぶん間違いは無いでしょうね。
お花の少ないこの時期に有りがたいお花です。
隣町の公園のフェンス沿い、この記事最後はアシビの花。

あっちにもこっちにも、アシビの花は今が盛りで良く咲いています。
隣町の公園のも良く咲いていました。下向きのベル型の花がどっさりと。
素敵ですよね。
次の記事では、保護地のカタクリのお目覚め具合を中心にご紹介します。