2017年04月11日

白木蓮と辛夷

今日は冷たい雨が1日降り続きました。天気予報を見て覚悟していたので
完全防備で出かけたから、寒くも無く濡れもしなかったけれど、仕事の
行きがかり上、午前も午後も外回り三昧。普段なら、ほぼ室内の勤務なの
ですが、今日に限って(^^;)。でも、雨の中を歩き回って発見もありました。
ナツツバキの新芽が目にしみるほど鮮やかだったこと。コナラやクヌギが
芽吹いて、遠くのお山がパステルカラーになったこと。明日からは晴れて
暖かくなるそうです。今度は爛漫の春を探しに行きたいなぁ。

記事の方はハクモクレンとコブシの比較です。

170411_kobusi1.jpg

こちらコブシの花。そろそろ終わっちゃう頃だけれど、そっくりさんを比較
しました。





みんなが、桜が咲くのを今か今かと待っている頃、コブシとハクモクレンの
花が咲きます。

170411_sakura.jpg

今にも咲きそうな3/22のソメイヨシノです。



コブシの花の特徴は、なんと言っても、横向きでも上向きでも無造作に咲い
ちゃうところ。

170411_kobusi2.jpg

花びらの付け根の赤い色は、入るのもあるけれど、入らない株もあるから、
あてには出来ないけれど、ハクモクレンにはほぼ入らないから、一応、特徴
になるかな。


コブシの花びらは6枚で、ガクは花の付け根の細いリボンのようなもので、
3つずつ付いています。

170411_kobusi3.jpg

花の付け根には、葉っぱがひとつ付くのが大きな特徴。

この葉っぱはつぼみの殻の中に、花びらと一緒に入っています。

170411_kobusi4.jpg

こんな葉っぱって、あんまり他じゃ見ないですよね。

比較できる環境なら、ハクモクレンの方が花の咲くのが早めで、大きめで、
コブシの方が、あとから咲いて、花も葉っぱも小さめです。木の大きさは、
どちらも大きくなれる可能性は秘めているけれど、うちの周りでは、
コブシの方が大きいかな。

ただし、ハクモクレンは人が植えたもので、コブシは勝手に生えているもの
も多数。コブシは自分で種を作って繁殖出来るけれど、ハクモクレンは
出来ないかもしれませんね。



こちらはハクモクレン。

170411_h_mokuren1.jpg

花期の終わりの方で、早めに咲いていた株の花はもう散りだしていた
タイミングです。のんきな株があって良かったよ。

傾き駆けた日差しと真っ白い花。

170411_h_mokuren2.jpg

神々しい景色になっちゃいました。ものすごく大きく見えるけれど、見た目
ほどじゃ無いです。

いやぁ、どっさり咲いてますね。逆光に負けない純白の花。すごいな。

170411_h_mokuren3.jpg

ハクモクレンは中国原産の花で、西洋に紹介されたときに、枝先に百合が咲くと
驚かれたようですよ。立派な花ですものねぇ。


ハクモクレンの花の特徴は、まっすぐ天を向いて咲くところ。横向きは無しです。
それから、開ききらないところ。開いたら、それはもう散るところ。

170411_h_mokuren4.jpg

花びらは6枚、花びらそっくりのガクが3枚付いていますので、見かけは9枚。
豪華に見えるわけですよ。コブシのガクなんて、リボンみたいに細いんですから。

そして、花の下に葉っぱは付きません。ちょこんと出て居るのは葉の芽です。
お花が散ったら葉っぱが出てきます。

実の形も、葉っぱの付け根と冬芽の関係も、黄葉ぶりも、
いろいろ違いはあるけれど、それでも大きなくくりではモクレン科、
マグノリアのお仲間です。

似ているところもいっぱいあって、このほかにもシデコブシや紫色の花の咲く
モクレン等も次々開花します。



似ている花、間違えそうな花、比べてみるとまた違う魅力に気づくかも。
たまにはねぇ。謎解きするような気分で見上げてみるのも良いかもしれませんよ。




posted by はもよう at 21:49| Comment(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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