午前中は暑いくらいに晴れて、午後からは風が出てちょっと肌寒いって言う
お天気でした。着るものや寝具の選び方にも迷います。昨日は週末の疲れが出て
眠くなっちゃったけれど、今日は大丈夫かな?
記事の方は4/2に、いつもとは反対側のお隣の町へカタクリを見に行ったときの
写真。カタクリに会う前にちょっとまわりの景色をご紹介します。

いつも歩いている斜面とはちょっと違うけれど、まぁ、同じような北向きの斜面。
カタクリの自生地と言うだけでは無く、去年あたりに、地元の方がミズバショウを
植えたのを発見。お山に行かなければ会えないかと思っていたので嬉しいです。

雨上がりで、泥が飛んで汚れていたので、レタッチソフトでちょっとお化粧しました。
ミズバショウって、こんなに春先に咲く花だったんですね。

もっと初夏に近い方かと思っていました。去年もここで見ているのに、やっぱり
意外に思います。
今年はミズバショウの足下に見つけちゃいました。カエルの卵。

ぐるぐる渦巻き。
別の場所には、もっと大量…。大きな池の中です。

画面上の方のくねくねがカエルの卵。画面下の方のくねくねした線は貝が移動した
あとです。たぶん、蛍のえさのカワニナ。そう、ここは蛍を飼育している池です。
去年もおととしも来ていますが、未だに、蛍を見には行っていません。飛んでいる
のかな?
池から流れ出した水は細い流れになって斜面を下ります。その途中の公園っぽく
なって居るところ。

素敵な景色だけれど、入りにくいので、ほぼ誰も歩いていません。
小さな流れのほとりにはネコノメソウが咲いています。自然に出たのか、誰かが
植えたのかは解りません。

やっぱり、お山に行かなければ会えないと思っていたネコノメソウにこうして
会えるので、ありがたい限りです。

ユキノシタ科ネコノメソウ属、林縁や谷間の半日陰地の湿地に生育する小型の草
だそうです。

近づいてみないと花だと解らないくらい 地味な花ですが、周りの葉っぱもろとも
ほんのり黄色くなっているところが可愛いですよね。
お花が終わってタネが出来ると、ネコの目のようになるのでこの名前があるそうです。
道ばたの草か、お庭の花か、微妙な位置に広がっていたこの特徴的な葉っぱは
オダマキの仲間。

西洋オダマキなら花だんの花。他の草なら、野草かな。
楽しい水辺を離れて、カタクリが自生する林の方へ歩いて行って…。
そうそう、それが本題でした。

まず目に付いたアケビのつるとミズキの新芽。
赤い枝先にみずみずしい緑色。

本当に綺麗なミズキの新芽。
そして、5枚一組の楕円形の葉っぱを扇のように折りたたんだアケビの新芽。

見えるかな?
その隣にはウグイスカグラがたくさん咲いていました。

他の花がほとんど無かった早春から、ずっと咲き続けてこんなに満開。

花期は長くても、お花は変わらずに可憐です。このあと夏を待たずして、みずみず
しい真っ赤な液果になります。実ったらまた、見に来たいです。
こちらは去年の実、おせちの黒豆みたいですが、シロヤマブキのタネです。

ヤマブキとは名ばかりの他人の空似の関係ですが、春の終わりに花弁が4枚の
真っ白い花を咲かせます。そろそろ咲いたかな?
次の記事ではいよいよ、カタクリの群落を見て頂きましょう。
ブログ内関連ページ:
2016/04/05付 「ネコノメソウの花」 去年の様子
2015/ 4/12付 「カタクリの名所」 おととしの様子