2017年05月28日

ウワミズザクラの花

腰、大丈夫かな?と思いつつの実家帰りも無事に終わりました。いつものように、
両親の手の届かないところの家事をしてきました。無事は良かったけれど、朝の
どんよりから一転、日中は真夏かってほどよく晴れて暑くて、夕方の自宅付近は
またどんより。へんてこな気分でした。でも降られなくて良かった。あけて今日は
午前中は良く晴れていたけれど、だんだん雲が多くなって、昨日ほどの気温には
ならなそうで良かったです。今日はおとなしくして、明日は確実に仕事に行かなく
ちゃ。頑張るぞ。

記事の方は4/23のおさんぽの続き。この日一つ目のお目当ては、ここのところ、
毎年撮りそびれているウワミズザクラの花を撮ること。

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ほら、いつもの坂の途中に見えてきましたよ。




お気に入りの観察スポット「隣町の公園裏の北向きの斜面」へ通じる坂の途中、
大きなウワミズザクラの木があります。
似ても似つかないこの木に、サクラと名が付いているのは不思議ですが、桜の季節の
終わる頃に、真っ白で瓶ブラシのような花を咲かせます。

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バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木。

背が高くなり、木の上の方に花を咲かせるので遠くからは目立っても、近くだと気
づかないこともあります。

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今年は間に合って良かった。ほら、綺麗に咲いてる。
名前はウワミズ…だけれど、漢字では「上溝桜」と書きます。古代、占いの時に
この木を使ったのが名前の由来と言われています。

記事によって、この木の板の上に溝を彫って火を置いたとか、この木の枝であぶった
とか、あぶったのも亀の甲羅とかシカの骨とかいろいろ書いてあるけれど、素人の私
にはどれが本当らしいのか解りません。
でも、相当昔から、人と関わりの有る木だったようです。

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この、ブラシのようなお花はたくさんの小花が集まって出来ています。

花はやがて実になって、夏の終わりから秋の初めにかけて赤く色づきます。若い花穂と
実は塩漬け(杏仁子)にし、熟した実は果実酒にするそうです。どんな味なんでしょうね。



ウワミズザクラの根元には、猛烈に絡んだフジのつるが有り…

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黄色っぽい若葉が日の光を浴びて、昇り龍のようでしたよ。

ヤマウコギの枝垂れた枝にも

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5枚一組の掌状葉が並びました。

葉の付け根には、ぱっと放射状に開く お花のつぼみが準備中。

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お花も見に来られると良いな。



でもって地面にはムラサキケマンが花盛りでした。

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ケシ科キケマン属の越年草。お山にはもっと大きくて黄色い花が咲くキケマンの
仲間が咲くけれど、里にはこの紫色の花が咲きます。お仲間の間はそっくりさんが
多くて困るけれど、お仲間以外では大変ユニークな花ですよね。

足下の一群れを見下ろしちゃった。

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この葉っぱも独特。葉の縁に、露を宿す姿も素敵ですよ。
ケマン(華鬘)とはお寺の装飾用の仏具のことですが、あんまり似てません。あしからず。

上から見ても、

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横から見ても、変わったお花。

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花びらは4枚で、左右から合わせたのを上下から包むという形です。
お花の胴体部分が白い変種を(シロ)ヤブケマンと言います。
あ、これ、ヤブケマンの方かな?いや、でも、もっと白いよなぁ。←よくわかってない。

ケシ科ですからね、毒ですよ。別名に「ネコイラズ」って言うのを見つけちゃった。
ネズミじゃなかったら食べちゃだめです。

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春の花期だけ目立って、跡形も無く消えてしまうスプリング・エフェメラルの一員です。
限界まで水分を含んでぷるんとはじける実のさやにはアリさんの好物、エライオソーム
付きのタネが詰まっています。



お楽しみの場所に向かう、入り口からこんな素敵な道ですよ。足取りも軽くなろうって
ものですよ。

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見上げると、ウワミズザクラが縁取る天窓。

贅沢だなぁ。

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お天気も良く気分も晴れ晴れ、先に進みます。

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ウワミズザクラの向こうの木々も、まぶしいような新緑です。


お花の他には、イロハカエデやケヤキの幼樹も可愛い葉っぱを広げていました。

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秋にはカエデの紅葉を見に来ましたよね。


地面を覆い始めるのはつる性植物。

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ありとあらゆるつるが伸びるけれど、ここで目立ったのは3枚一組で縁にゆるい
ぎざぎざのある ミツバアケビの葉っぱかな。



お楽しみは次々に現れてしまうのでした。次の記事は、とびきりキュートな木の花を。



posted by はもよう at 18:42| Comment(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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