2017年06月13日

マルバアオダモの花

8日ぶりのまとまった雨が降りました、今日のうちの方。その前の晩にも二晩続き
で降ったんだけれど、日中は晴れていました。1日雨は久しぶり。梅雨らしいお天気
と言いたいところだけれど、梅雨前線の影響じゃ無いらしくて、面白いものです。
それでもひからびていた紫陽花たちがたっぷりと水を吸えて、きっと美しさも
増したことでしょう。今日は休息日。最近スケジュールが詰まりすぎていたので、
1日お休みをとりました。何にしても体が資本です。大事にせねば。

記事の方は4/30の写真の続き。

170613_m_aodamo01.jpg

初夏の「木に咲く白い花」第二段は、煙るように咲くマルバアオダモです。





とびきり綺麗なこの緑の葉っぱは、香づる木、カツラ(桂)です。

170613_katura.jpg

真っ赤な花の盛りと赤い新芽の時期を過ぎて、緑の若葉の季節を迎えて居ました。
季節ごとに姿を変えるカツラの木。素敵だなぁ。



お隣にちょっとだけ植わっているのがマルバアオダモです。
モクセイ科トネリコ属の落葉高木。アオダモとトネリコは近いお仲間で、別名
だったりします。アオ…とつくのは、この枝を水につけておくと水が青くなるから
だそうです。

粘りの強い材を野球のバットやテニスのラケットなどに利用されるんですよ。

170613_m_aodamo02.jpg

花は細い花びらとおしべで出来ていて、煙るように咲きます。

成長の遅い木で、ずいぶん前から眺めているけれど、

170613_m_aodamo03.jpg

何年経っても、今にも枯れちゃいそうなか細い木のままです。

マルバと言ってもカツラほども丸くない葉っぱで、奇数羽状複葉。

170613_m_aodamo04.jpg

じつは、縁にぎざぎざが無いという程度の意味だそうで、別名だとホソバアオダモ
だったりします。ややこしいですね。

花は、細い花弁が4つ、おしべ、めしべが2本ずつというシンプルな造りで、それが
無数についているのでこんな姿になります。

170613_m_aodamo05.jpg

オスの株とメスの株に分かれる種(雌雄異株)で、メスの株に咲くめばなは、赤っぽい
めしべが目立ちます。

170613_m_aodamo06.jpg

めばなは後に、平たい豆のサヤような翼果になります。


オスの株の方が花の数は更に多くなり、見応えがあります。

170613_m_aodamo07.jpg

まぁ、木、全体が小さくてか細いんですけどね。

オスの株には赤いめしべはつかないし、おしべは、色としては目立たずメスの株より
更に白く華やかに見えます。

170613_m_aodamo08.jpg

こちらがおばな。

170613_m_aodamo09.jpg

花びら4枚とおしべが2本ずつ…で、びっしり。

170613_m_aodamo10.jpg

煙るように咲きます。綺麗ですね。



マルバアオダモが数本植えられているそばに、マルバじゃ無いアオダモが一本だけ
有ります。

170613_aodamo1.jpg

マルバより更にか細くて、いつ枯れちゃうかとはらはらするんです。地味すぎる木で、
あまりよそでは見ないんですよね。

アオダモのは葉っぱには縁に細かいぎざぎざがあります。

170613_aodamo2.jpg

ちょっと見えないですけどね。

170613_aodamo3.jpg

ここのアオダモはメスの木で、細々花を咲かせたあとは地味な翼果をつけます。
暑いのがちょっと苦手だそうです。猛暑続きの今日この頃は辛い日々かもしれません。
ちょっとでも元気になってね。


そばに有るのはオオバヤシャブシ。
170613_o_yashabusi.jpg

今年はお花を撮りそびれましたが、綺麗に若葉を開いています。夏の盛りになっちゃうと
濃い緑の葉っぱになるので、今のこの姿は貴重です。ハンノキの仲間ですから、
極小松ぼっくりならぬ、ハンノキぼっくりが実ります。



地味な木の花の後はパンチの効いた黄色いお花。

170613_y_yamabuki.jpg

八重ヤマブキです。これですよこれ。
「やえはたえ、花は咲けども山吹のみのひとつだに無きぞかなしき」のヤマブキは。
一重咲きの方は実が実るんですよ。



4/30の写真、次回でラストです。華やかな園芸種の木の花を眺めます。
5月分はもうちょっとさくさく進めると良いなぁ。


シリーズ「木に咲く白い花 2017」

2017/06/12付 「ミズキの花」
2017/06/13付 「マルバアオダモの花」

posted by はもよう at 21:08| Comment(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: