2017年06月18日

ホウチャクソウの花

今日は一日曇り、雨を覚悟していたから、あら良かったって感じです。でも、
なかなか雨の降らない梅雨ですね。今週後半かな、降り出すの。ベランダでは
ピンクのアジサイ、小さいカラーの花に続いて、コクチナシが咲き出しました。
我が家の夏のオールスター勢揃いです。長く咲いてね。

記事の方は5/3のおさんぽの続き。トピックだらけのこの日、最初の話題は初見
のお花。でも、その前に道ばたの季節の便りを。

170618_kitune_a1.jpg

咲き出しましたキツネアザミ。トゲが無くてアザミじゃ無いけど、そっくりで
狐が化けたみたいっていうネーミング。






別の道ばたでは、外来種のひときわトゲだらけなアザミも咲きますが、こちらは
至って平和主義。道ばたでアザミ似のお花を咲かせています。

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花後の綿毛が綺麗ですよ。


ご一緒するのはハルジオン。

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そろそろ、夏の花ヒメジョオンと入れ替わる頃ですが、GWの頃までは咲いて
いましたね。元は花だんのお花です。可愛いでしょ。



ここから、坂を下ってお気に入りの観察スポット「北向きの斜面」へ向かいます。
途中の雑木林の林床にチゴユリの群落があって、前回見た時にはそこには咲いて
いなくて、別の場所の花を堪能しました。

坂の途中の群落はどうなったのかな?
確認に行って、チゴユリはひとつも咲いていないことが解りましたが、違うもの
を見つけちゃいました。

170618_hotyaku_s1.jpg

あらら、チゴユリよりも大きなお花が下がってる。一株だけ。
もう、お仲間いっぱい居るから、その場では名前が浮かびませんでしたが、
あとで調べたら、ホウチャクソウ(宝鐸草)でした。

お堂や塔の軒先につるされている小さな鐘みたいな装飾物「宝鐸:ほうちゃく」
を連想してのネーミング。
それよりこのお仲間、新しい分類法だとイヌサフラン科チゴユリ属なんですね。
ユリ科じゃ無くて。へぇ〜。


もうちょっと良く見ようとしたら、花びらがばらばら落ちちゃったけれど、

170618_hotyaku_s2.jpg

すでに一枚落ちていますね。散るタイミングだったみたい。かろうじて撮れて
良かったんですね。

花の後は黒い実になるそうですが、見られるかな?
170618_hotyaku_s3.jpg

ここのチゴユリの実を一度も見られていないから、望み薄ですが期待しておき
ます。

でも、葉っぱだけ見て、ホウチャクソウとチゴユリを見分けられるだろうか、私。

170618_hotyaku_s4.jpg

地下茎で増えるって言うけれど、どこから来たんだ、ホウチャクソウ。ここで
増えるのかホウチャクソウ。いろいろ、今後が気になります。



斜面下部の護岸からはスイカズラが、前回よりさらに伸びてひょろひょろ〜。

170618_suikazura.jpg
絶対刈られちゃいそうなこの場所では、花まで咲かせられるとは思わないけれど、
ひょろひょろ並ぶ姿には愛嬌があります。



「日陰の林」中程のウドの大木…もとい、ウドは今年も元気そう。

170618_udo.jpg

いつ刈られてもおかしくないと思っていましたが、今年、奥の方にもう一株、
芽を出しているのを見つけました。結構やりますな。



地味ながらお気に入りの野草タチシオデも、お花の季節を迎えて居ました。

170618_t_siode1.jpg

ユリ科シオデ属の多年草。

お花は緑で目立ちませんが、花火が夜空で開いた時のような花ですよ。

170618_t_siode2.jpg (おばな)

良くみれば可愛いでしょ。

オスの株とメスの株に分かれる種類(雌雄異株)で、オスの株に派手目におばな
が、メスの株には控えめにめばながつきます。

170618_t_siode3.jpg (めばな)

ヤブの中で見たら地味で目立たないけれど、緑色好きにはたまらない緑色の
お花で、いつでも、探して撮ってきます。



春先によく見かけたキュウリグサに代わって、目立ち始めたのが、この
ハナイバナ。見分けポイントはその名の通り「葉内花」。

170618_hanai_b1.jpg

葉と葉の間に花が咲くのが、ハナイバナ。キュウリグサの花の穂には花しか
並びませんから。

更に、この小さい花を拡大しなくても見られるなら、
まん中に黄色が入って居るのが、春に似合いのキュウリグサで、

170618_hanai_b2.jpg

蒸し暑くなってから見かけるハナイバナは、水色一色の涼やかデザインです。
花や葉っぱは小さいけれど、草丈は、ちょっと笑っちゃうほどデカくなります。
可憐に見えて、したたかなのよ。どちらもね。



「日陰の林」を通り過ぎたあたりの林床。

170618_kusamura.jpg

こちらにもいろんな草の葉、花が並んでいます。

ちらほらしている白いものはお花で、あらま、この辺ではお久しぶりの
クチナシグサです。いつもお散歩している公園には大群落があるんですけど。

170618_kutinasi_g1.jpg

つんつんした葉っぱが時々赤みを帯びるので、かがり火草の別名もありますが、
ゴマノハグサ科らしいお花のあとに実る実が、木の花、クチナシの実に似て
いるのでこの名が有ります。

170618_kutinasi_g2.jpg

ほら、この萼がもうクチナシに似ているでしょ。実が付いた頃また、見つけ
出せるかな?



さっきの写真、クチナシグサのそばに有った丸い葉っぱは、早起きすみれの
アオイスミレです。

170618_aoi_s1.jpg

花の頃から比べて、だいぶ大きくなりました。
えっ、これがあの、地面にへばりついて咲いていたアオイスミレなの?って
思うほどのもしゃもしゃぶりです。

葉をかき分けて根元を見ると、特徴的な実が付いています。

170618_aoi_s2.jpg

毛深くてまん丸。はい、これがアオイスミレの実。
他のすみれとは全く違う形の実です。すみれにはそっくりさんが多くて悩む
けれど、これだけユニークだと助かります。ここからタネをたくさん蒔いて、
ますます増えてね。また見に来るね。



野草を眺めて歩いて、次は勝手花だんの花に目をとめました。
ここ、たぶん公共の土地なので、花を作っちゃいけないはず。でも、勝手に
育てている人が居るんです。勝手に育てているんだもん、勝手に写真も
撮っちゃうよ。この日の被写体はレンゲ草。

170618_renge_s1.jpg

綺麗ですよね。何でも無い花だけど、とってもフォトジェニック。
れんげ草の方が私のなじみは深いけど、図鑑の表記は「ゲンゲ」です。

手前のちょっと開いた花は、マメ科のお約束からしたら、たぶん、虫が来て
蜜を吸っていった印。

写真にしちゃうと広いレンゲ畑みたいですけど、ほんの数株のれんげ草です。

170618_renge_s2.jpg

いつか電車に乗って広いレンゲ畑に行きたいな。今は人の花だんで我慢です。



この記事最後は、すくっと立っていたバラモンギク。このあとから、道ばた
でも姿を見る様になりました。

170618_baramon_g.jpg

日本では得体の知れない帰化植物ですが、そっくりで紫色の花が咲く
バラモンジンの方は、ヨーロッパでは野菜だそうです。
ゴボウのように根っこを食べるそうですよ。どんな味がするんでしょうね。



5/3のおさんぽはまだまだ続きます。



posted by はもよう at 18:30| Comment(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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