2017年08月29日

リョウブの花

今日も、まずまずのお天気でしたね。朝夕はちょっと涼しくなったけれど、
日中はちゃんと暑かったし。セミもたくさん鳴いています。ただ、やっぱり
ニイニイゼミやミンミンゼミは減って、ツクツクボウシが増えてきたかな。
落ちているセミもよく目にするようになりました。足を閉じていないのは、
まだ息を吹き返す可能性がありますから、気をつけてくださいね。

記事の方は7/9のおさんぽの後半。公園の中で、リョウブの花に近づける
株を見つけて、クローズアップの撮影をします。

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リョウブの他は、おなじみの野草。ユリの花も咲いて居ました。





毎年見に来るリョウブの木です。

2008/06/29付 「リョウブの花」

7月になるとリョウブの花が咲きます。「木に咲く白い花」最後はいつも
リョウブで閉めることにしています。

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リョウブ科リョウブ属、高さ8〜10mになる落葉高木。
その昔、法令によって、飢饉の時に食料にするようにと 保護されたそう
です。

白い穂に並ぶ花は直径5mmほど。真っ白と言うよりは、若干、アイボリー
がかっています。

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元の方から順に咲きます。

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開花と共に、ユリをもう少し優しくしたような、良い香りを立てます。


春先の若芽をご飯に炊き込んで食べた人の感想では、特別に美味しいもの
でも無いとか。
法令まで作って、飢饉の日のために保護した理由を説明してくれる記事
にはまだ出会えていないのですが、

170829_ryoubu5.jpg

ちょっと濃いめの緑の葉っぱ。たっぷり咲く香りの高い白い花。
リョウブは素敵な木ですね。
花の後は、茶色に乾いた実になります。



このあとは同じ日に見た野草の様子を記録しておきます。
まずはリョウブの近所の、ヤブミョウガ。

170829_y_myoga1.jpg

明るい木陰が好きな、大型の野草です。ミョウガとは葉っぱが似ている
だけの他人の空似関係。

ツユクサ科の多年草。

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こっちの方がよっぽど擬宝珠っぽいつぼみから、穂に立てた花茎に
白い花をどっさり並べます¥。

170829_y_myoga3.jpg

雑木林の林床の端、明るい日陰にほんのり艶のある花と葉っぱ。

涼しげですねぇ。

170829_y_myoga4.jpg

花の後には丸い実をつけます。これがまた、翡翠の細工物のような
薄い緑から黒っぽい色へと色合いを変えながら熟します。

大柄の草ですが、鉢植えで楽しんでいる方を見かけました。結構、
見栄えがして良いかもです。



公園を出て、カタクリの保護地へ。

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今の盛りはヤブカンゾウ。

張り巡らされたロープの支柱に寄り添って咲くのは、アキノ
タムラソウ。

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シソ科に、ハル…、ナツ…、アキノ…タムラソウがあって、
タムラソウという草は、アザミの仲間にあるけれど、似ても
似つかないという 迷路に入っちゃいそうな不思議な名前の
お花です。

学名は日本のサルビア。

170829_a_tamuraso2.jpg

青くてとっても素敵な花です。

花粉配布中のおしべは、花のまん中で待機し、

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済んだら両脇へよけてめしべに場所を譲るという 自家受粉を
避ける工夫もしているお花です。これから秋が深まるまで
ちょっとずつ咲く予定です。


カタクリ保護地で、夏の名物にしようとヤマユリの保護も始まり
ました。芽吹いた苗を見つけて、草刈り隊から守るだけで、
驚くほどの数のヤマユリが咲き乱れる斜面になりました。

170829_yamayuri1.jpg

この日、歩いてきた「北向きの斜面」ではまだつぼみでしたが、
カタクリ保護地のお日様がよく当たる場所では、気の早い花が
いくつか咲き始めていました。

170829_yamayuri2.jpg

たくさんのボランティアさんたちのお世話のたまもの。
来週はもっと咲いて居るかもしれませんね。また見に来なくっ
ちゃ。



草丈の高いヤブの下で見つけたのはホオズキの花。

170829_hoozuki.jpg

地味だけれど、どっこい絶えずに咲いてます。
オレンジ色の実が色づく頃にまた、見つけられると良いけれど。



一度派手に刈られたけれど、何度も復活しちゃうのはボタンクサギ
のピンクのお花。

170829_botan_k.jpg

周りはほとんどのブドウの葉っぱですね。猛烈な草むらで、生存
競争を戦ってます。こんなに強い木ですから、お庭に迎える時には
十分覚悟して頂きたいものです。



7/9のおさんぽ写真はまだもうちょっとあります。今度はつるに咲く
花を後もうちょっと。それから、この日に出会った虫さんの記事。
8月ももうすぐおしまいですが、7/9の写真は8月いっぱいまで
ご紹介を続けそうです。良かったらおつきあいくださいませ。





シリーズ「木に咲く白い花 2017」

2017/05/28付 「ウワミズザクラの花」
2017/05/29付 「オトコヨウゾメの花」
2017/06/05付 「鈴蘭と牡丹」 ナナカマド
2017/06/12付 「ミズキの花」
2017/06/13付 「マルバアオダモの花」
2017/06/14付 「白いライラックと赤葉のメギ」
2017/06/15付 「鈴蘭、牡丹、マンテマの花」 シジミバナ
2017/06/16付 「栃と七竃の花」 トチノキ、ナナカマド
2017/06/17付 「サワフタギの花」
2017/06/19付 「カマツカの花」
2017/06/21付 「ノイバラの花」
2017/06/22付 「ナニワイバラの花」 白い牡丹、コデマリ
2017/06/25付 「ハクウンボクの花」 
2017/06/26付 「ハリエンジュの花」 カラタネオガタマ
2017/06/27付 「トベラの花」
2017/06/28付 「エゴノキの花」 シャリンバイ
2017/06/29付 「庭の花と街中のバラ」 白いバラ、タイサンボク、オリーブ
2017/07/03付 「忍冬とヤマウコギ」
2017/07/04付 「ガマズミとコアジサイ」
2017/07/05付 「小米卯木の花」 ノイバラ
2017/07/07付 「ガマズミとユリノキ」 マユミ
2017/07/11付 「プリベットと卯の花」 ネズミモチ、コバノズイナ、テイカカズラ
2017/07/12付 「栗と黒金糯の花」
2017/07/16付 「ノビルとヒメシャラ」
2017/07/18付 「ネジキと白熊の木」
2017/08/06付 「ヤマボウシの花」 ウツギ、カシワバアジサイ、イヌツゲ
2017/08/07付 「夏椿と珊瑚樹」 タイサンボク
2017/08/18付 「雨の花だん」 タイサンボク、ガーデニア、ナツツバキ、
2017/08/19付 「珍珠梅とイトラン」
2017/08/20付 「紫陽花と南天」
2017/08/23付 「モッコクとシマトネリコ」
2017/08/29付 「リョウブの花」

posted by はもよう at 23:55| Comment(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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