2017年09月20日

道草観察会 前編

今日は1日どんより。お日様はお休みでした。私も、ちょこちょこ
用事があっておさんぽには行かれませんでしたが、その分、用事は
だいぶ片付いて嬉しい限りです。また明日も頑張ろう。

記事の方はいよいよ9月のおさんぽ写真に移ります。9/3にいつも
おさんぽしている近所の公園と、その向こうの雑木林まで行って来
ました。

170920_mitibata.jpg

まずは、公園へ向かう道ばたに生えてるありふれた雑草から。





一度草刈りされたはずなのに、もう、もしゃもしゃに草が生えている
公園へ通じる道。

丈高い草のすきまからツルボの花が見え隠れ。

170920_turubo1.jpg

ツルボの葉っぱは、つい最近まで地上からは姿を消していたはずだ
けれど、何だか今年はあんまり花が咲いて居ません。

170920_turubo2.jpg

8月の日照不足のせいかな? 葉っぱ出てなかったけど。



もしゃもしゃのメインはエノコログサ。

170920_enokoro_g.jpg

猫じゃらしとも言われる特徴的な穂の草です。
ムギの仲間がみんなタネをこぼして枯れた後、伸び始める
夏の道草です。


地面に近いところに葉を広げるのは ↓ 細い穂のメヒシバと

170920_m_hisiba.jpg

↓ 太い穂のオヒシバ。

170920_o_hisiba.jpg

あら、近縁種かと思ったらイネ科は一緒だけれど、オヒシバ属
メヒシバ属って分かれているのね。穂が太いか細いかだけじゃ
無いのね。
名前の通り、日向に生える芝っぽい草です。


もっともっと地面に張り付いて広がるのはコニシキソウ。

170920_k_nisiki_s.jpg

炎天下のアスファルト、やけどしないのかな?
居ながらにしてドライフラワーになりそうですよねぇ。


エノコログサにも早めに実るとののんびり出てくるのといろいろ
あって、早いのはそろそろ実ってタネを落とします。

170920_m_enokoro_g1.jpg

のんびりしているのはこれから穂を出したりします。
大きいの小さいの、まっすぐ立つのお辞儀するの、
黄色っぽいの赤っぽいのいろいろあるんですよ。

何にしても秋深まるまで、数種類のエノコログサが道ばたで風に
揺れてます。

170920_m_enokoro_g2.jpg

この赤いのはムラサキエノコロで良いのだろうか?


草むらで、ひときわ背が高くて花の穂を大きく広げているのは
キク科イズハハコ属、帰化植物のオオアレチノギク。

170920_o_aretino_g1.jpg

イズハハコなんて名前の草、見たことも聞いたことも無いけれど
在来のイズハハコとは縁無いけれど、よその国出身のご親戚とは
こんなに毎年お会いしているのね。変な感じ。

170920_o_aretino_g2.jpg

とりあえず、草むらからにょきにょきっとのびた茎の先にこんな
花の穂を開きます。花はほとんど開かず、あっという間に綿毛に
なります。

170920_o_aretino_g3.jpg

そっくりさんで、明治の頃渡来したヒメムカシヨモギ、
別名ご維新草は、小さいながらも花びら(舌状花)が有って花らしく
見えますが、こちら、昭和になって渡ってきたオオアレチノギクは
舌状花がほぼガクっぽいところ(総苞)から出てこないので、花に
見えないのが見分けポイントです。

この日はヒメムカシヨモギは見当たりませんでした。



でもって…この、背の高いやたらに緑の葉っぱが多いのは何だろう。

170920_s_awadati_s.jpg

オオアレチノギクの遅めに育ってきた奴か、はたまた別の背の高い草。
ああ、名前にセイタカって付いたのがあったなぁ。引き続き、見守り
ましょう。



もしゃもしゃの草の葉の間から、しゅんしゅん伸びた茎に3枚ずつの
葉っぱとピンクの花が付いているのは…

170920_a_nusubito_h1.jpg

これも帰化植物のアレチヌスビトハギです。

北米原産、マメ科ヌスビトハギ属の一年草。

170920_a_nusubito_h2.jpg

3枚ワンセットの葉っぱにマメ科っぽさを残して居ますが、お花は
蝶型花と言うよりはインベーダーの顔のよう。

170920_a_nusubito_h3.jpg

花の後に付く実は丸いのが連なった形で、もはや盗人の足の形には
似ても似つかないことになって居ます。表面にカギ型の毛が密集して
いて、ひっつき虫になるところは一緒なんですけどね。



まだ公園に着きません、雑草がいっぱいの道をあと半分歩きます。
今度はどんな道ばたの草を取り上げようかな。


posted by はもよう at 22:42| Comment(2) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はもようさん、おはようございます。
オオアレチノギクはお花見たことないんですよね。
そうなんですか。
ほとんど開かないのですか。
一つ疑問が解消しました。

道の草たちがこれだけわかれば、
楽しいでしょうね。
これからもしばしば観察会お願いしますね。
ふむふむと思うことがいっぱいです。
ありがとうございます。

ヌスビトハギはマメ科で3小葉なんですね。
でも畑のエンドウマメなんかは
複葉ですよね。
アメリカセンダングサも3枚に見えたりしますが、
あちらは3出複葉。
そういえば葉が平面的ですもんね。
あまり深く考えないでおこう^^

Posted by ブリ at 2017年09月22日 09:00
ブリさん、こんばんは。

そうなんですよ、オオアレチノギクはあんまりお花らしくないんです。
ヒメムカシヨモギは、ちっちゃい花が咲くんですけどね。

道ばたの草も、この辺は10年以上も眺めているし、だいたい、
同じく差し日目を出さないから、そのうちには覚えるんですが…
それに、まるっきり解らないのは写さないから
みんな知っているように見えるだけです。(^m^)

そうなんですよ。マメ科の葉っぱは3枚ワンセットが多いんです。
でも、多いって言うだけで、例外もあるんですよ。
ほんとこういうものって、どれだけ例外を覚えておけるかにかかって
きますよねぇ。
ややこしいったらありゃしない(^^;)。
Posted by はもよう at 2017年09月24日 23:52
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