ね(^^;)。土曜日はいろんなことが重なったんですよ。まず、早起きして
いつもより早めに実家へ向かい、いつもより余分に用事を片付けて、庭の
カラスウリの支柱と野菊とのブドウのヤブを撤去しました。1本のか細い
ノブドウの苗を植えたのに、大きな根っこになって居てびっくりしましたよ。
帰ってきてからも、サッカー見たりドラマ見たりゲームしたり、もぉ、遊ぶ
のにいっそがしくて(^^A)。風邪気味だったはずなんだけれどなぁ。
記事の方は11/3のおさんぽ最終回。

何度も出てきた↑パンチの効いたカエデの葉っぱを見に行きましょうね。
池のほとり、カツラの木が並ぶあたりから始めます。

今年はカツラの散るのが早くて、11/3でこの終わった感。あらま、出遅れ?
お向かいはラクウショウとメタセコイアの林です。
まずはラクウショウ側から一枚。

葉っぱが鳥の羽に例えられるくらい細くて繊細ですので、全体の印象ももこ
もこしています。

樹形は針葉樹らしい三角錐の形ですが、針葉樹には珍しい落葉性、もう散る
準備の整った葉っぱは黄色っぽく色付いています。

たまに、赤っぽいって言うか、枯れ色になります。
繊細で、素敵な紅葉です。

木の下に潜り込んで見上げると、幸せになっちゃうような美しさ。
綺麗ですねぇ。
でもって、お隣は同じ落葉性でも、もうちょっとだけ葉っぱが太めのメタセ
コイア。

似ていて、ちょっと違う2種の紅葉、今年はラクウショウの方が早くて、
メタセコイアはまだほとんど緑色。
枝にきっちり2枚ずつ向き合って付く(対生)小葉。ラクウショウが乱調の美
なら、メタセコイアは幾何学模様のような整然とした美しさ。

別名のアケボノスギは、紅葉した葉が夜明け(曙:あけぼの)の空の
色のようだからとも言われています。
曙の空のような紅葉、一足早く色付いた枝を見つけたので、

予告編のように置いておきます。木、全体が真っ赤になる頃また見に来なくちゃね。
ラクウショウとメタセコイアの林のそばにはトサミズキの植え込みがあって、
そこに、スズメウリがからんでいることは夏のうちに確認しておきました。
豆つぶほどの小さな瓜が下がったのも確認済です。

それが熟して真っ白になっていました。
これがスズメの卵のようだというのがその名の由来だそうです。

小さいです。エンドウ豆ひとつ分くらい。でも、か細いつるにこの売りが並んで
いる様は真珠のネックレスのようで素敵です。細々からんでいるけれど、今年も
会えて良かった。来年も頑張れ〜。
さて、さて、ようやく真っ赤なカエデの所へやってきました。

芝生広場の端っこ、たいてい誰かしらが木の下でピクニックしているので近寄り
づらいけれど、この日は運良く誰も居なくて、撮り放題。
この木の名前はアメリカハナノキ。またはアメリカハナカエデ。
日本にもハナノキって言うカエデ科の木が自生しているので、そのアメリカ版って
ことですね。カエデ科なのに紅葉よりも「花」に重きを置いちゃったネーミングは
春先、葉を展開する前に、木全体が真っ赤に染まるほどの花を咲かせるから。
2012/ 4/ 7付 「赤い花の木」
ここには4本くらい並んでいたかな?

色づき具合に早い遅いがありますし、オスの木は葉っぱ多めで、メスの木は葉っぱ
少なめだったりしますので、4本並んでいても、並んでいる感じはないですね。

でも、木ごとに色付き方が違ったら、こんな風にカラフルな写真が撮れて良いです
よね。
色づき遅めのオレンジの葉っぱの株。

色づき早めの紅色葉っぱの株。
さらに早くてほぼ、葉っぱが残っていない株。

みんなアメリカハナノキです。

葉っぱの形は、これでも5裂。3つは大きいけれどあとの2つは葉によって目立たな
かったりします。
真っ赤な葉っぱの陰で、春一番に咲かせる花の芽を、枝先にちゃんと準備しています。

見えますか?枝の先のつぶつぶ。
秋が終わって、冬が過ぎて、春が来たら、オスの木はあそこに真っ赤なポンポンみた
いな、おしべばかりの花をたくさん咲かせます。メスの木は枝先に真っ赤なプロペラ
型の実の元になるめばなを、おばなよりは少なめにぶら下げます。来年の準備も
ちゃんと済ませて、今年一番の晴れ姿のなったアメリカハナノキ。今年も見事でした。
お疲れ様。
人工の小川の別の方にはクヌギの若木。
2017/10/15付 「クヌギの若木」

今年、ドングリが実ったのを初めて見た若木です。一仕事終えて紅葉を始めていました。
来年もまた、頑張ってね。
たくさんの家族連れがのんびり過ごしています。のんびりピクニックが出来るのも
この日くらいまでかな。寒くなったら寒くなったで、楽しみはあるけれど。

さて、そろそろ帰らなくっちゃ。振り返って眺めた、大きなサクラ。
またね。
次回は仕事合間の昼休みさんぽで出会ったものをいくつかご紹介します。