午後にはちょっと日が差しましたが、気温を押し上げるには至りません
でした。それでもミツマタの花が咲き出しました。河津桜も冷え込みの
様子を見ながらちょっとずつ咲き始めました。春も間近って感じがします。
記事の方は2/11の隣町でのおさんぽの続き。

お気に入りの観察スポット「北向きの斜面」に出てきました。まだ、雪が
残っていました。
雪の下のユキノシタの葉っぱ。丸っこくて毛深い葉っぱです。

「北向きの斜面」には大群落がありますが、今はただ、寒さをこらえて
春を待って居ます。
さて、この斜面のどこかに、フキノトウが出るはずなんだけれど、どこ
かな?

笹や彼岸花の葉っぱなど、この季節でも枯れていない葉っぱを目印に
場所を探ります。
あ、有った有った。解ります? フキノトウ。

画面の左端にはフキの葉っぱがありまして…そのそばきっとフキノトウが
出ているはずと探したら、画面中程のちょっと右下にちょこっと頭を出し
て、いました。

ほら、このくらいのフキノトウ。
これから暖かくなるにつれ、次々に顔だしてくれるはず。お花が咲く
ところまで見せてもらえますように(-人-)。
斜面からぶっ違いで伸びているのはノイバラの枝です。

ジグザグに曲がった枝に赤い冬芽が点々。良く良く見ればたぶんどこかに
トゲも有るはず。
もうちょっと上を見ると、あ、アオキの葉の陰に赤い実が見える。

色づき始めたたんですね。みんな真っ赤になあれ。
「北向きの斜面」の中程にひときわ芽吹きの早い木があるのでチェック
しに言ったら、冬芽はふくらんでいたけれど、まだ芽吹く気配はありま
せんでした。そりゃそうだ。

ちょこっと変わった感じのこの枝はウワミズザクラのもの。
ソメイヨシノの花が終わる頃、大きな木の上の方に白い瓶ブラシみたいな
花をどっさり咲かせ、夏の終わりには赤い実をたくさんつけるバラ科の
落葉高木。

葉っぱの落ちたあと(葉痕)の形が独特ですね。羽状複葉っぽく見える
葉っぱの付き方が、そうさせているのかな?そして冬芽は赤。綺麗な赤い
色ですね。

途中から曇って来ちゃった空にウワミズザクラの枝。
なにせ、他の木に先駆けて芽吹くので、準備も早めに始まってます。

画面左端の木がウワミズザクラです(たぶん)。
今年も、芽吹きも花も赤い実も、ぜんぶちゃんと撮りたいです。
さらに進んでいきます。「北向きの斜面」にも、常緑樹がたくさん。
冬でも、雑木林は緑一色でしょ。

まん中に、かなり背が高くなったヤツデが見えます。頑張って伸びたなぁ。
それから、ネナシカズラのつるの残骸。

これにまた芽が出て、どんどん増えるのかなぁ。それとも、猛烈にはびこる
クズやセンニンソウにあきれて消えちゃうかなぁ。
こちら、雪の中に突き刺した棒に見えるのは、ニワトコです。

芽吹きかけの葉っぱと可愛いお顔に見える葉痕を、毎年楽しみにしています。

この日はまだ、可愛い葉痕には出会えませんでしたが、次回こそは、是非。
数年前に強剪定されちゃったヤブツバキですが、

少しずつ復活しています。
今年はさらにこんなにつぼみが付きました。

こちらから見ると完全復活っぽく見えますが、
反対側からだと、まだまだだなぁって解ります。

なかなかの大株だったんですよ。頑張れ〜。
おさんぽさらに進んで、斜面のてっぺんまで登って、公園の中へ戻ります。
まだ気になるつぼみがあるんですよ。咲いたかな?終わっちゃってないかな?
さぁ、もうひと歩き。
【関連する記事】