もう明日で2月もおしまいですものねぇ。早いものだわぁ。今年の冬は
ずいぶんとパンチの効いた寒気が南下してきて、寒い日が多かったよう
に思いますけれど、春はどんな風になるんでしょう。楽しみです。
記事の方は2/11のおさんぽ最終回。

道ばたの日だまりで咲く草の花を見ながら帰り道をたどります。
行きに閉じた花を見かけた瑠璃唐草。

公園内の日向で、綺麗な青い色の花を咲かせて居ました。

いやぁ、これが見たかったですよね。綺麗な色。春の色ですわぁ。
かえりみちの道ばたでも、春の草が続々です。オランダミミナグサと
アメリカフウロの葉っぱ。

ちょうど北側をふさがれて風が当たらず、お日様の光だけを十分に
浴びることが出来た運の良い草たち。

↑ この毛深いのがオランダミミナグサですよ。
乾燥した道ばたにも瑠璃唐草。

まだ茎が短くて、葉っぱがぎゅっとくっついているのが可愛いです。

やっぱり綺麗な青い色。
葉っぱがぎゅっとくっついていて愛らしいのはこちらもです。

ノミノツヅリ。夏が近づく頃にはそこそこ育って、道ばたで小さな
カスミソウみたいになりますが、春の芽吹きたては別の草みたいに
きゅっとコンパクト。面白いです。
すぐ隣にはホトケノザの群落がありました。

アップにしてみても、細部まで凝ったデザインになって居ます。

誰が見るって言うんでしょうねぇ。

たくさん並んでハイチーズ!
ホトケノザの群落にゲスト出演していたのがノボロギク。

極小のハルノノゲシみたいな草ですね。
小さい草を見つけたら、あたりを探してさらに小さい株を観察。

葉っぱの質感とかが一緒なら、たぶん同じ草ですよね。
するとこれもノボロギク。
これもたぶんノボロギク。

こんな風にしていったら、そのうちにタネから芽生えたてでも何の草か
解る様になると思いますよ。
ノボロギクとホトケノザが混在している場所に、やっぱり春のお目覚め
早めの花が咲いています。

中央寄りの白い花です。
ほら、これ。これ、コハコベですよね。

ちっちゃい花だけれど、ちゃんと開いていますよ。
春の七草の1つハコベラことコハコベ。
冬の日だまりにはロゼットと呼ばれる、地面に丸く葉を広げた草花を
みることができます。

これが効率の一番良い、冬越しの姿なんですよね。
ちなみにこれはたぶん、オニノゲシ。とげとげしく見えますが、そんなに
鋭くない葉っぱのトゲです。
極小のクレソンみたいなミチタネツケバナもありました。

茎の先に白い花のつぼみが準備中。
もうちょっと歩いて家路をたどる途中でまた、可愛いロゼット発見です。

こちらはキュウリグサのロゼット。極小ワスレナグサ、とっても素敵な
花が咲きます。まぁ、虫眼鏡が無いと鑑賞できませんけれどね。

葉っぱのデザインが丸っこくて可愛らしいから、愛らしいロゼットに
なって居ますね。
もうちょっと先に進んで、さらに艶やかなロゼットを見つけました。

メマツヨイグサのロゼットです。真っ赤ですね。

お花の代わりに、飾っておきたいような綺麗な赤い葉っぱ。
競争相手の少ない冬のうちにたっぷり日の光を浴びて、栄養を蓄える
作戦です。夏の夕方、優しい黄色の花を咲かせる背の高い草ですよ。
おさんぽから帰ってきて、家の近所で見つけたアセビのつぼみ。

今にも咲きそうなベルの形のお花です。
それから、ヒイラギナンテンのつぼみ。

こちらには黄色い花が咲きます。春まだ浅いうちに咲く花は、冬のうちから
準備万端で、春の一番乗りを目指します。
次回からは2/12に近所の公園でのおさんぽ写真に移ります。