明けて今日は、午前中雲が多めだったものの、予報より早く回復して、午後には
日差しが戻りました。今日一日はおこもりと決めていたので、出遅れましたが、
明日は掃除と片付け、ついでのおさんぽにも行きたいと思います。ただ、今日は
だいぶたくさん写真の整理が出来ましたので、無駄では無かったと思います。
記事の方は3/25の午後、隣町まで行って撮ってきた写真を見て頂こうと思います。
何だか今年は桜から何から、思っていたよりも早くに咲くものですから、

この日も、思いがけずこの花が咲いて居て驚きました。モミジイチゴです。
本題に入る前に、隣町の公園へ向かって歩いている間の話をしましょう。
お昼ご飯を済ませて、午後のおさんぽ。あれもこれも綺麗だなぁとか、
良いお天気で有りがたいとか思いつつ歩いていて、ちょっと小さな生き物を
見かけちゃったんですよ。それがこのあとすぐ出てきますので、苦手な方には
ごめんなさい。トカゲちゃんです。←一応予告。

上見ればピンクのモクレンの花。
下見れば、可愛いつくしんぼ。

気の向くままにカメラを向けてパチリパチリ、写真を撮っていたらそれは偶然、
撮れちゃったんです。
草陰から顔だした、幼いトカゲちゃん。

ちょろっと出てきて、あっ、しまった!って思って隠れるまでのほんの数秒。
うまくとらえられて良かった。
春は、ひなたぼっこしていることが多いので、出会う機会も多めですが、
なかなか私のカメラのフレームにはおさまってくれないので、これは貴重です。

しっぽが青いのは幼体の印だそうですから、きっとこの子も幼体でしょう。
経験を積んだら、うっかり人前に姿を現すことも無くなるのでしょうね。
ますます足取りも軽く隣町の公園を目指します。公園に着いたら左に曲がって
コブシの前を通って…

1つ前の週には、まだちらほらしか咲いていなかったあのコブシです。
2018/ 4/18付 「「日陰の林」のその後」 3/18の写真
1週間ですっかり満開。

綺麗です。丸い樹形に添って、綺麗に良く咲いています。
その先で道は、公園裏の「北向きの斜面」に向かって下り坂になります。
坂の入り口にあるのが、モミジイチゴの群落です。ほんの数年前に見つけました。

モミジのようですかね、この葉っぱ。
まぁ、似てるかどうかはともかく、か細い枝に切れ込みの多い葉っぱが並んで
いる木イチゴの仲間。トゲも有りますので注意が必要です。
か細い枝で群落になって居るので、気をつけないとすねとか腕とかひっかき傷
だらけになります。まぁ、この場所には良いところにガードレールがあるので
私は大丈夫ですが。

葉っぱのつけ根には赤い托葉が有り、花は真っ白で下を向いて咲きます。
上手に撮れれば とても絵になる被写体ですが、

撮りにくいです。ええい、下をむくなというのに。←無理です。
道ばたでヤブを相手に悪戦苦闘。すっかり怪しいおばさんです。恥ずかしい。
でもって、横から眺めるとこんな感じ。
それでも花の様子がよくわからないから、思いあまって枝先をちょいとつまんで
ひっくり返す。

はい、すみません、裏返しました。こういうお花です。やっぱり木イチゴの花って
どこか似てますね。おしべの付き方とか。
株は結構たくさんあるし、何だったら殖えているような気さえするし。

それでも、なかなか実が付きません。透き通ったオレンジ色の宝石みたいな実が
か細い枝に並んで実ったところを写真に撮りたいんです。
今年こそ実がなりますように。誰にお願いしたら良いのか解らないけれど(>人<)
祈っておこう。よろしくお願いします。
坂道の途中、色んな木の枝先に新芽が出てきて、あちこち賑やかになってきました。

これはエゴノキ。小さい新芽が並んで、可愛らしいです。
こちらの白っぽいのはムラサキシキブの新芽です。

裸芽のまま冬越ししました。若葉が伸びきる頃、またあの、金ピカ羽虫がやって来て
あちこち穴だらけにしちゃうかもしれないけれど、よろしくね。
こちら、まだまだ花盛りのウグイスカグラ。

本当に花期の長いお花だこと。ピンクの星形のお花、まだまだたくさん咲いています。
この坂道、晩秋には紅葉の名所になります。その時の主役、イロハカエデも芽吹き時。

ほんの短い間赤みを帯びた新芽は、真夏の緑とも、秋の真っ赤とも違う色に
染まります。

一年のうちのほんの数日のこの景色。これもこれでなかなか素敵でしょ。
さてさて、お気に入りの観察スポット隣町の公園裏の北向きの斜面、
いよいよ始動ですね。

コナラ、クヌギの林とはまた違った、カエデが主役の雑木林の春姿。
これもまた、良い景色です。
次の記事では「北向きの斜面」の入り口、「日陰の林」をご紹介。
一番奥にロープで囲まれたカタクリの保護地がありますが、保護地の外でも
ちらほら咲くようになったんですよね。「日陰の林」のカタクリは咲いたかな?
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