申し分の無い、5月らしい爽やかな晴天でした。湿度が低くて、風が
強くて、日差しが強烈でした。野茨とエゴノキが盛りを過ぎて、スイカズラが
たくさん咲いていました。で、土曜日は晴れたけれど、日曜日の今日はいつ
雨が降るか解らない曇りで、午後からは雨になりました。
記事の方は今回から4月の写真に移ります。4/1に隣町で撮ってきた写真から。

桜も咲いたけれど、ケヤキの枝先も賑わってきました。
ケヤキの枝先に、先に姿を現すのは花の芽のことが多いです。

花の芽と言っても、葉っぱも一緒に付いているし、木の上の方のことだから
良くは見えないけれど、大木の木の一部しか芽吹いてなかったら、たいてい
それが花だから。

花が一段落したら、木全体に若葉が出て、やがて用事の済んだ花殻が散って
木の下がざらざらになります。
こちらは家の近所のヤマザクラ。

赤めの葉っぱがチャームポイント。

ソメイヨシノから遅れるもの、同じくらいに咲くもの、咲く時期だって、
株ごとにいろいろですが、この株はソメイヨシノと同じ頃に咲いています。
足下にはツクシ。歩道の縁石に添って並んでる。

可愛いな。春が深まるにつれて、ツクシが顔だしてくれる場所も増えましたね。
ソメイヨシノに見えるけれど、こちらもたぶん山桜。

左のは赤い葉っぱが、右のはもうちょっと薄い色の葉っぱがちょこっと出て
ます。
黒い幹、朝の日差し、

葉っぱも一緒に出る山桜は、ひと株ごとに違う表情が魅力です。
隣町は向かう道に出て、ランドマークみたいなミズキの大株の前。

まだ枝の方が目立つけれど、葉っぱが出てないわけではありません。
隣のミズキは、ムクノキやエノキと一緒に立ってます。

ムクノキの芽吹きは少し遅いけれど、
エノキは地味な花盛り。

去年まで、桜の花が相棒だったけれど、最近、伐られてしまって
今はエノキだけ。ちょっとさみしそう。
カメラの精一杯の望遠で、ミズキとケヤキの枝先も撮ってみました。

ちっちゃい葉っぱたちも、お花見しているのかな?
ミズキの若葉は、芽吹いてからあっという間に大きくなっちゃう。

でもって、葉っぱが広がったらすぐに枝いっぱいの白い花の準備に
移ります。忙しいなぁ。
隣町へ通じる道の途中の雑木林、ヤマザクラの花が咲き始めました。
1本1本、株ごとに表情の違うヤマザクラ。一つ一つ眺めながら歩いて行き
ます。

一斉に咲いて一斉に散るソメイヨシノも良いけれど、個性豊かな山桜も
良いものでしょ。

赤い葉っぱではなつき少なめとか、ピンクの花で葉っぱ控えめとか。
それを彩るミズキの若葉。カラフルな春の雑木林ですね。
こちらは緑色っぽい葉っぱの株と、茶色っぽい葉っぱの株。

花の色は左の方がピンクが濃いかな?とかね。
ああ、この株は、オオシマザクラみたいに、花のまん中の色が変わるんだ。

咲き始めが黄色で、時間が経つと赤くなるのかな?
いろんな木があって、思い思いの色合いで春を迎えます。

春のほんのひとときしか見られない、パステルカラーのカラフルな雑木林。
お天気の良い日に見に来れられて良かった。
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