2018年06月30日

宝鐸草の花

いや、びっくりしましたねぇ。観測史上初となる6月中の梅雨明けですよ、関東。
ただでも春が半月ほど早いと思っていたのに、さらに、真夏がひと月ほど多い
なんて、いやだわぁ、勘弁して欲しいですよ。水不足も心配です。今日は実家に
行って来ましたが、着いて早々にクーラーをつけてもらいましたよ。草むしりも
する気になりません。気合い入れ直して、頑張ろう、私。
でもって今日で6月も最後です。HPの「季節のごあいさつ」にまた、新しい写真を
飾っておきました。代わり映えしないヤブカンゾウの写真ですが、暑さに負けずに
頑張ります。

記事の方は、4/22午後のおさんぽの続き。隣町に着いて、裏の北向きの斜面に通
じる坂を下って、

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半月ほど前に見たホウチャクソウのつぼみが咲いているのか確認。







ホウチャクソウは↓ 4/8のおさんぽでつぼみを眺めた草です。
ホウチャク(宝鐸)とは仏塔やお寺の軒先につるされている装飾品のことで、花の
様子から連想しての名前です。

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この場所に、去年、突然一株現れて、花を咲かせたのですが、翌年にはこの群落
ですよ。

2018/ 6/ 9付 「稚児百合と宝鐸草」

つぼみのうちから楽しみにしていましたが、とにかく一面に何株も芽を出して
頼もしい限りです。

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お花もいっぱい咲いています。

チゴユリよりは大きいんですけれど、いかんせん緑色だから目立たない(^^;)。

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どっさり咲いても目立たない。

まぁ、私としてはそこがまた良いなぁなんて思いますけど。

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だいたい、一度に2輪ずつ咲くようですね。

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片一方だけ花びらが落ちているのを見かけることが多いので、時間差で咲いて居る
のかな?とも思います。

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出来ることならこの実が、ちゃんと実るまで見届けたいのですが、

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花が終わる頃には周りの草丈が高くなってしまって見失っちゃうんですよね。

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お隣のチゴユリも、実が熟さないうちに他の草の葉に紛れてしまうし、難しいです。

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今開いたwikiによると、チゴユリと自然交配することがあってホウチャクチゴユリと
呼ばれるって…。ええっ、そうなの?じゃぁ、ここにホウチャクチゴユリが出現し
ちゃう事もあるかもってこと?楽しみだなぁ。引き続き観察しよ〜っと。



ホウチャクソウの群落のそばに、もう一種のお気に入り野草が咲いていました。

180630_t_siode1.jpg

それがこのタチシオデ。

オスの株とメスの株に分かれるタイプで、こちらはオスの株。

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咲いて居るのはおしべの目立つおばなです。

ちょっとしすけそうな緑色の花が、手まり咲きで

180630_t_siode3.jpg

茎いっぱいにいくつも咲きます。

花火がぱーんと広がったみたいでしょ。

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お気に入りなんですよ。同じユリ科のサルトリイバラに近い種類。
ライフスタイルも似ていますが、こちらはトゲ無しの平和主義者です。

そっくりさんにシオデが有りますが、あちらは最初っから周りの何かに巻きひげで
寄りかかって生きるタイプ。こちらは一度は自立します。最初は立つから、
タチシオデです。

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それでも、あとからは巻きひげを出して、他のものに絡みつくんですけどね。
それから、タチシオデは春に咲きますが、シオデの花は真夏に咲きます。
ちょっと表情も違うんですよ。


草のヤブから目を上げて、頭上に木の枝に注目すると…

180630_h_kozo.jpg

あ、ヒメコウゾのおばなが白い葯を出している。

こんなところにヤマツツジがちょっとだけ咲いて居る。

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なんて、目移りしながらまたちょっと進むと…



オトコヨウゾメが咲いて居るところとか…

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地面にコウヤボウキの若葉が広がっているところとかを通って、

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隣のヤブで、タチシオデのメスの株発見!

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おばなよりは、花数も少ないし、花も地味だけれど、これが大事なめばなです。

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花びらまでは一緒だけれど、まん中に後で実になる部分の脂肪と3裂した
めしべが有ります。秋には実って、むっちりした丸い実をつけます。

黒く熟す頃に、粉を吹いたようになるのがタチシオデの実で、つやつやなのが
シオデの実です。秋にまた、実を見られますように。



そんなこんなの頭上にはこんな雑木林が広がっています。

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大きなドングリの木がどかんどかんと立っています。このサイズで解りますかね。
緑一色に見える画面中央に、わずかに赤いものが混じっているのが。

前の記事でもご紹介したウリカエデのプロペラ型の赤い実です。

180630_urikaede.jpg

高いところの枝で、日差しを浴びて赤く光って見えます。



おさんぽはまだ続きます。
ミズキの花を近くで撮ったり、ウグイスカグラの実を見つけたり、まだまだ
色んな事がありましたので。


posted by はもよう at 23:46| Comment(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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