昨日までのとんでもない猛暑はちょっとだけ落ち着きました。このスキにずっと
つけっぱなしだったエアコンを止めて、フィルターと扇風機の掃除をしました。
ついでに洗濯機を掃除して、家族の寝具も洗濯しました。午後はちょっとご近所へ
買い物、夜には花火見物。充実の1日でした。気温、落ち着いて良かった。
記事の方は5/13のおさんぽの続き。

隣町へ行く途中、サンゴジュにつぼみが出来ているのを見つけました。
サンゴジュのお向かいは白樺です。

爽やかな白い幹。高原に行かなくてもお会いできて、有りがたいです。
サクラの頃咲いて居たお花が実になりまして、この日は枝に下がっていました。

秋に葉っぱが散る頃に、この実も薄い翼の付いたタネになって風に舞います。
もう少し歩いて途中の雑木林。ここのフェンス前にヤマユリが2本生えて来て、
近くでお花が見られると楽しみにしていましたが、このヤマユリは刈られ
ちゃったんだけれど、

フェンスの奥にある白い花は…

ガマズミでした。今日は、ガマズミの白い花を探して歩くことになりそうだなって
思いました。
隣町の公園だって、エゴノキには花がびっしり。

ねぇ、すごいでしょ。
でもその枝先を良く見るとそろそろ散る花も出てきたのね。

白い花冠が落ちたら、卵形の実になります。中にはコーヒー豆に似たタネが
入って居ます。軽くて良い音が出るので、里山の女の子たちはお手玉の中身
にしたそうです。
いったん公園に入って芝生広場の隣。

地面に広がったクサイチゴに綺麗な木苺が実っていました。
赤いなぁ。

こんな風に地面に広がっていましたよ。

今年もたくさんも実りました。
これは良く、生け垣などにも利用されるマサキ。

つぼみがたくさん用意されていました。
次に見たのはテイカカズラ。

クリーム色でスクリューの形に似た花がつるのあちこちに咲いていました。

最近は、都市の緑化にも一役買って、都会でもよく見かけるようになりました。
公園のテイカカズラは、至る所で木の幹に巻き付いてもしゃもしゃ茂っています。

あきれるほどの繁茂力を都市の壁面緑化で活かして欲しいです。
ヒートアイランドを潤してね。

ところどころ葉っぱが赤くなって居ます。古くなった葉っぱを散らしているのかな?
それからこちらはムラサキシキブ。

こちらにも小さなつぼみが付きました。翌月あたりに紫色の花が咲きます。
公園の中のガマズミの若木。

せっかく伸びてきたのに、虫に好かれ過ぎてひどいことになって居ます。
ガマズミの葉っぱって美味しいのかな?食い荒らされて半分は枝を残すだけ。
あとの半分も虫食い穴だらけです。
どうやらそれがガマズミの宿命らしくて、以前眺めていた株もこっぴどく食い荒ら
されていましたっけ。

頑張って咲いた白い小花をカメラにおさめました。
どんなに葉っぱを食い荒らされても、めげずに花を咲かせ、実をつけて生きていか
なきゃならないのよね。

樹は逃げ出すことが出来ないから。
せめてとびきり綺麗に撮りましょう。

紅葉と赤い実が熟すまで、見守っていきましょう。頑張れ、ガマズミの木。
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