明日の方が荒れ模様という予報ですが、それでも一日中、分厚い雲が通っては
降ったり、晴れたりを繰り返しました。また、西日本の方で暴れそうで心配です。
お天気にはどうやっても勝てませんから、とにかく避難していてくださいね。
どうぞ、ご無事で。
記事の方は6/10のおさんぽの続き。隣町からの帰り道、近所の花だんを一巡り。

まずはようやく姿をとらえられるようになったタイサンボクの花。
背が高くなる木の、上の方にしか咲かないタイサンボクの花。花自体は大きいの
ですが、なかなかちゃんと撮れません。

しかも、ちょっとの風で痛んで茶色くなっちゃうし、おしべめしべは、咲いた
そばから散っちゃうのかってくらいすぐに無くなっちゃう、とにかく写真に撮り
にくい花です。
今年はこれくらいが限界かな。また機会があったら、頑張ります。
タイサンボクの先に花だんには紫陽花がどっさり。何だか、去年また、たくさん
植えた人が居て、さらに賑わっています。

ずうっと、ずうっと紫陽花なんですよ。
でもって、去年はちょっとうまく撮れなかった白い縁取りのあるお花もほら、
こんなに元気に咲いて居ます。

小雨と高温のへんてこな春だった割には、綺麗です。
こちらは装飾花の細いタイプ。

さっき検索してみたら、これ、ヤマアジサイ系なんですね。あの楚々とした
お花から、こんな華やかな品種を作っちゃったんだなぁ。どうやるんでしょ。
青やピンクの手まり咲きの西洋アジサイ。

星の形のようなヤマアジサイ系。天の川みたいですね。
白くて大きいアナベル。

とにかく色んな苗をぎゅうぎゅうに植え込んだ人が居たようです。
いちばん奥には背の高くなるカシワバアジサイまで咲いて居ます。

どんだけ紫陽花好きなんでしょ(^m^)。まぁ、私も好きですけどね。
隣の花だんにはピンクのアナベルが咲いています。

こちらはちょっと小振りな株。
お花は小さいし、株の勢いも弱々しいけれど、

お花の可憐さでは誰にも負けない感じです。細かい装飾花にさらに
細かい両性花。繊細ですねぇ。
でもって、こちらが前回にもご紹介した花だん。

この、装飾花のがとがったタイプのお花はダンスパーティーって言う品種
のようです。今回、名札を見つけましたし、検索でも確かめました。

これもダンスパーティーですね。やっと1つ品種名が解りました。良かった。
紫とピンクとあって可愛いです。華やかなダンスフロアの様子を連想しますね。
それから、居並ぶ青系のガクアジサイと手まり咲きのアジサイ。

たくさんある西洋アジサイは日本のガクアジサイやヤマアジサイを元に品種
改良されたものだそうです。野山で咲いていた素朴な花をこんな華やかな品種に
変えちゃうって、どういう技術なのかなぁ。まるで魔法のようですよね。
それにしても、今年はアジサイには受難の年でした。花だけアップにするとわかり
にくいですが、どの花も例年に比べて小振りだったし、

近所のウズアジサイに至っては、とうとうお花を付けませんでした。6/10には
雨が降ってみんなが元気を取り戻していた頃だけれど、このあと関東は、7月を
待たずに梅雨明けしちゃうんですもの。思うように咲けなかったんじゃないかな?
また来年ね
いつもの花だん、つぼみをご紹介したヘメロカリスも咲いて居ました。
花びらがビロードのような濃い赤の花。

そのうちもっと柔らかいオレンジ色とか黄色の花も咲いてくるはず。
次々咲くけれど、一つ一つのお花は一日花。はかない運命の花に託して、辛い
気持ちも思いでも、一緒に忘れてしまえと、この花のお仲間はワスレグサ。
ユリ科ワスレグサ属の宿根草です。
これもつぼみをご紹介したオオバギボウシこと、ホスタです。

模様の入った葉っぱに大ぶりな薄紫の花の穂。雨が似合う花ですね。
こちらは、鉢植えのホスタ。

コバギボウシ並みのおチビさんだけれど、なんていう品種かな?
さらに別の花だんで咲いて居たこの紫色の花は…

キク科ストケシア属のストケシア。和名はルリギク、江戸紫。
涼しげな青、紫、白のお花が咲きます。

ヤグルマギクとはまた違った形で、これでもキク科なんだなぁと、キク科の
花の多様性、バリエーションの豊かさに感心します。

故郷はアメリカ南東部。イギリスの植物学者ストークスさんにちなんだ名前
だそうです。
このあとはユリの花だんを巡ります。色鮮やかですよぉ。
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