ふくらまなかったなって言う感じ。今日も家の中ですることがたくさんあって、
全く外へ行かれませんでした。鉢のケヤキとコナラもそろそろ色づき始めました。
ああ、おさんぽしたいよぉ。
記事の方は9月下旬にあっちこっちで見た秋の花をとりとめも無く。

まずは駅のホームから見えるヒガンバナ。夏にオニユリを見た場所です。
電車を待っている間に、ふと目があって、また、額縁みたいな構図で1枚。

季節のお花がかわりばんこに咲いてくれる額縁です。良いでしょう。
ちなみに、前の週は別の場所で、ツルボとブタナ端っこを彩っていました。

誰かが植えたんじゃなくて、勝手に生えているんです。花盛りは綺麗でしたよ。
翌日、今度は仕事場の側。これ、電柱のそばにいつも咲く彼岸花。誰がこんな
ところに球根を植えたのか?それとも捨てた土に中に入っていたのか?

初めて気づいた時にはまだ、花も咲かせられないくらいの若い芽だったんですが、
年を重ねて花が咲き、でも、なんの加減か去年は咲かずじまいだったから、今年
の花が嬉しくて撮りました。頑張れ小さなヒガンバナ。
でもってその側には、ヤブの奥に小さな朝顔が咲いていました。

写真じゃ解りませんが、直径2cm程度。だいぶ小さいです。三裂する葉っぱの
まん中がくびれているのはアメリカアサガオ。
2009/ 8/21付 「マルバ アメリカアサガオ」
同じような名前の花が園芸種にも有るし、ややこしいことこの上ないんだけれど
アメリカから帰化した、生粋の雑草です。

朝早く、綺麗な水色の花を咲かせて、陽が高くなる前にちょっとピンクに色変わり
して、あっという間にしぼんじゃいます。
2009/ 9/ 7付 「丸葉アメリカ朝顔 色の変化」
早起きしないと会えない涼やかな水色。
今年は夏が暑すぎたせいか、秋風吹いてから目立つようになり、

この日も綺麗に咲いていました。
最近、アメリカからやって来た朝顔の仲間は、夏より秋に咲く花が多くて

季節感が揺らぎそうです。
同じ日、待ちに待った香りがして、金木犀の枝をチェックしたら、

あら、この木、ちょこっと咲いてる。

いよいよ、金木犀の花が一斉に咲く季節かぁ。なんて思った9/20。
でも、このあと、そこそこ紆余曲折があって、終いには満開の枝に台風が
やって来て、いろいろ御難続きの金木犀でした。それはまた、後の話。
日は代わって、9/22、お彼岸です。でもってこちらは実家のお寺のヒガンバナ。

季節のお花をいろいろの咲かせてくださる花だんの花です。
ご先祖様にお花を供えて、家族のご加護をお願いして、帰る前に撮りました。

良く良く見ると背景に、しおれた朝顔とヒマワリが写り込んでいますね。
おごれるものは久しからず、諸行無常の断りを知るべしですかね。
お寺のお庭だけに、ちょっと深く考えちゃうなぁ(^m^)。
ビル立ち並ぶ街中のお寺です。帰り道を彩るのはガードレールと一緒に並んだ
ヒガンバナ。

河原で見ても、道ばたで見ても、ヒガンバナはヒガンバナ。

鮮やかですねぇ。
ちなみに、これがお寺の側から見た東京スカイツリーです。

どこに行ってもどこからでも見えますわ。
9/24に通りがかりに急いで撮ったのはこちら。
ちょっと前まではユーパトリウムでしたよねぇ。最近はコノクリニウムと言う
そうです。

園芸店では西洋フジバカマとか、青花フジバカマとか言う名前で
売られても居るそうです。
フジバカマは赤紫のお花で、こちらの紫の花は青紫なんですよ。
これ、白花の写真を見ながら言うことじゃないですけど、
それで、青花フジバカマですかね。
そっくりさんはカッコウアザミことアゲラタム。
なので、こちらの別名にも宿根アゲラタムというのも有るそうです。

なんというか、名前で説明しようとして、かえって訳わかんなくなっちゃって
ます。西洋フジバカマって言う名前も、言うほど似てないぞって思うしなぁ。
なにか唯一無二の、素敵な名前をあげたいですよね。
とりあえず、今年も綺麗に咲いていました。
今度は9/26。実家の庭のゲンノショウコです。
私があげた白花、おじさんがくれた赤花が咲いて居た実家の庭ですが、今年は
白花が優勢でした。赤花の方が、図体は大きくて勢いは強いのですが、年を
重ねるうちにいつの間にか、居なくなっちゃうんですよね。

背景に粒々並んで居るのは白いミズヒキの花。
今年、無性に草丈は高くなりましたが、花は小さい花なんですよ。直径は1cm程度。

お腹の薬として有名な薬草だったそうです。飲めば効果がすぐに現れる、現の証拠
というキャッチコピーそのままの名前です。
お花を眺めるためでは無く、薬だったんですね。

でもね、こうしてマクロで接写を撮れるようになって、この花の観賞価値が上がった
と思いますよ。
開きたては紫色のおしべの葯が目立って、咲き進むと、中央のピンクのめしべが開く。

時間を追って表情を変える魅力的なお花です。たった1cmほどの小さな花の上でさえ、
創造の神様は手を抜かれないわけですよ。毎年咲くのを楽しみにしているお花です。
しばらく咲いて居てくれるので、また撮ってみたいと思います。
そうそう、私が持ち込んだ野草がもう一つ。
なかなか定着しなかったヤマジノホトトギスが、今年は調子良いと思っていたら、
つぼみをつけていました。嬉しいです。

わお、たくさん並んで居る。今年は何だか、ちっともおさんぽに行かれなくて、
いつものヤマジノちゃんたちには会えそうも無いし、ベランダの鉢も何だか調子が
悪くて、葉っぱが枯れてばっかりだったので、

ここで会えたらほんと嬉しいので、咲いたら撮ってみようと思いました。
楽しみ〜。
ちょこちょこ用事が重なって、自由時間が取れませんが、ちょこっとの透き間をついて、
おなじみの花の姿だけでも記録できたらなと思って過ごして、あっという間に終わっ
ちゃった9月の写真。次回で最後です。また、仕事場の側の土手で、あの花のその後を
撮って来ました。次の記事で見て頂こうと思います。