まぁ、これまで、変に気温が高めでしたからね。三連休が明けて、仕事の方はそれなりに
忙しかったです。それにしても、あっという間にクリスマスが終わっちゃいましたよねぇ。
後は暮れのあれこれに大掃除。お正月も飛ぶように過ぎていきそうです。怖いなぁ。
記事の方は11/28に近所の公園をお散歩してきた時の続き。公園をほぼ3/4周してきて
ようやく真っ赤に色付いたアカシデをカメラにおさめることが出来ました。

この木が、ずっと前から観察しているアカシデの株です。
ヒマラヤスギの向こうの植え込みに綺麗な朱赤の木が見えてきました。

これがアカシデです。カバノキ科クマシデ属の落葉高木。当ブログではシデ三兄弟の末弟と
してご紹介しています。じつはこれ、一番最初に名前調べをした株なんですよ。
この木で覚えて、見渡したら、いつもおさんぽしている公園のそこここにアカシデがあった
と気づくわけです。
ここの木は背が低いので枝先の葉っぱの様子を眺めるのにぴったり。

ほら、こんな風に。
その上、すぐそばに盛り土されている場所が有るので、登って眺めることも出来、本当に
ありがたい存在でした。
アカシデの葉っぱは、まず黄色くなってから、赤くなります。

手前に伸びた枝を良く見ると解ります。
これ、葉っぱが重なり合った部分の色づきが遅れて、黄色が残っちゃった葉っぱです。

探せば同じような黄色残りがあちこちに見られます。
ほら、ここにも。

こちらにも。
葉の重なり合った下の方が、こんなに色が違うのは、他ではあまり見ない気がします。

葉っぱを散らす頃になるとまず、葉緑素が抜けて黄色くなって、葉に残った糖分が
アントシアニンに変わると赤くなるんでしたっけね。アカシデの葉っぱの赤は
たくさん光合成して葉っぱに養分を蓄えた印なんでしょうかね。
この先のミズキが、これまた素敵に赤いんです。

いや、これはピンクかな?
そばへ行ってみるとこんな感じの色づき方です。

赤も黄色も緑もあるけれど、色合いが優しいからピンクに見えるのかな?
さらに進んで、その先はドングリの木がまとまっている場所。

背が高いのはコナラやクヌギの先輩の木。低いのは後から育つ木。
特にここの背の低いコナラは、幼樹のうちに大きな傷を抱えていた木で…それを
乗り越えて成長を続け今に至るというストーリーのある株。

今年もまた真っ赤な紅葉を見せてくれました。幹にざっくり入った傷を、枯れちゃうん
じゃ無いかと心配してきた私としては、感慨深いものがあるわけです。
その先は広い桜の林。

見通しも良く遠くまで色んな種類の桜が咲きます。

もちろん、お花見の季節には賑わいます。
桜の林の回りはまた雑木林ゾーンで、コナラやカシ。

こっちはミズキとコナラとか、色んな樹種が混じり合います。

どれもまだ、緑の葉っぱを残して居ますね。今年の秋の高温傾向が解る様です。
コナラにエノキとムクノキ。

こちらのコナラは、綺麗に色付いた紅葉写真…とおもいつつも、

まん中の木の枝が折れて枯れているという、台風の被害を捉えていたり。

↑こら、枯れた枝です。結構大きい。11月下旬でしたが、まだ、公園の至る所にこんな
折れた枝がそのままになって居る場所がありました。数が多すぎて手が回らないそうです。
桜の林の向こうに立っている「ジェントルマンなイチョウ」。今年は黄葉を撮り損ね
ました。

日の光を争って枝を伸ばす雑木林のまん中にあって、譲り合いましょうとでも言うように
枝を湾曲させて立つイチョウの木。イチョウにはありがちな姿らしいのですが、その枝振
りがなんとも紳士的に見えて、この木の愛称は「ジェントルマンなイチョウ」なんです。
ジェントルマン、ごめんなさい、来年は一番綺麗な時に見に来るわ。
雑木林の縁取りのように植栽されている低木はヒイラギナンテン。

日陰でも耐える常緑低木だけれど、日当たりが良ければこんな風に赤くなります。
常緑樹だって、秋には紅葉してみたい…のかな?とってもお綺麗ですよ。
ここから2周目に入って、さらに池のそばまで歩きます。池のそばにはカツラの木。
次回はカツラの木からアキニレ、キチジョウソウの実まで、いろいろご紹介します。
ただ、明日は父の用事で実家へ行くので、ブログ更新はお休みします。あしからず。
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