2019年02月05日

椋、榎とアカシデ

今日は朝のうちは雲が出て、どんよりしていましたが、途中から日が差しました。
月曜日に比べて、寒いような気がしましたが、それでも今までよりはだいぶ暖かくなった
なと、冬の終わりを実感するような1日でした。明日は雨が降って気温が下がるそうです。
行きつ戻りつしながら、季節は移っていくんですよね。明日は暖かくして出かけよう。

記事の方はお正月休みが終わって1日だけ出勤した後の1/6、もう一度おさんぽにでて、
まずは近所の公園、後から隣町の公園を巡って撮ってきた写真をご紹介します。

180205_eno_muku.jpg

まずは近所の公園。ムクノキとエノキ、アカシデが向かい合って植わっている場所で、
三者の枝振りや樹皮の様子など見比べました。






公園を一周する時に、終わりの方に回るエリア。ちょうどシデ三兄弟を撮った場所と
真反対のあたりにムク、エノキとアカシデが向かい合って立っています。

180205_eno_muku2.jpg

三者三様の枝先の表情が面白くて、良く比較しながら観察し、見分けポイントをおさらい
しました。


ムクノキの一番の特徴は、縦に赤っぽい筋に入った樹皮と、根に通じる幹のの一部が
板状に薄く立ち上がるところ。

180205_mukunoki1.jpg

これは板根と呼ばれて、熱帯雨林の巨木の根元などに良く見られるものですが、
どうしてムクノキに現れるのかは解りません。大きな木になればなるほど顕著です。

枝振りの特徴は、ちょっと思いつきませんが、

180205_mukunoki2.jpg

エノキ、ケヤキと同じニレ科らしく、直線的で短い小枝が枝先に細かく付いています。

180205_mukunoki3.jpg

芽吹きは遅く、花はサクラより後、葉が茂ってその陰に目立たなく咲きます。
おばなは花らしい形をしていますが、めばなはめしべ二本だけって言うのが変わって
居ます。

葉っぱは紙やすりの手触り。葉にははっきりした鋸歯があります。実は夏の終わりには
黒く熟して、ムクドリを呼びます。
ムクドリが好きな木だからムクノキなのか、ムクに良く集まる鳥だからムクドリなのか。
どっちなんでしょうね。



お向かいのアカシデ、園内あちこちに立っているアカシデですが、ここの木が一番
下の方に枝が付いていて、葉っぱや冬芽の観察に適しています。

180205_akaside1.jpg

樹皮はなめらかな方で、ほんのり縦縞模様です。

葉っぱも花も、シデ三兄弟の中では一番小さいけれど、樹高は高くなりがち。
まぁ、末っ子が一番背が高いってこと、人の兄弟でもありがちでしょ(^m^)。

180205_akaside2.jpg

枝の先は細かくて賑やか。花芽と葉の芽が付くし、ついでに丸く虫こぶまで付いて、
本当に賑やか。シデの仲間の枝先は賑やかなものが多く、見るのが楽しみです。

180205_akaside3.jpg

ついこの間まで付いていた紅葉の葉っぱも真っ赤だったし、冬芽も、そこから咲く
花も真っ赤なアカシデ。初夏の葉陰で揺れる果穂は、緑色ですけど。



そばに立っているのはエノキ。一里塚に植えられた木。

180205_enoki1.jpg

特徴はまず、象さんの足みたいなざらざらで黒っぽい幹。表面にしわが入るのがまた
足っぽいんですよ。

枝振りはムクによく似ています。

180205_enoki2.jpg

強いて言うなら、この公園のムクノキはすんなりスマートで背が高く、エノキはどっしり
横に広がって貫禄があります。ただ、日本全国どこでもそうなのかは解りません。

枝の先は、直線的で短めの枝がたくさん付きます。

180205_enoki3.jpg

芽吹きは早めで、扇が開くように新芽が展開します。花はサクラと同時。ピンクの桜の
隣で黄色くけぶるように花をつけます。葉には3本の目立つ葉脈があり、国蝶オオムラ
サキを始め、たくさんの虫をはぐくみ、夏の終わりには実がオレンジ色に熟し、今度は
たくさんの鳥たちを養います。



3本の木を比べた後は、ミズキと桜。

180205_mizuk_saku.jpg

何枚も扇を重ねたように枝を広げるミズキ。葉っぱ1枚1枚に、効率的に日が当たる様に、
平たく横に広がる桜。求めるものは似ているのに、それを求めて、広げた枝を、
積み重ねるか、並べるか。

ミズキの枝先は、短く太めで、曲線的。

180205_mizuki.jpg

若い枝はみずみずしく真っ赤で、芽吹き時に傷つけると、根から吸い上げた水が傷口から
あふれ出るので、水木の名が有ります。

サクラは、見れば見るほど、お日様が好きな木です。

180205_sakura1.jpg

真夏、桜の木の下に潜り込むと、日の当たらない葉っぱはどんどん落ちてしまって、
枝の下が、がらんとしているのに驚かれると思います。

でも、この写真で桜だなと判断したのは、

180205_sakura2.jpg

若い枝に浮かんだ、横向きの皮目からだったりして。サクラの若い枝の綺麗な樹皮は
茶筒などの装飾にも使われるほど、美しいですよね。



そうそう、この日はまた、池のカモさんの写真も撮りました。

180205_kamo.jpg

ちょうど陸に上がっていたので、キュートな足に注目しました。

マガモの足は綺麗なオレンジ色で…

180205_magamo.jpg

ね、オスもメスも、おそろいのオレンジ色の足。

お顔は撮れなかったけれど、オナガガモの足は黒でしょ。

180205_onaga_g.jpg

どちらのメスも、体の色は地味な茶色だけれど、オナガガモのメスは足が黒いので
見分けられます。みんな朝ご飯済んで、頭を羽の下に突っ込んで一眠り。
寒いところに立っているのに、とっても暖かそうですね。



近所の公園の写真は後もう一回分くらい有るかな。また、追々ご紹介します。



posted by はもよう at 23:30| Comment(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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