明けてみたら、結構晴れて、暖かくなりました。慌てて、部屋干ししてきた洗濯物を
外に出してと家人に連絡したほど。帰り道では、ほころび始めたミツマタの花の
良い香りに気づきました。ほんと、どんどん春が近づいてきますね。
記事の方は梅めぐりの続き。芝生広場の外側の方へ。

こちらはヒマラヤスギの前の白梅。
じつはこのヒマラヤスギ、台風で幹がぽっきり折れちゃったんです。写り込んだのは
下の方の枝です。上の方が折れて樹形は悪くなってしまったけれど、ここにずっと
立ってて欲しいな。

隣の白梅の枝は軽やかです。
幹に近い方はもうちょっと太めの枝。

赤いつぼみに白い花。だんだん花数も増えてきました。
たくさん咲いているところにズーム。

暖かそうですねぇ。
頭上の花は、日の光を透かして。

ほんのり透けるガクの赤い色も良いでしょ。
白梅の隣は紅梅です。

白梅だって、まとまって咲いて居るところはまだわずかですが、紅梅の方はさらに
お花少なめ。
細い枝と丸いつぼみの方が主役ですが、まだ、1月半ばですからね。

こんなものです。
白梅だって、ちょっと引いてみればこんな感じ。

これからたくさん咲くんです。
満開になるとピンク、白、緑で

おひなまつりのひし餅の配色になる場所もまだこのくらい。
細い枝とつぼみと、枝先の花。

まだこれからなんだなぁ。
白梅、紅梅のお向かいはイチョウの若木が並ぶあたり。

お行儀良く並んで居ますよ。
それからほんの数メートル先は背の高い梅の木が有る場所。

写真で表現するのが難しいんだけれど、梅にしては背が高いんですこの木。
枝先の花を撮りたくて、枝垂れた枝の先を捕まえてパチリ。

あ、この紅梅の枝、緑色だ。それから、花びらの色はほんのちょっとだけ
薄いピンクなんです。
そしてまたその隣には、今度は松の木をバックにした白梅。

この松は、テーダマツです。あ、そういえば、この松も幹の上の方をポキリと折られて
いましたっけ。去年の台風は、多くの木に損害を与えましたよ。
梅は、枝を折られたりしなくて良かった。

梅を背景にしても…
青空を背景にしても、

よく似合います。
梅の隣はタムシバ。

コブシより、ちょっと細長めのつぼみの木です。
だから、こんな感じ

左が白梅で、右がタムシバの枝。梅が終わったら今度はタムシバが咲きます。
枝の下をくぐって反対側へ。

逆光で見ても、とっても素敵。
まだ、これからもたくさん咲くだろうなあ。

また、見に来ようと思いました。
タムシバの先は、花木がずらりと並ぶエリア。

この木は、3月に花が咲くハナモモの木。

短くまっすぐな枝に並ぶ、灰色の毛に覆われた花芽が特徴。
ここに、花の形が解らなくなるくらいびっしり、濃い桃色の花を咲かせます。
たくさんありすぎて、なかなか減らないヒメリンゴの実。減らないなぁ…と
思って見上げていましたが、

そういえば、この実の大きさは、つついて食べるには小さくて、丸呑みするには
大きすぎて、鳥さんには食べにくいのかなぁ…なんて思いました。リスは…この
公園にはいないんですよ。
同じく、3月に咲く豊後梅はまだつぼみが堅い。

淡いピンクの上品な八重咲きの花が咲くんですけれど、樹形は結構ごつごつです。
枝先はこう。

短くて直線的な枝で、枝振りの表情は力強い感じです。
3月、4月、このあたりは週ごとに 違う花が満開になる、とびきり華やかな一画に
なります。1月半ばでは、まだ準備中ですね。
花木の並ぶエリアを過ぎて、カモタチが遊ぶ池の方へ。
向かう途中で、去年、さんざんお花を眺めたサイハイランの、冬越しの葉っぱが無事に
生えているかをチェック。

この笹の葉が1枚だけ生えているようなのが、サイハイランの冬越しの葉っぱです。
無事なようです。また、次の初夏にもお花に会えますように。変な雑草扱いされて
抜かれませんように。(-人-)お祈り〜。
次回は、池の氷と霜と水鳥をご紹介します。
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