2019年04月02日

キブシのおばな

今朝もまたよく晴れました。快晴の朝。随分空の色が濃くなってきましたね。通勤の
道すがら眺める雑木林にもちらほら新芽が見られるようになりました。桜は、気温が
上がらない分、長持ちしています。このまま、入学式までもったら良いですね。
今日の良い天気に、お昼休み写真を撮りに出かけるのを楽しみに仕事していましたが、
お昼だけ、本当にお昼だけ日が陰りました。哀しいです。帰り道は冬に逆戻りしたかの
ように寒かったです。花が見られるのは嬉しいけれど、寒いのは辛い。悩ましい春です。

記事の方は3/10のおさんぽの続き。

190402_pawpaw1.jpg

外国産の木の並ぶあたりで、ちょっと変わった果樹の冬芽に注目してみました。
別名アケビガキ、ポポーノキです。





北米原産、バンレイシ科の落葉高木。熱帯ではなくて温帯の果樹だそうです。
日本には明治期に持ち込まれたそうです。wikiによれば、最初は富豪の屋敷で栽培
されていたものが、高値で市中に出まわり、細々と栽培されてきたそうです。
あらま、セレブのちょっとした珍味ってやつかしら?
冬芽がちょっと可愛いので、この時期、ねらって撮るんですけどね。

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花は地味で、しかも腐肉の匂いを出してハエを呼ぶそうです。実はちょうどアケビか
ムベのような見た目で、中身も結構似ています。香りが強くて、好みが分かれるところ
だそうですが、最近ではシャーベットが受けているそうですよ。ネット通販のお店で
評判を上げているっている噂です。美味しいのかな?
ただ、最近どんどん樹勢が弱くなってきていまして、いつ枯れてしまうかちょっと
心配しているところです。



その先は、ニワナナカマド。

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こちらも大きな茂みだったのが、最近やっぱり弱っていて、大々的に刈り込まれちゃ
いました。新しい芽に期待がかかるところですが、真っ赤な新芽があちこちから顔を
出してきました。

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大きくなれよ。別名はチンシバイ(珍珠梅)。真珠のような丸いつぼみと梅の様な小花を
たくさん咲かせる樹なんです。復活を祈ってます。



このあたりで雑木林ゾーンへ戻ります。

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賑やかな枝先はアカシデです。真っ赤なおばなの花の穂を下げるのには、もうちょっと
かかります。



こちらは早春の雑木林で目立つ薄黄色の花を咲かせるキブシ。

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タンニンをたくさん含んだ実をつけるので、フシ(五倍子)の代わりに黒い染料の元に
なります。

お花の特徴が有るので、見分けやすいですよね。

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のれんとかかんざしとかを連想するようなお花です。

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他のでもそうですが、たくさん咲いている花はたいていおばなです。
たくさん咲いて、めばなに花粉を届けます。



雑木林のお隣はコブシ。

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可愛いんだけど、ふわふわなんだけど、お花はまだ3/10 じゃぁ、咲かないです。

その隣はイヌシデ。

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枝先は細かくて繊細な模様になって居るけれど、冬芽が堅くてまだ動きなし。



台風による倒木が相次いで、材料に事欠かなかったので、この日の公園の遊歩道は
砕いた枝で、ふかふかに再舗装されていました。

190402_miti.jpg

歩きよいけれど、このあとキノコが楽しみだけれど、痛めつけられた公園の木々を
思うとちょっと複雑。今年はあんまり暴れないと良いけれどどうかしら?


春先、早めに芽吹くのはマユミの新芽。

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ずんぐりむっくりした冬芽の、どこがどうなったのか解らないくらいシュッとしました。
急いで葉っぱを広げます。



雑木林を抜けて、この先はしばらく椿の木が並びます。品種は解らないけれど、綺麗な
お花がたくさん見られるようになったので、並べてみます。しばしおつきあいください。

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白い椿のこんなに綺麗なお花に会えるのも、花数が格段に増えたせい。綺麗だなぁ。

これは基本形のような大輪の椿。

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おしべがくっついて筒状になっているのと(サザンカはばらばら)、お花が丸ごとぽとりと
落ちるのが椿の特徴。ただ、園芸家さんは混ぜるのがお好きだから、どちらの特徴も合わせ
持っている品種を作り出すのもお得意です。(素人泣かせ)

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あっちとこっちはそっくりだけれど、あっちは大輪でこっちは小振り。品種は…別?一緒?

ほらほら、また、痛んでいない白い花が有るよ。

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花びらが緩み始めたばかりのつぼみかな?それとも半分しか開かない品種かな?

こちらは白に見えるけれど、ほんのりピンク。

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小振りは品種の個性か、栄養不足か。可愛いお花です。

これは花びらがゆるい付き方をしているお花。

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咲き方にも色々個性がありますよね。

でもってラストは背の高い椿の木。

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3mはある。4mは有るかな?とにかくたくさん咲いていました。



それからこれはハコネウツギ。

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枝先にちょうど新芽がでたところ。梅雨前に色変わりするお花を咲かせます。
楽しみだな。



こちらの樹はイヌシデ。

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さっき見たのとはだいぶ離れた場所の樹です。

良く良く見たら、もうちょっとでおばなの穂が出そうです。

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場所によって株によって、お花の咲く時期はまちまちなのかな。



とりあえず一巡りして、これはウスギモクセイの実。

190402_usugi_m.jpg

オリーブも属するモクレン科。このあとオリーブみたいに色付きます。


3/10のおさんぽは、まだまだお花の咲いている方へ向かって続きます。
次はなんのお花をご紹介しようかな。



posted by はもよう at 23:50| Comment(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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