庭の木の剪定なんかして来ました。着替えも持っていきましたよ。汗びっしょり
になりましたもの。でも行き帰りに道ばたに、たくさんのバラの花が咲いて、
あんまり綺麗だったのでいくつかは写真に撮らせてもらいました。街路樹の
根元にゲリラ植樹しているのとかは、撮っても怒らないでしょ。ね。
今日も良く晴れて、素敵なお天気でしたね。私は一日中家の中で、細々した用事を
こなしていましたが…。あ、でも、ずっと芽が出ないのを心配していたカラーの
芽が出てちょっと嬉しかったです。今年はお花、咲いてくれるかな?
記事の方はぐっとさかのぼって3/31のおさんぽで撮って来た写真の続き。

いつもおさんぽしている近所の公園で、色んな桜を見てきました。
入り口そばにはソメイヨシノ。

一番たくさん植えられて居る桜です。
それから、公園の入り口にほど近い場所で咲いて居る枝垂れ桜。

この株も、毎年のように撮ってご紹介しています。
アップにするとこんな感じ。

か細い枝にうつむき加減の花が付いて、お花のシャワーを浴びている感じ。
細長めの、ちょっと濃いめのピンクの花びら、一重咲き。

淡い色の花よりも透明感が感じられ、これはこれで魅力的。
公園の奥へと向かう途中に一重の枝垂れと八重の枝垂れが並んで植えられている
場所があります。

ここの桜は、一重の枝垂れの方が先に咲いて、八重の方があとから咲きます。
つまり、左の方が一重で…右が八重です。

例年なら、一重が終わっちゃってから、八重が咲き始めるのですが、今年は
ほんのちょっとですが、八重のお花もほころびだして、あら、今年の枝垂れは
賑やかになるのかしら?って思いましたよね。この時点までは。
まさかこのあと、うっかり小雪ちらついたり、寒い日が続いたりするなんて
思ってもみないですものねぇ。

満開の枝垂れ桜の下で年に一度の、お花のシャワーを浴びた気分を満喫。
ああ、もう、なんという贅沢。

惜しげもなく…とはこのことか。視界いっぱい花、花、花…。
いやいや、眼福、眼福♪
ポプラの木のシルエットと枝垂れ桜。

雨上がりで、まだちょっと安定しない空の下ですが、この日のおさんぽへの期待で
足取り軽く次へ進みます。
そうそう、これは別の場所の八重の枝垂れ。

これだけ、ここだけ咲いていました。フライング?
このあと咲き出す八重の枝垂れ桜もふわっふわで素敵なんですけどね。
そういえば、あれとこれとは種類が違うのかなぁ?
さらに公園の奥へ進んでいくんですが、その前のちょっとチューリップの花だんに
寄り道。

たくさんの人の手で植えられたたくさんのチューリップ、今年はカーブを描いて
植えられたみたいです。
ちょっとずつお花が見えてきました。赤とピンクがあるのは解ります。
あとは何色のお花が咲くかな?

公園に行くたび、楽しみに見守る事に致しましょう。
公園のさらに更に奥へ進むとまた違った表情の桜が咲いています。

お花と葉っぱが一緒に出ているのはたぶん、ヤマザクラ。
近づいてみるとこんな感じ。

思いの外、色とりどりでしょ。お花の中心のところも、葉っぱもちょっとずつ色が
違ったりしていて。

お花の付き方もまばらで、なんか自由って言うか、自然な感じ。観賞用じゃない
桜、野生種に近い桜だからかな。
他を見ればまた違う表情のヤマザクラも咲いています。

こちらのは、随分葉っぱが赤っぽい。
お花を近くで見ると萼の所とか花びらも心なしか赤みが強め。

ヤマザクラは種から育って、株ごとに個性豊かなところが魅力です。
ソメイヨシノはどれもみんな挿し木で育つクローンで、遺伝子が一緒だからみんな
一斉に咲くし、一斉に散るし、お花もそっくりでしょ。
それも良いけど、こっちもね。
雑木林ゾーンにも桜はたくさん咲いています。

ほら、右下の木も桜ですよ。
近づいてみると…

ほら、まだ若い桜の木。
戦後、平和を祝って各地に植えられた名所の桜。圧倒的にソメイヨシノが多いの
ですが、ソメイヨシノの寿命は60年とも7〜80年とも言われていて、各地で、
桜並木の老齢化が問題になっています。
うまいこと若木に植え替えられた並木は良いけれど、この公園でも、立っているのが
やっとの古桜を何本も見かけます。最近、台風などで大木が折れたりもしています。
ソメイヨシノをずらっと並べちゃった桜名所は今後どうするのか、これはなかなか
悩ましい問題です。なんてことを若木を見上げつつ思い出しました。
このあともおさんぽは続きます。地味めな雑木林を歩いたり、華やかな花木の並ぶ
エリアを歩いたりしますので、よかったらおつきあいください。
【関連する記事】
サクラのシャワー、贅沢ですね。
関東の方は開花のあとに寒くなりましたから、
サクラは長持ちしたのでしょうか。
サクラに雪は撮れましたか。
わたしはどちらかというと、ヤマザクラが好きです。
樹齢が長いヤマザクラは、
いえ桜だけでなく大きな木はどれもですが、
何かが宿っているような不思議な雰囲気があります。
その点ソメイヨシノはみなクローンで
隣の木を別個体と認識できずに
桜並木では枝が交差して日照不足を起こすなど
いろんな問題を抱えていますよね。
ソメイヨシノの儚げなのは
そのあたりにもあるのかもしれませんね。
はい、枝垂れ桜のシャワー、今年もたっぷり浴びました(〃▽〃)〜*。
そうそうこのあと、小雪舞う日もあるんですよね。
まぁ、私は見られませんでしたが。
桜が咲き始めてから寒い日が続いて、びっくりするほど
長持ちしましたねぇ。
それから、一斉に咲くのが本来のソメイヨシノが、
先に散る花、あとまで残る花有って、一斉に咲けなっかたのも
この年の特筆すべきところでした。
ヤマザクラ、良いですよねぇ。私は一株一株、個性的なところが好きです。
桜の花には何か神秘的なものを感じますね。
たくさんの人に愛されるのが解る様な気がします。
ソメイヨシノは、同じものを植えすぎましたかね。
過ぎたるはなんとやらでしょうか。