ぬぐえない仕事場では、そのお天気も利用できないくらいの慌ただしさです。
また一週間過ぎちゃいましたね。早い早い。飛ぶように日が経っていきます。怖い
くらいです。花だんではクレマチスやアヤメ、葵の仲間が目立ってきました。
沖縄は梅雨入りしたし、もう、夏は目の前ですね。
記事の方は3/31のおさんぽ最終回。花木立ち並ぶエリアで華やかなお花を見て回り
ます。

1枚目はまだ開ききらないハナカイドウ。
まだつぼみの目立つカイドウの隣に咲いて居たのは白から濃淡のピンクの絞り柄の
ハナモモです。

子どもの頃、植物園でこう言う桃に「源平桃」と名札が付いていたのを思いだして、
私の中ではこれは「源平桃」なんですが、本当の品種は解りません。

でも、源氏平氏を象徴する赤と白が混じり合うから源平桃なんてしゃれた名前と
思ったんですよね。前の写真とこんなに違うけれど、おなじ木に咲く花です。

色の混ざり具合も花一つ一つで違うし、株ごとにも違うから、1本1本眺めて歩く
楽しみがあります。
鮮やかな花が咲くハナモモの隣の、緑の若葉しかないこの木はヒメリンゴ。

葉っぱの付け根にぎゅっとまとまっているのはつぼみです。

ヒメリンゴの花は桜のあと、4月に咲きます。濃いピンクのつぼみにほとんど白に
見えるお花。楽しみだな。
もうちょっと歩いたら、低木のユスラウメ。

花はたくさん咲くけれど、なかなか実まではつかない株です。

これは萼まで色素の薄い白い花。
そばで咲いて居た豊後梅はもう散っちゃっていたけれど、お隣の、立てた枝に
つぼみをびっしりつけていた花は、まだちょっと残っていました。

ああ、やっぱりアンズの花だなぁ。花盛りに見に来れなかったけれど、この赤い
萼とゆるい付き方の薄い花びら。あとで、実まで確認済のアンズの木と比べて
見ましょう。
さらに進んで、また別のヒメリンゴとハナカイドウ。

今度の白っぽい花はソメイヨシノです。
行く道を、ちょっと遠くまで見通すとこんな景色。

梅が咲いていた頃は、こっちから歩いてきたものです。

ピンクは1色のハナモモ、白いのは3本そろったタムシバです。
濃いピンクのハナモモに近づくと花盛り。

花の下の柄が短いので枝にびったりくっついて咲きますので、枝の形にお花が
並びます。

ピンクの枝をアップで見るとほら、こんなにお花がびっしり。
その向こうの3本並んだタムシバがこれ。

雪が積もっているみたいに真っ白ですね。綺麗。
さてこのあと、実まで確認済のアンズの木に立ち寄って、さっきの花と比べます。

うん、やっぱり、おんなじ。さっきの木はアンズだったんだな。何度も見てきた
はずなのに、今更確認です。
この記事最後に取り上げるのは、この木。

芽吹き前で、枝先に丸い冬芽がついている木。

大きな冬芽で、特徴的なこの木はトチノキの仲間。

園芸品種のベニバナトチノキです。ここから、とっても大きな葉っぱと花の穂が
出てくるんですよ。ベニバナトチノキの花が咲くのは5月の初め。見に行って
お花を撮ってきますね。
3月のおさんぽ写真はこれでおしまい。次回は3月の鉢植えの様子をご紹介します。
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