2019年07月29日

藤とミズキ

いやぁ、今日もまた暑いです。とうとう、関東地方にも梅雨明けが宣言されました。
数日前から、もう良いんじゃ無いかと思っていましたが、いよいよです。去年は6月中に
明けちゃって、今年は8月になっちゃうか!って言われていましたが、ギリ、7月のうち
に明けました。でも、去年よりは30日遅いって、まぁ、そうでしょうね。去年が早すぎ
たんですから。昨日はまだ空気が乾いていましたが、今日は湿度が高くて難儀しました。
それでも、残り少ない夏を楽しみたいですね。

記事の方は、5/5に近所の公園で撮ってきた写真から。新緑まぶしい公園の色んな花木を
見て頂こうと思います。

190729_fuji1.jpg

まずは端っこの藤棚から。





前の記事で、花の穂が長いのと短いのとあるっていう感想を載せました。公園などに植え
られて居るのは花の穂が長いのに、雑木林で見たのは花の穂が短かったんです。

190729_fuji2.jpg

今日ちょっと検索してみたら、花の穂が長めなのは園芸品種に多いんでしょうけれど、
大きく分けてフジ(ノダフジ)とヤマフジ(ノフジ)に分けられて、フジの花の穂は長めで、
ヤマフジの穂は短めなんですって。

190729_fuji3.jpg

そのほかにも、つるの巻き方が逆というのもあって、ペンを左手で握った時の親指の向き
に似ている方がヤマフジ、右手で握った時の親指の向きに似ている方がフジだそうです。

190729_fuji4.jpg
過去の写真を見比べましたら、公園のはフジでした。今度、雑木林で花の穂の短い藤に
あったら、つるの向きを写真に撮ってきたいと思いました。



大きな冬芽の頃から注目していたベニバナトチノキもお花の季節を迎えて居ました。

190729_b_totinoki1.jpg

北米原産のアカバナトチノキとヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)の
交雑種、ベニバナトチノキ。ピンクのお花が愛らしいです。

190729_b_totinoki2.jpg

大きな樹ですが、日本のトチノキほどは大きくなりません。お花の後には大きな実が
付きますが、お花の数からすると、だいぶ少ないです。



こどもの日の公園は、爽やかに晴れて良い気持ち。

190729_park.jpg

芝生広場の向こうの、外国産の木が並ぶ方へ歩いて行きましょう。



外国産の木が並ぶちょっと手前の大きなエノキ。

190729_enoki1.jpg

黒い幹、緑濃い葉っぱ。一里塚に植えられた木としても有名です。

すっかり色濃く茂った葉っぱを良く見ると…桜と一緒に咲いた花はもう、実の形になり
始め、出たばっかりの葉っぱはすでに虫たちにかじられて穴だらけです。

190729_enoki2.jpg

大きなエノキの木は、とってもたくさんの命を養っているんだと思いますよ。日本の
国蝶オオムラサキの幼虫ちゃんもエノキの葉っぱを食べて育ちます。



そのお隣には世代交代中のニワナナカマド。ひこばえの葉っぱがたくさん茂ってきました。

190729_n_nanakamado.jpg

ちょっと前に記事に載せた、元祖ナナカマドの葉っぱにそっくりですよね。
梅雨時に白い小花を咲かせます。今年はどのくらい咲いてくれるかな? また、見に来な
いといけませんね。



外国産の木が並ぶあたりにやって来ました。まずは、2種類のオークの木。

190729_oaks.jpg

オークは、だいたい「樫」と訳されることが多いのですが、常緑樹の樫よりは、どんぐりの
実る木って言うくらいの意味みたいですね。ここの生えている2種類のオークの木は樫の
仲間でも、常緑でも有りませんから。

↓こちらは、カタカナのキの字に似ている葉っぱのピン・オーク。

190729_pin_oak.jpg

日本語で「ピン」と言ったら、虫ピンとか安全ピンとか、針のような細い物を連想しますが、
ピン・オークのピンは「杭」って言う意味らしいですよ。この木を杭に利用したそうです。
ぜんぜんイメージが違いますね。

↓こちらの、柏餅を包む柏の葉っぱに似ているのはレッド・オーク。

190729_red_oak.jpg

材が赤いからか、紅葉自慢だからか? うーん、両方かな?レッド・オークはどんぐりを
落とすのが早くて、夏休み中には、大きなどんぐりが木の下で見つかります。
ピン・オークのどんぐりはそれよりはちょっと遅れます、半球の形の可愛いどんぐりです。



こちらの白い斑の入った葉っぱはネグンドカエデの葉っぱです。
別名はトネリコバノカエデ。明治時代に街路樹や公園樹として取り入れられたそうです。

190729_a_negundo.jpg

北米原産のカエデの仲間。新芽が鮮やかなピンクになる品種を「フラミンゴ」と呼ぶよう
ですが、この木も新芽はちょっとびっくりするような鮮やかなピンク色です。
葉の形は、イロハカエデなどとは似ても似つきませんが、カエデ科のお約束、プロペラの
ような実をつけるんですよ。


右がネグンドカエデ。

190729_negu_sato.jpg

ネグンドカエデのお隣さんは…

メープルシロップを採る木、カナダの国旗に描かれている葉っぱ…のサトウカエデです。

190729_satou_k.jpg

この公園にもっと有ったんだけれど、今はこの1本を残すのみ。枯れないでね。

ネグンドカエデはあまりはっきり紅葉しませんが、サトウカエデはオレンジ色っぽく色
付きます。今日、調べていたら、ネグンドカエデも、元々はシロップを採るのに利用され
ていたって書いてありました。なんだぁ、お仲間じゃん。



さてさて、ミズキのお花です。

190729_mizuki1.jpg

芝生広場に面して立っているこの1本ミズキが、お花を撮るのに最適なんですよ。

190729_mizuki2.jpg

すごいでしょう。みっしり、真っ白に咲いて居るでしょう。高いところのは撮れないから
低い枝の方に注目しましょう。

低くてもこんなに咲いています。

190729_mizuki3.jpg

葉っぱも花の穂も大きめだし、扇のように広げた枝いっぱいに花を並べるし、とにかく
この時期、雑木林の端っこで目立って居ます。

それにしてもこの株は花びらが細長いなぁ。

190729_mizuki4.jpg

前にも撮ったことあったけれど、こんなに細長くなかったはず。ちょっと変わってます。

こんなに咲いているのにまだつぼみもありますよ。

190729_mizuki5.jpg

どんだけ咲くんでしょ。

レースのように咲く小さな白い花。

190729_mizuki6.jpg

1つを拡大してみると、

190729_mizuki7.jpg

花びらは4枚、おしべは4つ。めしべは1つ。
小さな花がたくさん寄せ合って咲くんですね。

190729_mizuki8.jpg

本当に綺麗。


これは別の場所のミズキです。お花の付きはちょっと控えめ。

190729_mizuki9.jpg

前の年の台風で大きな被害を受けた場所なんです。

こっちのミズキはまた、違った表情の花の穂をつけますね。

190729_mizuki10.jpg

お花の後は紫色の実になります。黒く見えるほどに熟したら、鳥さんたちが食べに来ます。
実が食べ頃になる頃、お花の時期には薄緑色だったお花を支える茎の部分が、真っ赤に
なるのも面白い変化です。


おさんぽはまだ続きます。あと記事1つ分くらいおつきあいください。
新緑の中をさんぽとか…良いですなぁ。また歩きたいなぁ。


posted by はもよう at 22:59| Comment(2) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はもようさん、こんにちは。
あついですねぇ
一気に暑さがやってきて対応ができません。
軽いぎっくり腰になっています。
はもようさん、気を付けてくださいね。

私もフジを確認してみようと思うのですが、
いつもそう思っているうちに
お花の時期が終わってしまいます。
次は1年待たないといけませんのに、
仕方がないですね。

見たことがない葉が並んでいました。
外国産のお仲間はやはり見かけません。
ミズキはクマノミズキも含めて咲きますけれど。
ミズキがさきでクマノミズキは後でしたか。
お花の時期があいていますが、
板状?にかたまったようになって咲いています。
虫たちもたくさんやってきます。
忙しい時期でなかなかゆっくりと
見ることができませんけれど・・。
Posted by ブリ at 2019年07月30日 17:51
ブリさん、こんばんは。

いや、本当に暑いですよね。ついこの間まで梅雨寒とか言っていたのに、
急に連日の猛暑日とか。もう、どうなってるのって思います。

あら、ぎっくり腰ですか。私も、先日、危ないところでした。
念のために、急いで腰ベルトをしましたよ。
転ばぬ先の腰ベルトです(^^;)。←だいぶ前にやりました。

あ、フジは、つるの巻き方で判断できるから
いつでも良いんじゃないかしら。
お暇があったら、見てみてください。

あ、見た事無い葉っぱ、多かったですか?
でもね、私もブリさんのブログを拝見すると見た事のないものを
たくさん見つけますよ。
モリアオガエルの卵塊とか…見てみたいなぁと思います。

クマノミズキはだいぶ前に記事にした気がします。
日帰りドライブで立ち寄ったお山に咲いて居ました。
ミズキが5月でクマノミズキは7月頃じゃなかったかしら、咲くの。
うちの近所では咲かないですよ。あんな綺麗なお花が両方咲くなんて
素敵ですね。

そうそう、何物にもとらわれずに好きな木や花を眺めて過ごしたいと
思うのですが、そうなったらなったで、寂しいのでしょうかねぇ。
Posted by はもよう at 2019年07月30日 23:11
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