2019年08月11日

ユリノキの花

いや、もう、とんでもなく暑いですね。こんなに毎日、災害級の猛暑が続いていて、
こんな中でも野球をやっている高校生たちは、本当にすごいですねぇ。私は金曜日、
土曜日とも、暑さでダウンです。早寝しました。金曜日はちゃんと働いて、土曜日
には実家へ両親の手伝いに行って来ました。都内はすっかりお休みモード。空いて
いて、家族連れや遊びに行く若い人をたくさん見かけました。今年は両方浴衣の
カップルを見かけるようになりました。男の子も浴衣を着るんですね。きりっとして
男前が上がってましたよ。←婆目線
今日は雲が多めなんですが、だから涼しいと言うこともなく、水道からぬるま湯が
出続けるほどの相変わらずの猛暑です。無理せず、水分とって静かに過ごします。

記事の方は5/15にいつもおさんぽしている公園で撮ってきた写真から。

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公園の入り口でいつも見上げるスダジイが、花盛りを迎えていました。






ブロッコリーのような樹形で、一年中濃い緑の葉っぱを茂らせているスダジイ。
その木が年に一度だけ、金色に見える時があります。

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それがちょうど、初夏の終わりから梅雨の始めの頃。何が起こっているのかと
いうと、まずは新しい葉っぱが出て、枝先の葉色が薄くなります。花の季節を
迎え、まずはふさふさした おばなの穂が出ます。

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おばなの穂が、これでもかって開いたら、今度はどんぐりの元が粒々ついた
めばなの穂が出ます。花粉を求めて虫たちがたくさん訪れます。
スダジイは2年かけて実るどんぐり。このめばなの穂に、アクが少なくて生でも
食べられ、煎ったらさらに美味しくなるどんぐりが実るのは来年になります。



公園に入ると、本来なら低木の植え込みが有ってしかるべきところに、ナワシロ
イチゴの大きな茂みがあります。

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枯れちゃったボックスウッドの上に覆い被さるようにナワシロイチゴが育っている
場所です。

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今年もたくさん咲きました。ナワシロイチゴの実は、この辺で見られる木苺の中でも
一番のフォトジェニックさんなので、毎年楽しみにしているのですが、ここの株は
育つ方に集中しているところで、あまりちゃんとした実が付かないのが悩みのタネ。
今年は綺麗な実の写真が撮れるかな?



ナワシロイチゴが覆い被さっている植え込みの端っこに咲いて居たのは

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ハルジオン。まだ、ハルジオンが全盛の頃ですね。

それから、お花の季節が終わって実だけになっちゃったのが、

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オランダミミナグサ。日向で、春先に、立ち気味に、白い小花を咲かせのが
特徴のオランダミミナグサ。最近、この条件に一部当てはまる他のミミナグサが
出てきて、ちょっと気になっています。



こちらも日向が好きな草。今までは、公園へ来る途中に撮って来たネズミムギ、
カラスムギなどと一緒に生えていたのに、最近、道ばたから、公園の中へ引っ越して
来たイヌムギです。

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生存競争に負けたかな?公園の草地の日当たりの良いところでしゅんしゅん 
のびのび 育っています。

細い茎の先の小穂がちょっと大きめで、何かのオブジェみたいで可愛いんです。

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近くで見ると…ほんのり秋色。それもそのはず、このあとすぐ、麦にとっての実りの
季節「麦秋」を迎えます。もうこれ、花じゃなくって実になってますものね。



それからこちらは大きな桑の木。

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見上げると枝と葉の間に何か見えますね。

実の準備が進んでいるんです。地味だっためばなが緑色にふくらんで、やがて
白→赤→黒っぽく見えるほど濃い赤へ変わったら食べ時。

190811_sakura.jpg

桑の実は熟すそばから落ちてしまうので、枝だけ見ていては食べそびれます。
最近は「マルベリー」という名前で健康食品として注目されているので、
一度、お味見してみるのはいかがでしょう。里山の子どもたちは舌が真っ黒に
なるほど、お腹壊すほど、食べたそうです。桑の木の下に居ると、そんな昔話を
教えて下さる方にもお会いします。



方向を変えて駐車場の方へ行きます。ここでの注目の的はユリノキ並木です。

190811_yurinoki1.jpg

若葉がそろったら、次はお花の季節です。咲いて居るかな?



その前に、これはサクラの実。サクラの実も、黒く見えるほど濃い赤になったら
完成です。

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公園のサクラの実をお味見した方の感想を聞いたら、渋くて食べられたものじゃ
ないとか。鳥さん限定の初夏の実りかな?でも、この実を食べた後は、うちの
ベランダへは来ないでね(^^;)。
ちなみにフルーツのさくらんぼは、ミザクラの実。実を採る専門の品種ですね。



ユリノキの下に到着して、こずえを見上げます。

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おお、花盛りですねぇ。あ、解ります?ユリノキの花って、結構大きいのに
目立たないんですよ。


ちょっと拡大しますね。

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ほら、オレンジのラインの入った 黄緑色でチューリップのような形の花が
大きな葉っぱの透き間から見え隠れしていますでしょう。枯れかけの花も有るから
もうちょっと前から咲き始めていたんですね。

さらによく見える部分を拡大しました。

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どの花も、地上からだいぶ離れた 高い木の上の方で咲くので観察には望遠に強い
カメラが欠かせません。

一度気づいてみると、どの木にもたくさんの花が咲いて居るのが解ります。

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大きくて、Tシャツみたいな形の葉っぱに、可愛らしいチューリップのようなお花。
どうしてユリノキって言うんでしょうねぇ。
別名には:半纏木、チューリップツリーなどが含まれますけれどね。


駐車場のユリノキ並木。

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ちょっと変わりやすい空の下、まっすぐ整列して居ます。

これから夏中、涼しい木陰を提供し、秋には黄色く黄葉します。

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葉っぱが落ちる頃、こんなにたくさんの花が咲いたんだねって驚くほど大量の実が
残ります。実の形は、バトミントンの羽(シャトル)そっくり。
何から何まで、ユニークな木です。


可愛らしくて面白いユリノキ。

190811_yurinoki8.jpg

もしもご近所に植えられて居ましたら、どうぞごひいきに。

190811_yurinoki9.jpg

今年もたくさんのユリノキのお花に会えました。ありがとう、いつまでも元気でね。



次回は、公園の雑木林ゾーンで見かけた花や実をご紹介。


posted by はもよう at 17:54| Comment(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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