2019年08月13日

林床の小さな花

台風の影響を心配しながら始まった今日でしたが、朝一番に見た予報で、お昼から
雨の覚悟をして、部屋干しして出かけましたが、覚悟に反して、まだ関東へは
さほどの影響は出ずに、今日一日を終えました。雲が多かった分、気温もちょっと
だけ下がり、ちょっとですが過ごしやすかったです。有りがたいけど、明日はどう
なるんでしょうか。また、西日本の方へ行ってしまうんでしょうか。とにかく気象
情報に注意して、安全第一で過ごしましょう。

記事の方は5/15のおさんぽの続き。
近所の公園を歩いてきて、GWに咲き始めたベニバナトチノキの前へ。

190813_b_totinoki1.jpg

咲き始めは、黄色みも混じっていたんですが、咲き進んですっかり濃いピンクへ。
ベニバナ…って感じがさらに強まりましたね。







白い花が咲く日本のトチノキよりは木の大きさは低めだけれど、お花は華やか。

190813_b_totinoki2.jpg

咲き始めから半月経ってもまだまだ艶やかですね。

でも、お花の穂を良く見ると…

190813_b_totinoki3.jpg

小さな実ができかけています。まだ、小さい緑のポンポンだけれど、トチノキの
実と同じように金茶色の実になります。クリよりも、トチノキのタネよりも
美味しそうに見える、魅力的なタネがこぼれます。美味しいのかな?トチノキの実は
渋が強くて、あく抜きが大変だけれど、これはどうかな?



そばのイチョウの若木。

190813_ityo.jpg

この間まで若葉だった葉っぱももう一人前。これからしばらくは青々と茂ってくれ
ます。



公園のあずまやにからんでいるノウゼンカズラ。葉っぱが出そろいました。

190813_nouzen_k.jpg

これから梅雨明け頃に、ラッパの形でオレンジ色の、夏らしいお花を咲かせます。



草地を歩いていたら、オーチャード・グラスこと、カモガヤを見つけました。

190813_kamogaya1.jpg

イネ科カモガヤ属の多年草。チモシー(オオアワガエリ)と共に世界的に有名な牧草
なんですって。栄養満点、家畜にも好まれる、良質な牧草なんですって。

英名はこの穂のかたちから「ニワトリの足草」って言う名前がついていたのに、
うっかり、ニワトリとカモを間違えちゃって、和名はカモガヤ。

190813_kamogaya2.jpg

そそっかしいですねぇ。この公園では時々、ひと株かふた株こんな風に生えてます。




もうちょっと雑木林の木陰に入ると、今度は夏の小さなお花が咲いて居ました。
雑木林の林床で夏中咲く小さな花、コナスビ。これ見ると、夏が来るんだなぁって
思います。

190813_konasubi1.jpg

コナスビって言っても、ナスの仲間じゃないです。サクラソウ科オカトラノオ属の
多年草。お花の後に出来る実が、ナスに似ているからコナスビ。いや、そんな小さい
もの、誰も見ないって。

190813_konasubi2.jpg

地面に広げた葉っぱの付け根に、下向きに黄色い花を咲かせます。

地面にうずくまらないとお花見も出来ません。

190813_konasubi3.jpg

お花はね、華麗なるサクラソウ科の一員ですもの。十分綺麗ですが、まぁ、誰も
見ないわねぇ。私は好きですけど。



この日の雑木林でとっても目立って居たのはこの、絨毯みたいに一面にそろった
草の葉とちりばめられた薄紫と黄色の小花。可愛らしくて綺麗でした。

190813_o_tabi_m_sagi1.jpg

何のお花かというと…

190813_o_tabi_m_sagi2.jpg

黄色いオニタビラコと薄紫色のムラサキサギゴケでした。



ムラサキサギゴケは春から咲いて居たゴマノハグサ科の多年草。

190813_m_sagigoke1.jpg

地を這って広がる様を苔に見立てただけで、苔でもありません。

この花をサギに見立てての命名。真っ白い物はサギゴケと呼ばれて珍重されます。

190813_m_sagigoke2.jpg

でも、見分けポイントはウサギの耳のように立った花びらの方なんですけどね。
可愛いでしょ。そっくりさんのトキワハゼには無いんですよ、ウサギさんの耳。

地面を這うのがサギゴケで、立ち上がるのがトキワハゼなんて覚え方だと、
うっかり↓こんなのを見たら混乱します。

190813_m_sagigoke3.jpg

ムラサキサギゴケだって、立ち上がる時には立ち上がるんですから。



そういえば、オニタビラコが大勢を占めている中で、ヤブタビラコもまだ、咲いて
いました。

190813_y_tabirako.jpg

ヤブタビラコの特徴に1つ、綿毛をつけないタネの写真が撮れましたので、飾って
おきます。これがヤブタビラコ。

オニタビラコのタネには、綿毛がつくんですよ。

190813_o_tabirako.jpg

写真がちっちゃいですが、白い綿毛が見えますでしょう。
綿毛になるのはオニタビラコです。



桜の頃に、花に興味にない人にまで、何ですかこれ?!って言わせるほど咲いて居た
白いクサイチゴの花は、この頃には赤い木イチゴになっていました。

190813_kusaitigo1.jpg

たくさん咲いていた分、たくさん実っては居ますが、お花ほどの数はありません。

それでも、赤いビーズを集めたような可愛らしい実で、美味しそうでしょう。

190813_kusaitigo2.jpg

木苺が次々実って、綺麗で美味しそうな姿を見せてくれる季節でした。とびきり
美味しそうなのを探してみます。

木苺の実も、種類によって個性が様々ありますが、

190813_kusaitigo3.jpg

クサイチゴの実は細かいビーズをぎゅっと集めたような実。

萼の形がバラと一緒。さすが、バラ科ですねぇ。

190813_kusaitigo4.jpg

あぁ、この実も丸くって綺麗ですねぇ。今年の春は小雨に低温傾向で、なかなか
綺麗な実に出会えませんでした。でも、これくらいなら、まぁ、良い方かな。



春まだ浅いうちから、その繊細な葉っぱを眺めてきたオヤブジラミにもようやく
花が咲きました。

190813_o_yabujirami1.jpg

このあと初夏に咲くヤブジラミと比べるとお花は地味ですが、セリ科らしい清楚な
白い花です。

190813_o_yabujirami2.jpg

でも、花の後しつこいひっつき虫になって、シラミに例えられちゃうお花の下の
トゲトゲ部分の方が目立つかな?

190813_o_yabujirami3.jpg

お花が終わって種が実る頃、若葉萌える初夏だって言うのに、一足早く紅葉しちゃう
ところも、オヤブジラミの面白いところです。



あたりを真っ白に染めて咲いて居たクサイチゴの次に、たくさん咲く白い花は、
もしかしたらコレかな?

190813_dokudami.jpg

夏を待って咲く、ドクダミの花。つぼみも葉っぱも、それはもうたくさん準備中で
したよ。



この記事最後は、マユミの花。

190813_mayumi1.jpg

秋に付く紅梅色の実の方が目立ちますが、ニシキギ科の一員ですので、お花はこの
時期、初夏に咲きます。

薄緑というか、白というか、まぁ、どっちでも良いくらい地味な花です。

190813_mayumi2.jpg

それでも、一時は、公園に植えられて居たすべての株が枯れてしまうくらい元気が
なかったのに、この復活ぶり。嬉しい限りです。
お花の後は実が付いて、秋まで少しずつ大きくなっていくのを、また、見守ることが
出来そうです。



5/15のおさんぽ。まだまだ見てきた物があるんですよ。次は何かな?良かったらまた
おつきあいください。




posted by はもよう at 23:41| Comment(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: