2019年08月19日

桐と山法師の花

ようやく、猛暑一段落通ったところでしょうか、今日のうちの方。暑いは暑かった
けれど、それまでのたががはずれたような猛暑ではなく、普通の暑さでした。夏の
終わりを察知したか、セミがもう、めっちゃくちゃ鳴いてましたよ。頑張って子孫
を残せよ。夜は大気の状態が不安定になり雷雨からの、相当の強い雨になりました。
夕べからしばらくはぐずつくとの予報に反して、今日の日中は雲が多いながらも
晴れる時間が多かったんだから、文句は言えませんけどね。明日もまだ、お天気不
安定なようです。気象情報に注意して、安全に過ごしたいです。

記事の方は5/15のおさんぽ最終回。

190819_raku_meta.jpg

人工の小川から公園の一周を終えて、家のそばまで、色々ぎゅっとお詰め合わせで
ご紹介します。








まずは人工の小川の中に生えているサンカクイ。
イグサには似ているだけでカヤツリグサ科なんですけど、茎には3つの角があって
断面が三角になるんですよ。他にも、もっと大型で茎が丸い‘フトイ’って言うのも
あるし、‘シカクイ’も有ったはず。

190819_sankaku_i1.jpg

別名:サギの尻刺し。いや、この別名が大きさから、形からよく表している名前だと
思って(^m^)。

190819_sankaku_i2.jpg

フトイは大きくなって、人の背丈と同じくらいまで伸びることも可能ですが、この
サンカクイはその半分ほどの50cmから1m程度まで。ちょうどサギのおしりをつん
つんしそうな大きさなんですよね。

190819_sankaku_i3.jpg

とがった茎の途中から花が咲いて居るように見えますが、花から先は‘苞’という
葉っぱの一種なんだそうですよ。



こちらは、植え込みの上に覆い被さってはびこっていたツルウメモドキ。

190819_t_umemodoki1.jpg

こうしてみると、蔓草の葉と言うよりやっぱり、梅か何かの樹の葉っぱに見えますね。

ニシキギ科ですので、やっぱりそれらしいお花が咲きます。

190819_t_umemodoki2.jpg

めしべが目立つのでこれはめばなですね。オスの木とメスの木に分かれるタイプ
(雌雄異株)なので、これはメスの株ですね。



絡みつかれて迷惑しているかもしれないのは、西洋イボタノキ。別名プリベット。

190819_s_ibota1.jpg

日本に自生するイボタノキは中高木ですが、こちらは半常緑低木。主に葉っぱを楽しむ
園芸品種として葉っぱに斑があったり、色がついていたりする品種がたくさん売られ、
あちこちに植えられて居ますね。

190819_s_ibota2.jpg

これも地味ながら「木に咲く白い花」のうちで、香りの良い小さな白い花を咲かせます。



公園一周もすんで、出口近くの大きな木を見上げます。

190819_kiri1.jpg

逆光でよく見えませんが、これは桐の木です。

成長が早くて、初夏の枝先に紫色のお花を付ける木です。

190819_kiri2.jpg

お花は立派だけれど、花木としてではなく材木として人の暮らしと関わりの深い木です。

タンスに下駄に、楽器など、桐で出来ている物は多数。女の子が生まれたら、嫁入り道具
を作るために植えるなど、成長が早くてタンスに適した材木だと言うことの良く解る
逸話ですよね。実際にする人が居るかどうか知りませんが。

190819_kiri3.jpg

結構、チャンスを逃しがちな桐の花。今年はちゃんと間に合って撮れました。良かった。



桐の近くには、木陰になりがちな草地に生える大きめの草、アイイロニワゼキショウが、
生えていました。

190819_a_niwazekisho1.jpg

日向好きなニワゼキショウは10cm程度の小さな草ですが、アイイロニワゼキショウは
30cmくらいにまでなる大きな草。

藍色なのはお花です。小さなお花を精一杯に拡大。

190819_a_niwazekisho2.jpg

綺麗な藍色ですよね。

ニワゼキショウの仲間のお花には、それぞれ際立つ個性が有りますね。

190819_a_niwazekisho3.jpg

まぁ、交雑しやすく専門家泣かせな種でもあるそうですが…。

横顔がまた特に個性的。

190819_a_niwazekisho4.jpg

他のお仲間に比べて、明らかに薄い横顔。こんなところも面白いですね。
で、この、アイイロニワゼキショウがその数を増やすのに伴って、年々、草丈や生え方が
そっくりなのに、ニワゼキショウのお花を付ける交雑?と思われる個体が増えています。
詳しい方の記事の中で触れているのに出会ったことがないので、素人の私は、疑問に
思うだけですけれど、う〜ん、あれどうなっているんだろう。



この辺で、帰途につきます。来た道でネズミムギやらカラスムギを撮った道ばたで
帰り道に見つけたのはアオカモジグサ。

190819_a_kamoji_g.jpg

ひょろんと細長い穂になる草です。ノギと呼ばれる長い毛で、子どもたちが人形の
かもじ(髢)つまり、カツラを作って遊んだのでこの名が有ります。風に揺れる姿が
趣のある草です。


一緒に生えていたがこちらのアメリカフウロ。

190819_a_fuuro1.jpg

冬越し中の可愛いロゼットもご紹介しましたが、この草がお花を咲かせていました。

190819_a_fuuro2.jpg

日本の自生種は地味で、外国からの帰化植物は派手というコトが多いのですが、この
フウロソウに限っては日本に自生する山野草の方がお花が大きくて華やかです。
アメリカフウロソウは花どこ?ってくらい地味。

190819_a_fuuro3.jpg

それでも、花も葉っぱも全く似ていない、親戚のゲンノショウコと、実だけそっくりと
言うのがまた面白いところです。これからこの実がはぜると、げんのしょうこの実と
全く同じになります。




自宅に近いところまで戻ってきて、見上げたヤマボウシにお花が咲いていました。

190819_yamabosi1.jpg

そっくりさんのハナミズキ、別名アメリカヤマボウシのお花がすっかり散ったあと、
日本の、ヤマボウシの花が咲きます。

190819_yamabosi2.jpg

うちの近所の株は、お花が撮りにくいところに咲くんですよ。

精一杯の望遠で撮った画像を拡大。

190819_yamabosi3.jpg

ハナミズキとは、まん中に本来の花が咲くところ、白い苞が花弁のようにつくところ
など、お花の造りは一緒です。苞の形と実の形が違うところが見分けポイント。

190819_yamabosi4.jpg

白いお花を山で修行に励む修行僧にたとえての命名。初夏の山によく似合う爽やかな
お花です。ちなみに、紅葉が素敵なのも、魅力ポイントとして挙げておきます。



5/15のおさんぽ、家のそばまで戻ってきて道ばたでドクダミが咲いているのを見つけ
ました。

190819_dokudami.jpg

これから夏がやってくるんだなぁ。そういう兆しの花であります。




次回は職場のそばの土手の花だんのお花を一巡り。5月の花だんはますます艶やかです。



posted by はもよう at 23:13| Comment(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: