実家へ行って来ました。ついでに実家の庭の草取りをして、着替えなければならない
くらいに汗だくになり。翌 日曜日はいつもとは反対側の隣町へ写真を撮りに出かけ
ました。めぼしいものは咲いて居なかったのですが、初見のお花に会えて成果有り。
ただ、相当にくたびれました。ちょっと涼しくなったのも相まって、疲れが雪崩のよう
に押し寄せてきて、諦めて寝ちゃいました。今日も晴れたり降ったりの不安定なお天気
でしたが、ちゃんと起きて働いて来ました。明日もまた、頑張ります。p(^へ^)
記事の方は5/26に近所の公園へ行ってきた時の写真です。
まずはノビルの花が咲いて居ました。それからいくつかの「木に咲く白い花」を撮り、

春に咲いたお花の綿毛をいくつか撮りました。順にご紹介していきます。
5月だというのに最高気温が軽く30℃を超える日が続いて、TVでも熱中症に注意って
言い出した5/26。朝早くなら…と思っていたのに結局10時過ぎ出発。暑いよ(^^A)。

家のそばの生け垣からは、アオツヅラフジのつるがにょ〜んと伸びていました。
ああ、これから蔓草のはびこる季節だねぇ。暑ければ暑いほど、元気そうだなぁ。
生け垣はネズミモチの生け垣。

つぼみを見つけて…気の早いお花が咲いて居やしないかと、あちこちきょろきょろ。
あ、見つけました。

今日、一つ目の初夏の「木に咲く白いお花」、ネズミモチの花です。モチノキ科じゃ
なくて、モクセイ科です。ほんのり良い香り。
前のおさんぽの時に見上げたヤマボウシもまだ咲いていました。

新緑の中の白いお花。全くもって、良い景色です。
生け垣が終わって、別の道に行くところでやたらに大きな綿毛を発見。

写真じゃ伝わりませんが、初見なら、ぎょっとする大きさですよ。これはバラモンギク。
つぼみが写り込んでいますが、お花は一日のうち2時間ほどしか開かない黄色い花。
花よりも、綿毛の方が直径が大きいという、変わったお花です。日本ではただの
道ばたの雑草ですが、故郷ヨーロッパの一部地域ではスープに入れるお野菜ですって。
人は(?)見かけによらない物です。
詳しくお知りになりたい方は過去記事をどうぞ。
2011/ 6/23付 「バラモンギク」
2012/ 6/ 1付 「バラモンジン」
さてさて、近所の公園へ向かう道に出ました。

この日の主役はこの、ノビルです。
春先にもしゃもしゃ生えてた、ネギ臭い細い葉っぱの草でした。

6月を迎える頃になると、ムカゴかつぼみ、もしくは両方のついた花茎を伸ばします。
そして、ほんのり紫の線が入ったお花を咲かせます。

結構、綺麗でしょ。一応、華麗なるユリ科ですからねぇ。

でもね、たくさんあっても綺麗にお花が咲いてるのを見つけるのはちょっと面倒くさい
ですよ。ムカゴだけってことも多いんですから。綺麗なのを見つけたら、絶好の
シャッターチャンスです。
今日のノビルのお隣さんは、地味ながらこれも夏の花、ヒメジョオンです。

ハルジオンとの見分けポイントは、花の咲く時期、つぼみがうなだれないこと。
茎が中空でないことなどですが、後は、大きく枝分かれするところなんかも特徴的かな。
これから、秋深まるまで咲き続けますので、色んな特徴を見つけてください。
公園に着いて、まずは外側を回って次の「木に咲く白い花」を撮りに。

ちょっと、咲いてから日が経っちゃったけれど、こちら、バラ科の常緑低木
シャリンバイです。枝先の車輪のように葉を付けるので、車輪の梅でシャリンバイ。
元は海辺の潮風に強い低木でしたが、大気汚染や暑さにも強いと言うことで、街中にも
たくさん植えられて居る花です。先日は小振りでピンクのお花の近縁種もご紹介しま
したが、こちらが基本のシャリンバイ。

お花のまん中が、咲いてすぐは黄色くて、時間が経つと赤くなります。桜にもそんな
お花がありましたね。お花の後は黒っぽくて丸い実が付きます。
公園の駐車場に居並ぶユリノキも元気元気。

ますます、緑陰濃くなっております。
こずえを見上げると、まだ、お花が咲き残っているようです。

結構、長く咲いていますね。

ユリノキのお花。咲き終わったらひとまず、オクラみたいな若い実になって、秋には
葉っぱが黄色く色付く中、バドミントンのシャトルのような形に実ったタネを風に
散らします。
雑木林ゾーンを歩くと、足下に黄色く咲いて居たヘビイチゴが

すっかり赤い実になっていました。食べても美味しくないなんて、残念です。
それから、 ろくに花も咲かないのに、いつ、どうやってここに根付いたんだか…の
コボタンヅルのつる。

ボタンヅルより細かい3回3出複葉の葉っぱが目印です。ボタンヅルのように真っ白に
咲いてくれたら、もうちょっと、メジャーになれたんじゃないかな。関東に多いという
亜種なんですよ。
ここから、雑木林の林床で見かけた綿毛を3種続けてご紹介します。
まずはこちらの、

なんともはっきりしない綿毛はな〜んだ。ボロギクみたいですが、ちょっと違います。
咲き残ったこの花を見たら解りますかねぇ。

ピンクのお花が可愛らしかった、ハルジオンですよ。
こちらは、言わずと知れたタンポポの綿毛。

たぶん、関東タンポポだと思うけれど、確認はしていません。
綺麗な綿毛を見かけたら、クローズアップで撮っておきます。

だって、ほら、こんなに綺麗だから。一つ一つの毛が、きらきら光っているんですよ。
それからこちらは、最近、載せた気もするけれど、オニタビラコの綿毛です。

花もタネも小さくて、綿毛もポンポンみたいなところが可愛いなぁと思っています。
この記事ラストの写真は、これから本領発揮のペア。

ドクダミとオニドコロの若い株です。夏中、そこいら中で、増えて増えて困っちゃうほど
はびこるんだろうなぁ。私もきっと、草むしりで大量にむしりそうな気がしつつパチリ。
まぁ、色々あるだろうけど、よろしくね。
次は、花木の並ぶエリアで、艶やかだったお花の後に実る実と、さらなる綿毛を
ご紹介の予定です。
夏の疲れが出る頃です。どちら様も、尋常じゃない猛暑の夏を乗り切ったお体を
十分にねぎらってあげてくださいね。これからは夜風が冷たくなります。寝冷えにも
注意ですぞ(^m^)。