2019年10月27日

キツネノカミソリの花

昨日は申し分なく晴れました。また、実家へ行って両親の手伝いをしてきました。
起きてすぐは気分が優れなくて、風邪気味かな?と思いつつ、念のために風邪薬
まで飲んだのですが、結局、とても活動的に過ごしているうち元気になっちゃって、
夕方戻ったその足で、家族と待ち合わせて、地元の市民祭の夜店を冷やかしにいける
くらいまで回復。思えば、子どもの頃からそう言う子だったなぁ、私(^^a)。
明けて今朝は、曇り空で始まりましたが、お昼頃から急に晴れて、楽しそうな子ども
たちの声が聞こえていました。良い思い出、出来たかな?

記事の方は毎年眺めている、土手のキツネノカミソリを撮りに行った日の記録です。

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ヒガンバナの仲間で、旧盆の頃に幻のように咲くお花です。









まずは、今年の夏がとんでもなく長くて暑かったのを覚えていらっしゃるで
しょうか。

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夏がどんなに暑くても、お盆休みが終わるとススキが穂を出すんだなぁと
思いながら撮った写真です。



さて、土手に行ってみます。
まず、目に付いたのはアザミの花。

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土手の草地にすくっと立ち上がってお花を咲かせて居ました。

この土手で良く見るのは、秋に咲くノハラアザミ。

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萼の所、総苞片が浮き上がっている(反り返る)のがノハラアザミの特徴。

春に咲くのがノアザミで、秋に咲くのはノハラアザミ。

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それ以外は、その土地土地で特徴の有るアザミが咲くんですよね。
図鑑にもたくさんのご当地アザミが載っています。あれこれ訪ね歩けたら
楽しいでしょうね。

そうそう、これ、下の方に広がっているのがノハラアザミの葉っぱです。

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結構大きな葉っぱが根元近くに広がっています。



さて、目的のキツネノカミソリです。

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おお、咲いている咲いている。土手に点々と朱色の花が見えます。

キツネノカミソリはヒガンバナ科ヒガンバナ属、古い時代に中国から渡って
きた多年草。元々は観賞用に栽培されていたものが野生化して、あちこちの
日当たりの良い草地で咲いて居るそうです。

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ライフスタイルはヒガンバナとほぼ同様で、早春に葉を延ばし、夏、葉が
枯れたあとに花茎を伸ばして花を咲かせます。

花が咲くのは、ヒガンバナよりひと月ほど早く、おおむね旧盆明けくらいに
なります。

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なかなかこっちを向いてくれてるお花が見つかりません。

ヒガンバナと違い、よく結実しタネもこぼすようですが、この土手では
ヒガンバナほど数は多くありません。

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ヒガンバナのように注目されることもなく、さぁっと咲いて、さぁっと居なく
なってしまうので、毎年見落とさないように気をつけています。

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あ、キツネノカミソリのつぼみのそばに、アキノタムラソウも咲いてる。

向こう向いちゃったけれど、アキノタムラソウはシソ科らしく、萼も綺麗
です。

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この土手にもたくさん咲いていたんですね。

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咲き進んで長くなったお花の穂が、草の葉の透き間にたくさん倒れていました。



キツネノカミソリのアップが撮れそうなお花を探してきょろきょろしていたら、
また別のお花発見。久しぶりに会えたこのお花はハグロソウ。

191027_haguro_s1.jpg

キツネノマゴ科ハグロソウ属の多年草。山地の木陰に生えるって図鑑には書いてある
けれど、きっともうちょっと上流からタネが流れ着いたか、鳥さんが運ぶかして、
たまに会えるお花です。

上の写真の左端に咲いていたお花を中心に拡大すると、こんなです。
葉っぱのように見える苞2枚の間からピンクのお花を咲かせています。

191027_haguro_s2.jpg

お花には花びらが2枚しかなく、上の花びらが巻き上げるように開きます。

おしべも2つ、めしべは1つ。

191027_haguro_s3.jpg

結構毛深いんですよ。下の花びらに模様が付いていることが多いのですが、これは
目立ちませんね。葉っぱが黒っぽいからハグロソウ(葉黒草)って言うそうですが、
そんなに黒っぽいかなぁ。


あ、ヒガンバナが咲く頃に一緒に見られるナンテンハギの葉っぱも見つけました。

191027_nanten_h.jpg

赤紫から水色まで、色変わりする素敵な蝶型花が咲くんですよ。楽しみだな。



思えばこの頃からずっとお天気不安定なんですね。

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この日も川の水は雨上がりで濁って居ました。


土手の草地、さらに眺めていたら、つぶつぶの実が付いた細い茎をたくさん見つけ
ました。

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あら、何だろう。随分たくさん実って居るけれど。

茎をたどっていくと、若干、黄ばんだ葉っぱが見つかりました。

191027_mituba2.jpg

あら、これ、ミツバじゃない?あの、八百屋さんでも売ってる三つ葉。
そういえば、この土手でもミツバが咲いているのを見た気がします。そうか、あの花
こんなにたくさんタネになるんだね。これは増えるねぇ。



土手の草地をうろうろして、やっとイイ感じに咲いて居るキツネノカミソリを発見。

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こっち向いている写真が撮れました。うん、良いお顔だ。また来年も会いに来るね。



目的を果たしての帰り道、植え込みの上を覆って伸びるつるに

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センニンソウのつぼみを見つけたり…。秋のお花が楽しみだなぁ。



鹿の子百合似の花だんのユリのお花にちょっと足を止めたりしました。

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綺麗だなぁ。



それから、お花が咲いているのを眺めたコムラサキにも、実が出来はじめているの
を見かけました。

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コムラサキの実は初め白くなって、

やがて紫色に変わるんですよね。

191027_k_murasaki2.jpg

私この、色づく途中が好きですよ。これからお花より目立つほど、ぎっしり実が
並んで綺麗でしょうね。



8/20の写真はこれで終わりです。次回からは8/25に春先、カタクリの花を眺めた
自生地へ、また行って来た時の写真シリーズに移ります。お花のその後や生き物
などをご紹介します。



posted by はもよう at 23:50| Comment(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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