反省するほど寒かったのですが、日が昇るにつれて体感温度が増して、昼頃には
額の汗をぬぐうほどでした。これから、急速に冷え込んでくると言う予報ですが、
本当なのかと思うような連休初日。明日から二日間は予定がないんです。家のこと
少しは出来るかな?買い物とか…行かれたら良いな。
記事の方は8/25のおさんぽの続き。昨日書きかけて、まだ完成していない記事と
一緒に仕上げましたので、良かったら見てみてください。

一枚目の写真は林床にこぼれ落ちた木の実。クヌギどんぐりも混ざっているけれど、
大半はエゴノキの実です。
4月にはカタクリの花が一面に咲いていた斜面。

7月にはヤマユリやノカンゾウ、ヤブカンゾウが咲いて居た林床。
実が出来ていましたよ。ヤブカンゾウにはタネが出来ないけれど、ノカンゾウには
出来ます。

これ、殻が開いて中のタネが見えてるノカンゾウの実。虫じゃないです。
それから、こっちがヤマユリの実。

こちらはまだ熟していません。熟すと平らなタネがたくさん出てくるんですよね。
やっぱり、ユリとカンゾウは違う植物なんだなぁってことがタネからも解りますね。
7月にはオカトラノオが、4月にはミツバツチグリやウマノアシガタ(キンポウゲ)が
咲いていた草むらに、この日も黄色い花が咲いて居ました。

何かな?一輪だけだと手がかりが少なくて間違いそうだけれど、たぶん、時期から
言ってもバラ科のダイコンソウじゃないかな。
2012/ 7/25付 「ダイコンソウの花」
草むらをしげしげ眺めていたら、至近距離で蝶々見〜つけた。

やっぱり、良く見るサトキマダラヒカゲかな。驚かしてごめんね。
もうちょっとあたりの草に注目しましょう。

地面を這う可愛い葉っぱはネコハギ。毛深さが猫を連想させたんですって。
可愛いでしょ。イヌハギもあるらしいけれど、とっても珍しいそうです。いつか
会ってみたいものです。
3枚ワンセットでもぐっと細い葉っぱは、茎がまっすぐなメドハギ。

ここにもあったのね。しかもたったこれだけ。
むっちり実ったこの実はタチシオデ。ちょっと粉っぽいところが特徴。

これから黒く見えるくらいまで色付きますよ。色付いたところも見つけられますように。
水辺だけじゃなくて、ここの草むらにも生えていました、ヤブマオです。

なんとなく、お山を連想させてくれる地味で素敵な野草です。
あ、ここにもナンテンハギの葉っぱが出てた。

確か、前にも発見していた気がするけど。
今回はつぼみのできかけも確認。

赤紫から水色までそろう素敵な蝶型花が咲くのは、ヒガンバナと同じ頃です。
お、さらに暗紫色の素敵なお花が咲く葉っぱも見つけました、ノダケです。

地面に広がっていた葉っぱから、花茎を縦に長く伸ばして、秋のお花の準備に
余念が無いようです。葉の付け根のふくらんだところから、今度出てくるのは
新しい葉っぱか、花の穂か…。冬のちょっと手前まで咲いてくれるお花だと思う
けれど、撮れるチャンスがありますように。
結局、それなりに収穫のあったカタクリの自生地をあとにして帰ろうとしたら、

雑木林の端っこで野良お茶の木が、丸い実をたくさんつけて居るのを見つけました。
可愛いな。ここで白いお花が咲くのを見られたら嬉しいなぁ。
さっらに目を上の方へ向けると、あらま、カラスウリが実っているよ。

若い実にはしま模様があるんですよ。
あれ、結構あっちこっちに実ってる。

めばなはお花のうちから、あとで実になる部分付きで咲くんですが、白いレースの
ようなお花がしおれて落ちたあとは、その部分がふくらんで朱赤の瓜になるんです。

あ、もう色付いてる。まだ8月の下旬だって言うのに気が早いねぇ。
それなりの収穫に、おまけを付けてカタクリの自生地をあとにしました。
帰り道、7月には芹の花が咲いて居たような沢の斜面を覗き込むと、

今度はキヅタがびっしり生えていました。
そのさらに奥の方には、さっきも見たばかりのヤブミョウガに混じって、なにやら
白い小花がちらほら見えます。

何だろう。
精一杯の望遠でとらえた姿は…

あら、久しぶり、オトコエシじゃないの。
こんなところで会えるなんて嬉しいわ。

オミナエシは、お庭で育てているのを見せて頂けるけれど、オトコエシはなかなか
無いから。綺麗なのにな。
それなりに、おまけに、だめ押しまで付いて、結局この日のおさんぽは、大収穫♪
になりました。よかったよかった。猛暑の中、出かけてきた甲斐が有りました。
この記事最後は、ヤブミョウガの実をもう一度。

オトコエシの花と一緒に生えてたヤブミョウガです。
さて、明日とあさって、2連休なんです。何しようかな。
そして、記事の方、次回は8月最後の日の写真をご紹介。
街中で見かけた、木や花や実をいくつかピックアップしてご紹介します。
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