2019年11月08日

虎杖と荒れ地盗人萩


水曜日はまた、実家へ両親の手伝いに行って来ました。相変わらず良く晴れて、
日向は暑く、日影は寒い、洋服選びが難しいお天気です。木曜日には仕事に
行って、それなりに忙しく働いて来ました。でも、朝の冷え込みのせいか若干
風邪気味で早めに寝てしまい、更新はお休み。でもって、今日も良いお天気で
また少し気温が下がりました。今夜の夕食は今季初おでん。ちょうど良く気温が
下がって良かったです。

記事の方は今回から9月の写真になります。まずは9/3と9/8の写真から。

191108_itado_ruko1.jpg

9/3に撮って来たのはイタドリとマルバルコウソウ。咲くお花も秋らしくなって
きました。9/8は近所の公園へ行く道の途中の‘道草’を。






通勤の途中で見かけた 道ばたのイタドリとマルバルコウソウ。

191108_itado_ruko2.jpg

どちらも立派な雑草ですが、こうしてみるとなかなか綺麗です。


白い小花が印象的なイタドリは、シソ科のタデ科の多年草。別名がスカンポ、
ドングイ、スッポン、ゴンパチ、エッタン、ダンチ…と多彩。それだけ人の
暮らしに身近な野草だったんですね。

191108_itadori.jpg

でも、これ、ひとたび日本を飛び出すと、世界の侵略的外来種のワースト100に
ノミネートされちゃうくらいの暴れっぷりだそうです。若芽は食べられるけど、
それじゃ駆除は出来ないかな。葉をもんで擦り傷の薬。根っこは便秘の薬。
色んな用途のある有用植物でもあるんだけれどなぁ。


ご一緒に蔓延っていたマルバルコウソウは逆に北米原産の帰化植物。

191108_m_rukoso.jpg

この間取り上げたルコウソウはあんまり野生化しないけれど、こちらはもう、
花だんにはおさまりきらない元気者。あっちこっちで勝手に蔓延ってます。


そばにクサギも咲いていました。9月になってもお花が咲き続けます。

191108_kusagi.jpg

先に咲いた花に実が付くようになっても、まだ、花が咲いていることもあります。
荒れ地に真っ先に張り込むフロンティアだから、頑張る力は人一倍。(あれ、人?)。



さらにママコノちゃんも発見。気の毒な和名ランク上位常連のお名前ですので、
当ブログではママコノちゃんで統一してます。

191108_mamakono_s1.jpg

別名のトゲソバの方が、何の問題も無く特徴を表しているんですが、やっぱり
標準和名のパンチ力には勝てませんね。

激しくトゲまみれですが、攻撃でも防御でもなく、回りの草木に寄りかかろうと
いう他力本願な目的だそうですよ。

191108_mamakono_s2.jpg

名前は気の毒ですが、お花は金平糖のようで可愛いでしょ。受粉が済んでタネを
結んでもなお、花のふりして虫さんを呼ぶのに協力している芸達者。いやぁ、
したたかな生き方だなぁ。これぞ、雑草魂(^m^)。


ちょっと木が傷んじゃっていて、実が美しいので庭木として良く植えられて居る
って書きにくいんですけど、

191108_umemodoki.jpg

赤い実が付き始めたウメモドキです。雑木林にたくさん立ってたアオハダの
あんまり似てないご親戚です。




そのあと日曜日9/8になって、近所の公園へ久しぶりのおさんぽに行きました。

191108_enokoro_g1.jpg

例の通り写真はたくさん撮ったので、これから数回にわたってご紹介しますが、
とりあえず、家から公園に着くまでの道ばたの雑草を中心に見て頂こうかなと
思います。

すっかり穂が出そろったエノコログサの道を通って、

191108_enokoro_g2.jpg

いつもおさんぽしている近所の公園へ向かいます。



この道は季節ごとに色々な植物が見られますが、この日、目立って居たのは
アレチヌスビトハギのインベーダーみたいなピンクのお花です。

191108_a_nusubito_h1.jpg

日本に自生するヌスビトハギは、茎の先に小さな蝶型花がまとまって並んで居ま
すが、アレチヌスビトハギは北米原産の帰化植物。

191108_a_nusubito_h2.jpg

お花はこんな感じで、ヌスビトハギよりは大きめ。
葉っぱは、3枚ワンセットはヌスビトハギと変わらないけれど、だいぶ細長め。

この日はこんなに咲いていたんですよ。

191108_a_nusubito_h3.jpg

これ、手前の草のほとんどがアレチヌスビトハギ。ヌスビトハギが比較的
日陰を好むのとは違って、アレチヌスビトハギは日向や道ばたが好き。
この場所もだいぶ お気に入りのようです。

191108_a_nusubito_h4.jpg

実の形は大きく違ってこんな。ただこれも くびれたところからちぎれて
動物の毛皮や人の衣服にひっついてタネを遠くまで運ばせるところは一緒です。



初夏から咲いて居たヒメジョオンはこんなにいっぱい。

191108_himejoon.jpg

茎先をたくさん枝分かれさせて、白い小花をたくさん咲かせて居ます。



それからこちらはメヒシバ。もう、実家の庭でいやって言うほどむしりました
よ。これも日向好き。メヒシバの'メ'は女性的、優しい、か細いって言う意味
だろうけれど、

191108_mehisiba.jpg

ヒシバは'日'の光が強くなればなるほど茂る'芝'って言う意味じゃないですか?
って思うほど、夏が暑くなればなるほど蔓延ります。穂はか細いけれど、どこに
でも良く茂る厄介者。

ご一緒しているのはこれも、春先はもち草なんて呼ばれて待ちに待たれていたり
するけれど、秋口には 秋の花粉症の原因植物と言われちゃうヨモギです。

191108_yomogi.jpg

春先とは似ても似つかない姿になりますが、これはお花の準備をしているため。
お花が終わって枯れた葉っぱからはお灸のもぐさにする綿毛もとれるし…。
こちらもイタドリ並みに 人の暮らしの身近にあって利用されてきた野草なん
ですね。


その先にあるのはセイバンモロコシ。赤っぽい穂を一度ご紹介しています。

191108_seiban_m1.jpg

まだ頑張っていました。

191108_seiban_m2.jpg

でも、穂に並ぶ小穂の色が茶色くなって、実りの季節が近そうです。



他では見て来たけれど、この場所では初めてメドハギも発見。

191108_madohagi1.jpg

ほら、まっすぐな茎があるでしょう。

茎に並ぶ白い蝶型花…見えるかな?

191108_madohagi2.jpg

撮り方にちょっと難があるかも。まだつぼみの方が多かったですね。
まっすぐな茎を占いに使った筮竹のオリジナル。筮萩です。



そうそう、代表的なひっつき虫のセンダングサも花の季節を迎えて居ました。

191108_sendan_g.jpg

黄色い筒状花が終わると、トゲトゲボールみたいなひっつき虫になります。
これが服や靴下に付くと厄介なんだぁ。



草の葉の影にはノブドウもつるを広げています。たくさん咲いて、ぽつぽつ
実を結び始めたところ。

191108_nobudou.jpg

色とりどりの実が付くのが楽しみですが、ここの株は、うかうかしていると
草刈り隊に刈られてしますのを知ってか知らないでか、他の株よりもずっと
早いうちに実ります。写真に撮れると良いなぁ



公園が近づいてきました。
後半のエノコログサの穂は、なんとなく赤っぽかったり、金色っぽかったり。

191108_enokoro_g3.jpg

芒に日差しを集めてキラキラです。赤っぽいのはムラサキエノコロかな?

こっちの方がキンエノコロが多そうだったけれど、ちょっと逆光になっちゃった。

191108_enokoro_g4.jpg

気にしてみると、エノコログサって穂の色や大きさが色々あって面白いですよ。
写真に撮れば秋らしい一枚になるし。いつまでも道ばたにエノコログサが並んで
いるといいな。



次回からいよいよ9月の公園に入ります。とんでもない猛暑の8月が終わっても、
残暑って言葉が思いつかないくらい、真夏並みの日々が続いた9月でしたね。
夏の名残と小さな秋。さて、いくつ見つけられたかな?

posted by はもよう at 22:24| Comment(2) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はもようさん、こんにちは。
流れるように記事が進んでいきますね。
内容豊富なのにあっという間に読み終わって、
ああもう終わりなんだと思いました。

マルバルコウソウはあまりしっかり見ていなかったのですが、
今年はたくさん咲いていて、
オレンジがとても美しかったです。
今年は夏の暑さのせいでしょうか、
ノブドウの実も豊作でした。
綺麗な色になるまでにかなり減ってしまいますが、
それでも驚くほど実がなっていました。

家のミニトマトのあとに
変わった葉っぱがでて、
どこかでみた葉で調べるとタケニグサでした。
大きくなるのでどうしようか迷っています。
毒があるそうだし・・・
Posted by ブリ at 2019年11月09日 13:35
ブリさん、こんばんは。

流れるようですか?(^^#)


マルバルコウソウは確かにオレンジ色が綺麗ですよね。
あ、ノブドウ、たくさんあるんですね。良いなぁ。
うちの方、刈られに刈られて、まだ、ぜんぜん見てないんです。
ヒヨドリジョウゴも。

どうも、蔓性植物は刈られてしまう傾向にあります。
次の休みにはまた、別の場所を探しに行ってこようと思ってます。

ミニトマトのあとにタケニグサですか?
小さいうちはなかなか可愛らしいけれど、余所にたくさんあるから、
抜いちゃったらどうですか?
大きくなるし、増えたら面倒くさいですよ(^^*)。

Posted by はもよう at 2019年11月12日 00:19
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