2019年11月12日

ピンオークのどんぐり

月曜日は大気が不安定で、晴れたり照ったり何でもありのお天気でした。明けて
今日は朝からものすごく良く晴れて、不思議とテンションが上がります。午後から
は木枯らし?って思うほど強い風が吹いて、気温もぐっと下がりました。一ヶ月
予報では11月中旬に平年よりも寒い日が有りそうと言う予想です。冬物のコートを
出して、準備をしておかなくてはいけませんね。

記事の方は9/8のおさんぽの続き。花だんのお花や雑草を眺めて、次に目に入ってきた
のは鮮やかなサルスベリ。

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ずうっと歩いて行って外国産の木が並ぶあたりでピンオークのどんぐりも見てきます。






名前の通り百日のあいだ、紅いお花を咲かせていた百日紅(サルスベリ)。

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たくさん楽しませてくれました。お疲れ様。また来年。



そばには穂になる草がたくさん生えている場所もあります。
ブラシのような花の穂はチカラシバ。簡単には抜けない根っこの強い草です。

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手前の金色のはキンエノコロ。風が吹くと、ふわふわゆらゆら揺れています。



こちらの大柄な野草は、北米原産のヨウシュヤマゴボウ。

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別名はインクベリー。

食べられないけれど、色水遊びには重宝しそうな色の濃い実がどっさり実ります。

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ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草。ショッキングピンクの茎を見るとやはり
よその国の植物だよなぁって思います。



今までよりは手前の雑木林の林床に、最近はこの花が咲きます。

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掌状に3〜5裂する葉っぱに、可愛い白い花。

お腹の薬として有名な薬草、フウロソウ科のゲンノショウコですよ。

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紫色のおしべの葯、濃いピンクのめしべ。

良く見るととっても凝ったデザインです。

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おしべが落ちたあとめしべが5つに開くので、咲いてからのタイミングで表情が
違うのも魅力のうちです。



お隣はハナタデ。秋に目立ってくるタデ科のお花です。

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イヌタデのと見分け方が難しいですよね。

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私はなんとなく、このようにお花らしい形に開いたらハナタデかな?なんて思って
いつも、小さなお花の並ぶ穂に注目しています。



その先の雑木林の林床に広がる草むら。
画面右下にはギンミズヒキ。それから、濃い緑の葉っぱはイノコズチ。

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黄緑の葉っぱはヒヨドリジョウゴです。

ヒヨドリジョウゴは、赤く色づく実が楽しみなんですが、

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色付く前に刈られちゃうことが多くて、困っています。



切り株でトカゲがひなたぼっこしていました。

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尻尾が鮮やかな青い色だったので、このトカゲはまだ子どもなんだな。



たどり着いた外国産の木が並ぶエリア。

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ピンオークの木の幹に、久しぶりのものみっけ!

木の幹からはみ出ている、セミの抜け殻みたいな素材の何か。

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あ、地面にどんぐり落ちてる。

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これ、ピンオークのどんぐりです。半球の形のどんぐりです。

そうそう、問題のこれ、

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蛾のさなぎです。ボクトウガという蛾で、木の皮の下に潜んで木をかじると樹液が
しみ出して、虫が集まる…と言う樹液酒場のオーナーみたいな虫なんですよ。

だから、ほら、木の幹に樹液が出たあとのしみがあちこちに。今年の夏、あんまり
見に来られなかったから、こんなに樹液酒場が出来たたって知らなかったなぁ。

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ボクトウガの幼虫は、樹液酒場に集まる小さな虫を食べて育つんですって。
で、十分育って羽化したあとがこの、幹からはみ出すさなぎなんです。

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羽化するからだとさなぎをつなぐ 白い繊維。呼吸の管だそうですけど、これが
木の実の殻とかじゃなくて虫のさなぎだって解りますね。

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真夏の夜にオープンする樹液酒場。夜な夜な色んな虫が集まるけれど、酒場の
オーナーは時々豹変します。怖くて、魅力的で、雑木林に欠かせない樹液酒場。
来年はちゃんと見に行きたいなぁ。

最後はピンオークのどんぐりです。

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ちっちゃいきのこと可愛いどんぐり。十分熟してもこの半球の形は変わりません。
可愛いでしょ。

カタカナのキの字みたいな葉っぱもご一緒。

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まだ青いドングリは熟さず落ちちゃった、もしくは落とされたものかも。
台風って事もあるけれど。未熟などんぐりに卵を産み付け枝ごと切り落とし、
幼虫のゆりかごにするチョッキリって言う虫が居るんですよ。

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何にも無いと思う地面にも色んな世界が広がって、毎晩色んなドラマが繰り広げ
られていたのかもね。


おさんぽまだまだ続きます。公園の雑木林ゾーンをどんどん進んで、次はどんな
ものに出会えるかな?



posted by はもよう at 23:50| Comment(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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