最低限の用事だけたして早めに帰宅し、1時間半ほど布団かぶって寝ましたが、
この時ちょっと熱が出たようです。その他はくしゃみ鼻水で、今は咳が少々。
軽いんですけれど、人にうつすわけには行かないので、マスクして仕事に行き
ました。明日もまた出かけなければならないので、今日も早めに休むことにします。
お天気は3日とも日中は良く晴れました。水、木共に、夜中から明け方に通り雨が
有ったり、木枯らし一号が吹くかとか言われましたが、荒天には会わずに済んだ
のが幸いでした。早く体調を取り戻して、残り少ない今年に、やり残したことが
無いようにしたいです。
記事の方は9/8のおさんぽの続き。また、雑木林に入って、

道の両側を笹のような葉っぱが覆う様なところを歩いて行きます。
一面こんな感じで、素敵な景色です。

う〜ん、アシボソだと思うんですよね。思うんだけれど、図鑑を見るとちょっと
自信が無くなっちゃいます。
もうちょっと歩いた先、いつものダンドボロギクが大柄な姿で立っていました。

昭和の初めに愛知県の段戸山で最初に見つかった北米原産の帰化植物。
どんなお花が咲くんだろうと思わせるような立派なつぼみなんですが、花が開き
きっても↓この程度というおもわせぶりなやつです。

この草の見どころは花よりも、花の後、たっぷり吹き出す綿毛の方かもしれません。
ボロギクと呼ばれる花はだいたいそうですが、この花も、花後の綿毛は花より
目立ちます。
木陰のかなり深いヤブの下から、白い小花が顔を出していました。

ゲンノショウコです。お日様は好きだけれど、暑すぎるのは好きじゃないこのお花。
ほぉ、そこを選んだか…って感心するようなところに生えてます。この場所では
他の草の葉に、強すぎた夏の日差しを遮ってもらったようです。
写真には撮りづらいけれど、ここで咲いててくれて良かったです。
秋のキノコシーズンが始まって居ました。

名前は解らないけれど、可愛いのが生えていましたよ。
何で刈っちゃったかな〜?ヤマジノホトトギスの芽が育つのを楽しみに眺めて
いた、ヒマラヤスギの根元。すっかり刈られちゃっていました。

そういえば、、土手のところも草刈り済です。いや、公園の管理人さん、そこに
可愛いお花が咲くンだよ。草刈りならよそでやってよ〜…なんて言えませんけどね。
まだ9月、この秋のうちに復活してくれないかな〜?
角を曲がった先に立ってるテウチグルミ。

実がまた一段と大きくなりました。この緑の丸いのの中に見慣れたクルミの殻が
入って居るんですよ。
最近、風当たりが強くて枝が折られてしまうことの多いこの公園の木々。

雑木林ゾーンでも、こんな感じで、枝を切られた木が増えてます。根こそぎに倒さ
れる木も増えているので、枝くらいで済んで良かったねって状況。本当に最近、
お天気が乱暴で困ります。お手柔らかに願いたいものです。
ちょこっと白い花びら(舌状花)がついているのはコノシロセンダングサか
コセンダングサか。

いえね、さっき検索した画像のコノシロセンダングサの舌状花があんまり立派だった
もので、これはコセンダングサがちょっと気まぐれで舌状花を出しただけかな〜
なんて、妙に弱気になっちゃったもので…。

ただ、見事なトゲトゲポールを見つけちゃったから、載せておきます。これ、服に
つくと厄介なんだぁ。
何の変哲も無いこんな草むらに向かって、にまにましているおばちゃんはちょっと
不気味ですよねぇ。自重せねば。

この黄緑の葉っぱ。これ、お気に入りの野草、イヌコウジュなんですよ。
初めで出会った頃は、探すの大変だったのに、何だかここ数年この公園が気に入った
らしくて、数が増えて増えてびっくりって言うか、嬉しい悲鳴っていうか、

生えているのを見ると、嬉しくなっちゃう気持ちなんです。このあと、とっても
小さいお花とシソ科らしい素敵な萼が見られます。楽しみだな。
さらに嬉しい発見が有りました。

3カ所中2カ所で刈られたヤマジノホトトギスですが、ここでは無事なだけでなく、
つぼみを2カ所も付けていました。おお、有りがたい。無事に開花出来ますように。
出来たらタネたくさん付けられますように(-人-)。お祈り〜。
その先の草むらには小さなピンクのお花が咲いて居ました。

見えます?
1つは言わずと知れたキツネノマゴです。

ふさふさ尻尾を連想させる花の穂に、ピンクの小花。可愛いですね。
そしてもう一つが、ヤハズソウ。葉をちぎると矢筈の形に切れるマメ科の
小さな草です。

これもかなりの小さな花です。地面を這っていることの多いヤハズソウですが、
この公園のこのあたりでは垂直に立ち上がっていることが多いです。
あ、池のほとりなどでは地面を這っているんですよ。
種類、違うのかな?と思ったこともあったのですが、最近では、立ち上がりたい
だけかな?とか、マルバヤハズソウの性質をもらった交雑種とか出来てないかな?
とか、疑問を抱えつつ眺めています。

それでもまぁ、このあたりのはヤハズソウらしいヤハズソウで、たぶん、立ち上がり
たいだけ何なんだろうなぁ…と思うあたりです。
さらにこんな、みすぼらしいような草むらにも嬉しい視線を送っちゃいます。

あんまり見栄えはしませんが、この葉っぱ、ノコンギクの葉っぱです。夏のうちは
そこそこ綺麗な葉っぱだったんですよ。秋になってだいぶ貫禄が出てますけど、
これからお花の季節ですからね。
綺麗な野菊が咲きますようにここでも(-人-)。お祈り〜。
風当たりが強くない場所の雑木林はまだまだ夏の名残を残していて、

のどかで平和な景色です。
そろそろどんぐりも実るかな。

これは、どちらかというと気の早いクヌギどんぐり。まん丸に近ければ近いほど
お宝感が出る気がします。
樹液に集まる蝶々、エノキの木に卵を産む蝶々、アカボシゴマダラ。

誰かが勝手に南国の蝶をゲリラ放蝶したと言われたのも今は昔。すっかり定着
しちゃいました。おかげで在来のゴマダラチョウが駆逐されてしまってすっかり
ご無沙汰です。あんたに罪はないんだけどねぇ。
また撮っちゃいました、ネコハギです。可愛くてね。

お花、まだ咲いてないなぁ。
コナラ、クヌギが並ぶエリアで、大きなきのこを見かけました。

白くて綺麗な形のきのこに、彩りを添えるようにキツネノマゴのピンクのお花。
良いところに行き会えたな。
なんて言うきのこか解らないけれど、出てきたばかりで綺麗な白いきのこでした。

どんぐりの木の下でよく見かけます。秋のきのこシーズン。今年はいくつ出会える
かな?
このあとは水辺の方へ行って、さらに小さなお花を探します。
何に会えるかな?良かったらおつきあいくださいませ。
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