2019年11月18日

苔弟切と這筮萩

土曜日はまた両親の手伝いに行って、日曜日は久しぶりにおさんぽに行きました。
近所の公園と道ばたの雑木林で写真を撮りましたが、めぼしいものは少なかった
です。ただ、桜と外国産のカエデの紅葉が見事だったのと、念願のヒヨドリジョウ
ゴの実の写真が撮れたのは嬉しかったです。連日、本当に素敵な秋晴れが続いて
います。雨も降るんですが、この時期に降る しぐれ(時雨)と呼ばれる通り雨
で、ほんの短い時間だけなので、出くわさずに済んでいるのも幸いです。
日中は穏やかですが、朝晩の冷え込みは強くなりました。今朝など、短い間
ながら、ファンヒーターを付けちゃいましたから。風邪に気をつけて、今週も
頑張りたいです。

記事の方は9/8のおさんぽの続き。夏の名残と秋の兆しを探しながら、公園の水辺
の方へ行ってみました。

191118_park1.jpg

どこの風景画でしょう。全く、うちの近所の公園のフォトジェニックなことと
言ったら、撮った本人も、どこ?って思うほどです。




雲の様子も相まって、この日の写真は絵本の一ページのよう。

191118_park2.jpg

でもね、いつもの何の変哲も無い都市公園ですよ。


そして、何度も取り上げているメタセコイアとラクウショウが並んでいるあたり。

191118_meta_raku.jpg

夏中良く茂って、頑張りました。 
ちなみに、左がメタセコイアで右がラクウショウです。まぁ、このサイズでは
見分けようもありませんが。



いつもの公園にはシオカラトンボ。

191118_siokara_t.jpg

カタクリの自生地で見たのはオオシオカラトンボ。やっぱりこちらの方が体が
白っぽいし、目が緑っぽい。そして、尾の先の黒いところが長めです。あ、あと、
羽の付け根が黒くない。やっぱり、両方見ると違いが良く解りますね。




近所の公園、池のほとりで夏に見たいものはと言えば、トンボとコケオトギリ。
ものすごく小さいけれど、なかなか可愛らしいお花です。

191118_koke_otogiri1.jpg

池のほとりで思い切りしゃがみ込んで、地面をなめるように探します。

お、ありました。

191118_koke_otogiri2.jpg

ほっら、これがコケオトギリ。
黄色いのが花で、赤いのが実。オレンジ色は実る途中の実です。カラフルでしょ。

真夏の池のほとり、日当たりの良い場所で咲いて居ます。

191118_koke_otogiri3.jpg

毎年探して、毎年撮っています。ピントを合わせるのは大変だけれど、うっかり
見ていたら見逃すほど小さい草が、こんなにカラフルだなんて。お宝探しの様で
楽しいでしょ。

ここまで小さくなると、オトギリソウのお花に見られたような黒点はありません。
逆に明点はあるそうですが、確かめたことはありません。今度撮ってみよう。

191118_koke_otogiri4.jpg

でも、ちゃんとお花の形をしているんですよね。当たり前だけれど、すごいなぁ。

草丈3cm、花の直径5mm、葉っぱは長さ5mm〜1cm。とにかくちっちゃくて、撮る
のが大変。

191118_koke_otogiri5.jpg

葉を撮れば花にピントが合わないし、実を撮れば花にピントが合わないし。
全貌が解る様に撮るのが難しいです。難しいから面白かったりね(^^*)。


ご一緒するのはカヤツリグサ科のこの可愛い草。以前はイガガヤツリかなと思った
けれど、

191118_kayaturi.jpg

今日はカワラスガナなんか候補にならないかしらなんて思っています。
いずれにしても、幼植物なので、決め手に欠けるんですよね。可愛いんだけどな。


こちらはたぶん、同じカヤツリグサ科のテンツキじゃないかな。

191118_tentuki.jpg

この、まばらでゆるい感じの小穂がそれっぽいかなと思います。いずれにしても
カヤツリグサの仲間は、たくさんありすぎて困ります。



池のほとりの大きな茂みになって居る萩の木。

191118_hagi1.jpg

今年の夏は、元気なかったかな。

なんとなく、この株の花にしては楚々として上品だから。←しかられますよ。

191118_hagi2.jpg

葉っぱを虫にかじられたからかなぁ。



あ、これ、水辺からちょっと上がったところに群生していたコブナクサです。

191118_kobuna_k1.jpg

短い穂を出す、可愛い草です。

2008/10/11付 「秋の穂になる草」

笹よりは短くて,幅広めの葉っぱを小さいフナ(鮒)に見立ててのネーミング。

191118_kobuna_k2.jpg

不思議に心惹かれる草なんですよね。



流れにはみ出しているのはハイメドハギの枝。

191118_h_medohagi1.jpg

メドハギと同じまっすぐの枝ですが、立ち上がらず、這うのでハイメドハギ。

191118_h_medohagi2.jpg

ほんのり紫色のポイントが入る白い蝶型花を咲かせます。



人工の小川を下っていくとススキが生えている場所。

191118_susuki1.jpg

ここも真夏にご紹介しています。

こうやって景色を切り取ると、どこか遠くの渓谷へでも出かけたようですが、
自宅から徒歩5分の公園です。

191118_susuki2.jpg

これから十五夜さんで 主役として出番待ちのススキ。

お向かいのピンク色はミソハギです。

191118_kityo.jpg

キチョウが来ていました。この花に来ているのをよく見かけますね。



ススキのお隣はサンカクイです。

191118_sankaku_i1.jpg

茎に角が3つ有って、断面が三角形なのがその名の由来。

そして、別名は草丈と形状から、サギの尻刺し。(^m^)ふふ…、ちょうどその
くらいの草丈ね。

こちらもカヤツリグサ科なので、お花は小穂の集まりです。

191118_sankaku_i2.jpg

でもって、このお花の先は葉じゃなくて苞。確かに、横から見てもちょっと
質が変わっているのが解る〜と思ったら、

191118_sankaku_i3.jpg

裏から見たら、ああ、ここまでが茎で、この先が苞なんだって目印が付いて
居ましたよ。へぇ〜。


まっすぐな葉っぱには、マメコガネがちょこんと止まって居ました。

191118_mamekogane.jpg

成虫は葉っぱ、幼虫は根っこを。植草は幅広く、何でも食べちゃう食いしん坊。
国内でもちょっと困ったちゃんですけど、海を渡って世界でも、猛威を振るって
いるそうです。外来生物って、厄介なのよ。



同じ小川のほとりに、さっきのハイメドハギがたくさん生えています。

191118_h_medohagi3.jpg

草むらにたくさん這っているんだけど、解ります?

ハイメドハギのお花って、基本は白ベースで、竜骨弁とや呼ばれる前に飛び出た
花びらの先の方にちょこんと、それから旗弁と呼ばれる垂直に立った花びら全体に
紫色が差すのが基本なんだけれど、株によって、ちょっとずつ個性があるのも
面白くて、あちこちで写真を撮りました。

191118_h_medohagi4.jpg

↑ これはだいぶ白っぽいかな。

↓ こっちの方が旗弁の色が濃い。

191118_h_medohagi5.jpg

↓さらに、紫の入り方が大きい。

191118_h_medohagi6.jpg

あちこち、どんな個性かな?って眺めて回るのも楽しいです。

秋はマメ科の花が次々咲く季節。また、素敵な蝶型花が見られないかと、探し
てみます。


9/8のおさんぽ、あともう一回分くらい有るんです。良かったらまたおつきあい
くださいませ。



posted by はもよう at 23:21| Comment(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: