2019年11月26日

林床の小さな花

霧雨が降ったり止んだりの寒い1日でした。今日はちょっと違う用事もあって
火曜日ですが両親のところへ行って来ました。これから紅葉のシーズンと言う
のに街路樹のトウカエデを剪定していたのがちょっと残念でしたが、都内でも
イチョウやカエデが色付き始めました。クリスマスの飾りも増えてきて、歳末
感が色濃くなってきましたね。今年も残りわずかです。

記事の方は9/15のおさんぽの続き。

191126_mukunoki.jpg

緑陰濃い雑木林で、小さな花に注目してみました。ちなみにこれはムクノキ。
根っこが板のようになるのが特徴です。




林の地面にはこんな草も広がってます。

191126_kiran_s.jpg

チヂミザサとキランソウ。地面を覆って茂る葉っぱです。


たくさんの草の葉の間から立ち上がったこれは…

191126_kuwa.jpg

桑の幼樹でしょうか。結構あっちこっちで、雑草並みに芽吹いては、スキさえ
有れば大きくなろうとするたくましい木です。



こっちにもヤブランの大株があります。

191126_yaburan1.jpg

遊歩道の端、ちょうど目立つところに生えているので、毎年眺めている株です。

緑色のヤブランの葉っぱの回りに生えているのはドクダミです。

191126_dokudami.jpg

これからちょっと紅葉します。草もみじのひとつですね。

こっちのヤブランには1本だけ、まだつぼみの花茎がありました。

191126_yaburan2.jpg

今まさに咲いて居るって言うのを探しているんだけどなぁ。



さらに先に進んでいくと、これも雑木林ゾーンでいつも眺めている木が並んで
居ます。

191126_ryoubu.jpg

夏の初めに白い花を眺めたリョウブ。実が付いています。



それからこちらは、春先に薄い黄色の花をのれんのように下げていたキブシ。

191126_kibusi1.jpg

この場所にはオスの株しかなかったはずなんですが…

実が付いているのを見つけちゃいました。あれれ?めばな咲いているの見かけ
たっけ?

191126_kibusi2.jpg

何年も何年も、おばなしか見なかったのに。いつの間に?
成長して体が大きくなると雄株から雌株に変わるマムシグサみたいな植物も
有るけれど、キブシがそうだなんて どこにも書いてありません。
たぶんメスの株が芽吹いて、実を付けられるくらいまで成長したんでしょうね。
でも、そのタネはどこから来たのかな?色々不思議です。でも、来年の春は
この場所でも、めばなを探してみようと思います。
あ、ちなみに、細いのは来年の花の芽です。



その隣のコブシにも実が付いていましたよ。ハクモクレンの実には負けますが、
やっぱり、虫こぶ?って思うような異様な姿ですよね。

191126_kobusi.jpg

このあと、緑色の皮が枯れて黒くなり、避けて中身の赤い実を露出させます。
赤い実には糸が付いていて、ぶらぶら揺れて鳥さんにアピール。でもって、
その赤い実の中にはハートのチョコチップに似た種が入って居るんですよ。
今年も拾えるかな?



さらに進んでちょっと土手になって居るあたり。今年はまた、風で枝が落ちて、
片付けに重機が入り、せっかく育ったヤマジノホトトギスが見当たらなくて、
一生懸命探していましたら、お花は見つからなかったけれど、蝶々に出会い
ました。

191126_jakou_a1.jpg

のんびり優雅に飛ぶ黒っぽいアゲハチョウ。

あ、何とかピントが合った。

191126_jakou_a2.jpg

お顔は撮れなかったけれど、この羽はジャコウアゲハのメスですね。
ウマノスズクサという毒草を食べ、体に毒を蓄えているので鳥にねらわれない
のだそうです。


ついでにもう1匹。

191126_tumaguro_h1.jpg

こちらは見慣れたツマグロヒョウモン。

ツマとは端のこと。羽の端が黒い豹紋の蝶と言う意味ですが、メスの方が黒い
ので、妻が黒い豹柄の蝶と覚えます。

191126_tumaguro_h2.jpg

表も裏も凝った模様ですね。幼虫ちゃんはすみれの葉を食べるのですが、最近、
冬で模索ビオラやパンジーがたくさん栽培されるものだから、都会でも個体数を
増やしている蝶です。



そうそう、前回お花をご紹介したダンドボロギクの綿毛がはじけていましたよ。

191126_dando_b.jpg

ほら、花より目立つ綿毛でしょ。ボロギクって言う名が付いている草は大抵、
綿毛の方が目立つんですよ。



前回も、他の草の葉の影に隠れるように咲いていたゲンノショウコ。

191126_gen_shoko1.jpg

この日ももちろん咲いて居ましたが…、ここでもおしべが付いている花と、
めしべが開いている花を探しました。

191126_gen_shoko2.jpg

そしたら、ちょうど良い感じで咲いて居るのを見つけました。ね、左がおしべが
付いている花で、右がおしべが落ちてめしべが開いている花です。
同じゲンノショウコの花ですよ。面白いでしょう。



草むらでもしゃもしゃしているのは日陰イノコヅチの穂。

191126_h_inoko_z1.jpg

ひっつき虫が並んだ穂が絡まり合って生えています。

191126_h_inoko_z2.jpg

お花が咲いて居る穂も有りますよ。

191126_h_inoko_z3.jpg

とんがったお花ですけどね。



あ、でも、こっちのお花も混じっているかも。

191126_haedoku_s1.jpg

細長い花の穂、ハエドクソウの花です。

191126_haedoku_s2.jpg

全体を写すとこんな感じ。



お向かいの薮には別の細い花の穂。

191126_g_mizuhiki1.jpg

細い茎に小さいお花がぽつぽつ。

191126_g_mizuhiki2.jpg

実も花も見分けが付かないくらい小さいです。

191126_g_mizuhiki3.jpg

この花をちゃんと撮ろうと、見る度に頑張ってみるんですよね。
まぁ、なかなかうまく撮れませんけど。
ほんとは赤い方が半分赤くて、半分白い、凝った配色が見られて面白い
んですが、最近、赤い花が少なくて、白ばっかりなのがちょっと残念です。



まだまだ続きます。このあとも木の実、草の実、小さな花を見て歩きます。



posted by はもよう at 21:22| Comment(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: