2019年12月12日

道ばたの豆

今日は日中、とても良く晴れて暖かくなりました。天気予報でも関東では20℃近くに
なると言われていました。実際はどうだったのかな?ただ、午後からは北風が出て、
明日はぐんと気温が下がるそうです。体調を崩さないように気をつけないといけま
せんね。

記事の方は10/14におさんぽに行ってきた時の写真。まずは久しぶりに道ばたの
雑木林の方へ行ってみます。

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歩き始めあたりで見上げたムクノキの実。各地に甚大な被害を出した台風が通り過ぎた
あとの景色です。








関東地方に位置する我が家周辺では、9月の台風ほど、風は吹かなかったんです。だから
景色はあまり変わっていません。

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枝にたくさんの実を付けたムクノキも無事に立っています。



この日は、このアキノノゲシのお花を見られないかなと思って、公園へ行く前に
こちらを回りました。

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いつもならもうちょっと早くに咲いているはずのアキノノゲシ。

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下の方がぷっくり膨れている方がお花が咲いたあとですから、そこそこ咲いてて、
それでもまだ、綿毛が開いているのはごくごく一部。

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つぼみだって…きっとまだあるはず。探そう。



今年、お花を撮りそびれちゃったマルバヤハズソウ。

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葉っぱだけだって…あれ?何か黒い斑点がちらほら、何だろう。



そんな中、可愛くて毛深いお豆のさや発見!

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これ、私たちが今食べている大豆の祖先じゃないかって言われているツルマメですよ。

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葉っぱはあんまり似ていないけれど、お豆はあまりに小さいけれど、さやの毛深さは
大豆っぽいでしょ。これを食べていた頃は、お腹いっぱいになるまで採るの大変だった
でしょうね。



道ばたの草群れにはススキの穂が出ていました。

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十五夜も十三夜も過ぎちゃったけれど、この夜は満月だったんですよね。
曇っていたけど、見られたのかな。

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ススキの穂も花盛り。黄色いのはおしべの葯です。


草むらの奥の方ではススキとセイタカアワダチソウ。ご紹介する度に、すっかり日本の
秋の風景に溶け込んでいると言って来ましたが、今、検索したら、あら、生息域を争う
ライバルだったようです。

191212_s_awadati_s1.jpg

セイタカアワダチソウの故郷、北米ではススキが彼らの生息地を侵略しているそうです。
植物の世界も厳しいなぁ。

セイタカアワダチソウが帰化植物として日本の荒れ地を席巻していた頃に話題になった
アレロパシーで自分のタネの発芽まで邪魔したので、最近はあんまり大群落を見なく
なりました。

191212_s_awadati_s2.jpg

うちの近所で見る花も数は少ないし、背も高くなりません。セイタカアワダチソウの
名を返上しなくっちゃならないくらいです。まぁ、何でもほどほどが良いですよ。



草むらの一大勢力、大型雑草のオオブタクサとメマツヨイグサです。葉っぱはクズの葉。
いやぁ、どれも強力に茂るやつですわ。

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上の茶色いのがメマツヨイグサの実で…
下の粒々はオオブタクサのおばなの穂が枯れたのですね。

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2m以上にもなる大きな雑草オオブタクサ、花粉症の悩む人も居るというのに、数が
減る気配はないですね。



相変わらず元気いっぱいに茂って咲いて居るのは萩の花。

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秋深まって、花の色もまた一段と鮮やかになりました。

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マメ科ですが、あまり豆らしい実は付けません。



こちらの細長いのはコマツナギの豆のさやです。

191212_komatunagi1.jpg

インゲンだって、あまり知られていないけれど小豆のさやだって細長いもの、
これも豆らしい豆のさやのうち。

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葉っぱもマメ科らしい葉っぱです。



さて、これはどうかな?金色の毛に覆われたぺちゃんこのさや。

191212_kuzu1.jpg

先ほども葉っぱが登場したクズの豆です。

まだお花が残っていましたね。

191212_kuzu2.jpg

秋の七草の一員、クズ。

花から葉、つる、根っこまで、利用され尽くしてきた身近な存在でもあるんですよ。

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ちょっと色褪せ気味ですが、何とか撮れた今年のお花。良い香りもするんだけれど、
毛深いつるの傍若無人ぶりの方がどうしても目立っちゃいますよねぇ。
来年も頑張れ、道ばたに実るお豆たち。



こちらはインクベリーこと、ヨウシュヤマゴボウ。

191213_y_yamagobo.jpg

インク専門ですよ、お口にいれないように。それにしても綺麗だな。



こちらの実は、臭いから食べませんよね。

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金色に色づく途中のサオトメバナの実です。



あら、似て非なるものかと思っていたけど、写真にしちゃうと大きさが分からないから
似て見える?こちらはキリのつぼみです。

191213_kiri.jpg

以前にもご紹介したけれど、こんな所?って思う場所で芽を出しますよね、桐って。
キリのタネって猛烈に細かいんですけど、ゴミみたいにちっちゃくても芽を出す力が
入っているんだなぁ。ちっちゃいタネから見上げるような大きな木になるんだよなぁ。
なんかすごいなぁ。


キリの足下には白いママコノちゃんが毎年咲きます。標準和名があんまりだから
ママコノちゃんくらいで良いんじゃないかな。

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うちの近所では白花の咲く場所は白花のみ、ピンクの花が咲く場所はピンクのみです。
混ざらないんだねぇ。不思議です。

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ママコノシリヌグイもタデ科の花だから、お花はやっぱり花びらがなくて萼。
でも可憐なところは変わりません。



この記事最後はクサギの枝。

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白い花を咲かせていた頃は、薄い緑やピンク色くらいだった萼が、一度閉じて実の
熟成が終わった頃にはこんな風に色付きます。

タネ蒔き係の鳥さんたちにアピールする為には萼は赤く、実は青く、コントラストを
強めて、目立たねば。

191212_kusagi2.jpg

受粉には口吻の長い大型のアゲハや蛾の力を借りて、タネを蒔く頃には鳥さんたちに
猛烈アピールする、なかなかの戦略家、クサギの木。これはたくさん芽を出すわけだ。



この日のおさんぽはまだ始まったばかり。公園一周するまで続きますので、気長に
おつきあいください。


posted by はもよう at 23:03| Comment(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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