昨日は汗かいちゃうほど、日中は暖かく、日が落ちたとたん風が出て気温が下がり、
今日は雲多め、風強めの寒い朝から始まりました。日中、日差しが安定してちょっとは
暖かみも出ましたが、昨日とはうって変わって、っていうか、普通の12月らしいお天気
になりました。なんですか、日本列島の上空で暖かい空気と冷たい空気が、未だに、
押しくらまんじゅうしているらしいんですよ。いや、もう、12月だからそろそろ落ち着
いてくれないといろいろ差し障りがでちゃいますよねぇ。今日で12月の半分。今年も
あと半月ですか。なんだか、早いなぁ。早すぎません?お正月の準備なんてぜんぜん
ぴんとこないんだけど、どうしましょう(^^A)。
記事の方は10/14のおさんぽの続き。いつもの公園へ行く前にちょっと横へそれて、
アキノノゲシ探しをもうちょっと続けました。

例年なら9月には咲いてるはずのアキノノゲシ。10月中旬に探そうと言うのがちょっと
遅いのですが…なんとかみつけました。
道ばたの柵の手前で大きな図体を傾がせて立っているのがアキノノゲシ。

咲いて居る花、無いかな?終わっちゃった花ばっかりじゃないよね。探しながら歩き
ます。
これはヨモギ。

秋の花粉症を引き起こす草ですが…まだつぼみ。
それからフェンスに猛烈に絡みついているこの蔓草は…カナムグラ。5裂する葉っぱの
ざらざらして丈夫なつるの草です。

上の方で目立って居るのはおばなの花の穂。早いうちからたくさん咲いて目立ちます。
そしてこれがめばなの花の穂。ほんのり赤みが差して、ちょっと大きめで目立ちそうな
ものですが、これがなかなか見つからないんですよ。

おばなよりもだいぶ遅れたタイミングで咲き始めるし、葉の陰に隠れがちなんです。
こんなことでちゃんと受粉出来るのか?って思うけれど、まぁ、良く蔓延るから、
これで十分なんでしょう。
定点観察している空き地もちょいとのぞいてみます。

春のノイバラから、クズとススキが勢力争いを繰り広げてきた空き地ですが、また、
クズが優勢で終わったのかな?回りの木にも駆け上っていますね。さすが、グリーン
モンスター。すごい勢いです。
でも、ススキだって負けてないよね。

ちょっと手前でたくさん穂を出していました。来年もまた、頑張りましょう。
その先、フェンス沿いに歩いて行くと、なにやら目立つピンクのもの。

近づいてみると…
あ、タラノキの実です。山菜の女王タラの芽が採れるタラノキ。どこもかしこもトゲ
だらけのあの、タラノキです。

たくさん花が咲いて、実が出来たんですね。お花が付いていたあとは大量に残っている
けれど、実が付いているのはごく一部です。鳥さんに食べられたって言うよりは、
効率が悪いんだとおもいます。それでもあっちこっちに生えているんだから…これも
これで問題ないんでしょうね。
ここにもクサギの木があって、枝先に実がたくさん付いて居ました。

お天気のせいか、熟し切ったのか、足りないのか…
綺麗な藍色の実が、なかなか見つかりません。

自然界で、青い色の染料が採れるものって少ないのだそうですよ。この実は水色が
出るそうです。どんな感じに染まるのかなぁ。
視線を下に向けると、あ、ここにもコマツナギが咲いてる。

前の記事の株はほとんどお豆になっていましたが、ここはまだお花が咲いてます。

やっぱり、マメ科は良いなぁ。葉っぱと言い、花と言い。
おおっと、ここでクモさん発見。

いつも思うのですが、この隠れ帯って…役に立っているんでしょうか?
体、はみ出ていると思うのですが。

こちら、ナガコガネグモさん。多分メス。秋でも頑張るジョロウグモより先に姿を
消しちゃうことが多いけれど、今年は暖かかったから10月でも頑張っていたのかな?
さて、この辺からお目当てのアキノノゲシのお花が次々見つかるようになりました。

大きくなる草だから、人目に付くところや交通量の多いところでは邪魔にされて、
刈られちゃうことが多いんですよね。
うん、やっぱり一度咲いて、折れた茎から2度めの花が咲いて居る株が多いなぁ。

もっと早くに探しに来れば良かった。
下の方がぷっくり膨れているのは咲き終わってタネがだいぶ育った花後。次、開く時は
綿毛です。

つぼみは円筒形に近くて、終わったばかりの花は先がとがり気味。

そして、咲いているお花は柔らかい黄色。ああ、やっとアキノノゲシのお花に会えました。
遅れてごめんね。でも今年も会えて良かった。やっぱり、綺麗だね。
草むらの下の方で見つけたアケビの葉っぱ。

最近お花が見られる場所が、どんどん減っています。可愛いアケビのお花、咲かせられる
所まで大きくなってくださいね。
さてその先の草むらの奥に、去年はノコンギクの大群落があったんですよ。でも今年は
台風の倒木などで荒れちゃって、同じ様な群落は見当たりません。
でも一生懸命探したら、残党が細々残っていました。

もっと奥の方に、もう数株有ったんですが、うまく写せたのはこれだけでした。

花びらが長くて素敵な株です。また次の秋には、群落を復活出来ると良いな。
頑張ってね。
側のヤブにからんでいたこれは…

センニンソウの花後です。これから仙人のおひげを連想させた綿毛を開く予定です。
開いた頃、見に来なくちゃね。
あ、またアキノノゲシ見つけた。

これはだいぶ小振りでしたね。
こっちは通常サイズ。

ほらね、綺麗でしょ。会えたら嬉しい、大型の野草アキノノゲシ。ハルノノゲシは
結構、通年咲いて居るけれど、アキノノゲシは秋限定。また来年も会えますように。
さらに、アオツヅラフジのつる先に実が出来かけているのも見つけました。

これが青くなって、黒っぽくなるまで熟す頃。葉っぱは黄色く色付きます。
この記事最後はオニドコロの実。ヤマノイモ(自然薯)にはならないオニドコロ。

その実は細長めの丸を3つ貼り付けた形。これが乾いて、枯れ色のなったら上の方から
花が咲くように開いて翼の付いた平たいタネを飛ばします。
美味しい芋もムカゴも付かないけれど、個体数ではヤマノイモを圧倒するほど蔓延り
ます。来年も、放っておいても頑張ると思います。お手柔らかにね。
台風が通り過ぎた直後です、この日になってもまだ、草むらからしみ出した水が
歩道に薄く広がって流れていました。今までに見たこといないほど、たくさんの雨が
降ったんですよ。草むらが深かったから、一時的にとどめていてくれたけれど、
どこもかしこも舗装しちゃっていたら、川はばっかりに水が集まって、危険なことに
なって居たでしょうね。気候変動に対応するすべを考えておかないといけないので
しょうね。
次はそろそろいつもおさんぽしている公園の方へ向かいます。途中、道草に気を取ら
れたりしつつ、公園の木の花を見上げるあたりまでご紹介の予定です。
すごいでしたねぇ
これでもかぁといろんなことが目白押しで、
はもようさん、いつもありがとうございます。
アキノノゲシ、私も好きです。
お花もですが、この花にやってくるハチさんが、
これまたかわいいのです。
まぁそんなことはおいておいて^^
クサギの青い実からは水色が取れるのですか。
自然界に青い色ってなかなかないそうですし
そのものの色が出ることもないみたいだし、
水色が出るなんて貴重ですよね。
お正月の準備なんて、
最近お料理やお餅つき以外はしなくなりました。
どんどん簡素化されていきますねぇ
アキノノゲシ、素敵ですよね。
ハチさんですか。
そうそう、お花を眺めるようになって、お花に良く来る
ハチさんハナアブさんたちとはだいぶ顔なじみになりましたよね。
可愛いのかぁ。誰かなぁ('、'?)。
そうそう、これはずいぶん昔ですが、
このブログのコメント欄で教えて頂いたんですが、
綺麗な色に染まるらしいですよ。
「クサギ 染色」で検索して見てくださいね。
綺麗でしたし、手軽に出来るらしいですよ。
お正月の準備、うちもどんどん簡素化しています。
しかも、みんなサービス業で、お休みとは限らないんですもの。
それでも、うちは生協だからとりあえず注文だけはしておきました。
家族そろって食べられるかなぁ。